Rockfield's Diary
染井吉野ナンシーの官能ダイアリー
本が売れそうなニュースを強引に探す?

昨日はメイドの日だったそうです。ただ、どうも由緒正しい来歴がある記念日わけではなさそうです(汗)。ただ、NHKで「ダウントン・アビー」最終シーズン(シーズン6)の放送が始まりましたので、またメイドや貴族社会には注目が集まるはずです。
というわけで、あたしの勤務先の上掲3点、左から『おだまり、ローズ』『執事とメイドの裏表』『わたしはこうして執事になった』がお薦めです。書店の皆さま、再びフェアやミニ・コーナーを作ってみてはいかがでしょう?
そして、下は今朝の朝日新聞。ラグビーW杯の組み合わせ抽選会が行なわれたというニュース。日本はアイルランドやスコットランドと同じ組だそうです。
となれば、選手やスタッフの皆さんには『ニューエクスプレス アイルランド語』『ニューエクスプレス イギリス英語』がお薦めです。言葉がわかれば、試合中に相手の選手たちがどんなことを言っているかがわかります。そうなれば試合運びがかなり有利になると思います。
ちなみに後者は、「ダウントン・アビー」の世界を堪能するにもうってつけだと思います。
テーマカラーはレインボー

紀伊國屋書店新宿本店でやっている「LGBTを知る100冊」フェアです。
知らなかったのですが、5月にいろいろと催しがあったのですね。テーマカラーが虹色なのは赤は女性、青は男性をイメージさせるので、どちらでもない、いろんな色があってもよい、という含意があるのだとか。
LGBT、あたしはよく知りません。特にこれといって興味があるわけでもなければ、そういう趣味や性向でもありません。あたし自身は至ってノーマルな人間だと思っているので、正直に言ってしまえばLGBTについてはよく理解できないところもあれば、詳しく知ろうという興味があるわけでもありません。
ただ、社会でそれなりに話題になっているわけですから、もう少し正確に自分の考えを述べるならば、まだ共感できるところまでは行ってないけれど必要最低限の知識は備えておきたい、といったところです。そういうわけで少し前にちくま新書の『LGBTを読みとく』を読んでみたりしたのですが、やはりまだまだ半可通です。
さて、同フェア、お店の方に伺うと、昨年はものすごく話題になったそうですが、今年はそれに比べるとやや落ち着いている、とのことです。それってフェアが盛り上がっていないということかも知れませんが、逆に考えると、それだけ「LGBT」がフツーのことになったということではないでしょうか?
LGBTって何、なんか気持ち悪い、ヘンタイ、といった見方がつい少し前までは多くの日本人の主流だったのではないかと思います。だからこそ、LGBTといったものを標榜したフェアが好奇の目で見られ話題にもなったのと思うのです。落ち着いてきたということは、それだけLGBTが市民権を得た、いや少なくともLGBTという言葉が市民権を得つつある、ということなのではないでしょうか? あたしはそう思います。
このフェアは3階の人文書売り場でやっています。部外者が無責任なことを言うようですが、もし来年もやるのであれば、1階の表のワゴンでやってもよいのではないかな、そんな気もします。
ちなみに、このフェアにはあたしの勤務先からは海外小説『オレンジだけが果物じゃない』が並んでいます。著者のジャネット・ウィンターソン自身がレズビアンだから選ばれたのでしょう。
「文化大革命」は終わっていない、「陳光誠」はまだ中国にいる!

新訳が出た!

昨日の朝日新聞の広告です。
新潮社から『美味礼讃』の新訳が出るそうです。同書、もともとは、ご覧のように、あたしの勤務先から出ていたもので、現在は岩波文庫になっています。
岩波文庫版は、刊行時に訳文にも少し手を入れて出したようですが、一番目立つ違いは書名の「礼賛」が「礼讃」になっているところでしょうか?
今回の新潮社版も「礼讃」ですね。
ジョーズをいかにして超えるか?

「ビーチ・シャーク」を視聴(ちなみに原題は「サンド・シャーク」、字幕でも「砂ザメ」と呼ばれてます)。
いやー、B級どころではないですね。この手のサメ映画、CSを見ていると決まってまとめて放送されますが、海を飛び出て砂の中、台風の中、いろんなところに出没します。しまいにはゾンビにまでなったりして、もうこれ以上は思いつかないほど、亜流が作られています。
そして、こういったサメ映画は、浜辺で一騒ぎして儲けようとする市長と町の顔役に対して、サメの被害を防ぎたい正義の味方の警察署長や保安官という対立の図式、被害が出てもあくまでイベントを開きたい市長たちがサメに襲われ食われ、海洋学者が役に立つのか立たないのか、よくわからない中途半端な知識で保安官たちとサメに立ち向かう、というストーリーがほぼお約束ですね。この作品もそうでした。
あえて新機軸を見出すとしたら、主人公(?)である保安官の妹が意外とあっさりサメにやられてしまうところでしょうか? まあサメがCGなので、サメの姿をはっきり見せすぎてしまうとB級さがもろに出てしまうので、どれもパクッと食いつかれて終わりというパターンが多かったです。そして、あれだけのサメなのに、あんなちゃちな仕掛けで退治できるとは、もう少しリアルさを追求して欲しいと考える方がいけないのでしょうか? お約束どおり、サメはすべて退治できてなくて、悪夢はまだまだ続くといったエンディングでした。
さて、このダイアリーではまだ書いていなかったでしょうか? 少し前に、やはり録画しておいた「ロスト・バケーション」も視聴しました。本作は「ジョーズ」以来のサメ映画の傑作という触れ込みでしたが……
確かに、上掲の「ビーチ・シャーク」などB級サメ映画とは一線も二線も画する作品であることは間違いないです。サメとの闘い、そのスリリングなところは見事ですし、B級映画にありがちな荒唐無稽さは感じられません。「ジョーズ」以来という評判も確かにわかります。
ただ、個人的に疑問なのは、サメは確かに血の臭いに寄ってくると言われますが、あんな狭い範囲だけを回遊しているものでしょうか? そもそもサメが人を襲う映画全般に言えることですが、サメから見て人はわざわざ襲って食べるほどうまい動物だとは思えません。確かに浜辺にいるたくさんの人間を一度に数十人でも食べれば腹も満たされるでしょうが、人間一人ではとても襲っても割が合わないと思うのですが……
結局、どうあがいても「ジョーズ」は超えられないのでしょうか?



