Rockfield's Diary
染井吉野ナンシーの官能ダイアリー
井の頭で

たぶん多摩版にしか載っていない記事ではないかと思われます……
吉村昭と津村節子の回顧展のような展覧会が行なわれるそうです、それも縁ある井の頭で。そう言えば、津村さんの『紅梅』にも吉祥寺などが舞台として出て来ましたよね。
そして、吉村昭と言えばご紹介したいのがこちら、『評伝 吉村昭』です。
展覧会を機に、両氏の作品を手にするのもよいでしょうが、二人に関する展覧会なら、むしろ自伝・評伝のようなものがよりふさわしいのではないかと思います。
ハッピーマンデーよりもハッピーウェンズデーの方がよいのでは?

そろそろ仕事が始まってくれないかな、と思っている正月の三日目です。
別に正月三が日から働きたいと思っているわけではありませんが、先月の28日午後3時で仕事が引けて以来、既に丸五日休んでいますので、もう十分です。残りの休暇は別の機会に取っておきたいところです。
今年の正月明けは月曜日から始まります。長い休暇の後、いきなり一週間がまるまるあるのは体力的なことよりも気分的に辛いです。やはり長い休み明けは水曜日か木曜日くらいから始まってほしいものです。小学生のころの夏休み前後にあった短縮授業のようなものです。
今日から仕事でも構わないというのはあたしだけかも知れませんが、ほとんど給料が上がらない、ボーナスも雀の涙の現状では、長い休みがあっても海外旅行や国内旅行などは夢のまた夢。家でじっとしているのが関の山です。そんな庶民には長い休暇など不要です。
東京駅新幹線ホームの混雑、高速道路の大渋滞、成田空港からの中継など、テレビでは国民大移動が盛んに報じられていますが、実際にはどこへも出かけない人の方が大多数ですよね。うちの近所だって、正月からスーパーやコンビニにはそれなりに人が来ています。やはりみんな、遊びに行きたくてもお金がないんだ、と感じます。それとも時期をずらして旅行に行くのでしょうか?
で、こういう長い休みになると思うのは、何年か前から始まったハッピーマンデーのことです。
三連休を作ることによって、旅行や外出する人が増え消費が伸びる、ということを期待して始まった制度ですが、所期の効果は上がっているのでしょうか? 大学などでは月曜日の授業時間が足りなくなり、世間では休みでも授業はやっている(つまり大学生にとっては休みではない!)という事態が生じています。これでは本末転倒ではないでしょうか?
個人的には、どうせならハッピーマンデーよりもハッピーウェンズデーの方がありがたいし、嬉しいです。給料が伸びない庶民にとって三連休があっても旅行に行く人は稀です。ほとんどいないと言ってもよいでしょう。
それよりも水曜日が休みになることによって、平日の勤労モチベーションが上がる効果の方が大きいと思います。月火働いたら休み、木金働いたら休みの方が気持ちの上でも非常に楽です。
なおかつ、水曜日が休みになることによって、人によっては月火、あるいは木金に有給休暇を使って連休にし、旅行などへ行くことも可能になり、どこの企業でもほとんど消化されていない有給の消化促進にも効果があると思います。
いかがでしょうかね?
次は中華? 東アジアをうろうろしてます

『フィフティ・ピープル
』読了。
ソウル郊外とおぼしきベッドタウンに立つ大きな総合病院。そこに働く人、患者としてやってくる人、病院の近所に住む人、そしてそういう人たちと何らかの関わりがある人、全部で五十人以上の人たちがうっすらと繋がっている短篇集です。
これだけの登場人物がいると、全員ががっつり関わり合うということはありえず、本当にうっすらとした関係です。でも、最後の最後、地域の一大危機に直面して、それぞれがお互いに出来る限りのことをして危機を脱しようとする奮闘する姿、出来過ぎのように感じられるのは恐らく著者の願望が混じっているからではないかと思います。
実際には、登場人物たちのエピソードには解決困難な問題が多数横たわっていて、それがこの後解決されるのか不明です。希望を持たせるようなエンディングが全員に用意されているわけでもありません。むしろ訳者あとがきにもありましたが、過ぎ去ってしまうと些細なこと、誰も覚えてすらいないこととして葬り去られてしまうのかも知れません。
それではいけない。おかしいことはおかしいと声を挙げないと。小さな力だけれど合わせればあの危機を乗り越えることが出来たではないか、そういう著者のメッセージが聞こえてきます。
さて、読み終わったので次はどうしましょう? 同じシリーズの2冊目、『娘について
』へ進みましょうか?
しかし、このところちょっと韓国ものが続いていたような気がするので、ホームグラウンドである中国へ戻りましょうか?
幸い、『中国奇想小説集』という興味深い新刊が刊行されたところですし。井波さんの中国ものを読むのも久しぶりな気がします。古典ですので、現代社会に惹きつけて読んだり考えたりせず、気楽に、それこそ「気晴らし」に読めそうです。
あるいは台湾もの『我的日本 台湾作家が旅した日本
』にしようかしら?
こちらは小説ではなくエッセイです。特に台湾の作家たちが日本を訪れた時の見聞記ですので、身近であると共に思わぬ発見があるかもしれません。
ひとまず、中国ものの2冊を読んでからまた韓国へ戻ることにしようと思います。しかし、その間に東アジアを雄飛して欧米や南米に飛び立つことがあるかもしれませんが、それはそれでまた面白いのではないでしょうか?
なんか似ている? 乃木坂のレコ大効果?

似ているなあ~、と。
最初の写真は、中国の習近平の年頭の国民向けメッセージの映像です。たぶん、執務室なんでしょうね。大きな机とバックの書棚。
こういう映像を見て何も感じない人もいるでしょうけど、権威主義的なものを感じる人もいるのではないでしょうか?
と思いながらニュースを見ていましたら、こんどは北朝鮮の金正恩です。
こちらは執務席ではなく、その前のソファーではありますが、大きな机とバックの書棚は習近平と同じです。一瞬「同じ場所で撮影したの?」と疑ってしまうようなシンクロです。 そして、金正恩がソファーで語りかけるのは国民に親しさを示そうという演出ではなく、習近平と同じで畏れ多いという彼なりの遠慮なのではないか……
しかし、次の瞬間「そうか、乃木坂ちゃんが「シンクロニシティ」でレコード大賞を取ったからか」などと連想してしまうところが乃木ヲタのあたしらしいところです。
存命であれば100歳!

1月1日が誕生日なんて、本当なのでしょうか?
と疑ってかかったら話が先に進みませんのでやめますが、お陰様で昨秋からの拡販、かなりの成果を挙げています。
そして年が明けた今月半ばからは、サリンジャーの評伝映画「ライ麦畑の反逆児」も公開になります。更に追い風が吹くことを期待しています。

