Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

両刀遣い?

本日配本の新刊『ニーチェをドイツ語で読む』です。

どうでしょう、この装丁? ちょっと語学書には見えないのではないでしょうか? もちろん、あえて、です。「ニーチェでドイツ語を学ぶ」という趣旨の本であれば、もっと語学書っぽい見た目にするのでしょうが、本書はそういう本ではありません。ニーチェ哲学のエッセンスを、その原文を味わいながら学ぼう、というものです。

なので、語学書コーナーだけでなく、人文書コーナーに置かれても恥ずかしくない装丁にしたわけです。

普通なら「本書の使い方」とか、「この一冊で○○ができる!」といった惹句が載っていそうな裏表紙もご覧のように、人文書の目次のような味わいです。

さあ、こういう装丁で狙った効果を上げることができるでしょうか? まずは、どのくらいの書店で「人文書にも置いてみよう」と思ってもらえるか、そこですね。

週末は中華三昧!

この土日はどちらも新宿でイベントでした。土曜日は既に書きましたが、映画「ブラインド・マッサージ」の上映と、その後の飯塚容さん、豊崎由美さんのトークイベントでした。そして昨日の日曜日、こんどは新宿駅の反対側、西口にあるブックファースト新宿店で、甘耀明さんと東山彰良さんのトークイベントでした。

  

甘耀明さんと言えば、日本では『神秘列車』が既に刊行され、先日には長篇の『鬼殺し(上)』『鬼殺し(下)』が刊行されたばかり、その『鬼殺し』のオビに推薦文を寄せてくださったのが東山彰良さんです。そんなお二人のトークですから、『鬼殺し』を読んだ方も、これから読まれる方も、そして東山さんのファンの方、特に台湾に関心をお持ちの方であれば、間違いなく楽しめるトークになったはずです。

というわけで、あたしも三冊、サインをいただきました。

そしてもちろん東山さんにも、『』と『ありきたりの痛み』にサインをしていただきました。

 

さらに打ち上げでは、訳者の白水紀子さんとも、いろいろ面白くて興味深い台湾の話をいたしました。実に愉しかったですし、早く『鬼殺し』を読み終わらないと、と思った次第です。

東山さんの話の中、台湾の作品にもマジックリアリズム的なものがあり『鬼殺し』もその一つではないかとの指摘、あたしは頭の中では昨年来日した閻連科さんの神実主義を思い出していました。閻連科さんは講演の中で注目している作家として台湾では甘耀明さんを挙げていました。閻連科さんの作品と甘耀明さんの作品、どちらも荒唐無稽な面がありつつも、鋭く社会をえぐっているところが共通するのではないか、そんなことを考えていました。