Rockfield's Diary
染井吉野ナンシーの官能ダイアリー
各種メディアを席巻?

見比べてみると面白い!

本屋の店頭で似たような本が並んでいました。
紫紅社の『日本の女性風俗史』と光村推古書院の『日本服飾史(女性編)』です。
前者にはご覧のように内容紹介動画まで用意されていますが、これでおわかりになるかと思いますが、歴史上の様々な衣裳を着た女性の写真が、まさに色鮮やか、絢爛豪華に登場する一冊です。
それに対して後者ですが、内容としては前者と同じような本です。そしてウェブサイトには数ページ分の見本が載っています。その見本ページをご覧いただければわかるように、こちらの本では歴代の衣裳がイラストで紹介されています。
さあ、ここで両者を見比べてみるとなかなか面白いです。生身の人間が衣裳を着ている前者はリアルではあるものの、ちょっと印象が強すぎて、衣裳の記憶が残りません。後者の方があたしの好みではあったのですが、如何でしょう?
相乗効果を期待してもいいのでしょうか?

店頭でこんな本を見かけました。
原書房の『航空から見た戦後昭和史』です。「昭和戦後史」ならわかるのですが、「戦後昭和史」というタイトルにちょっと引っかかるものを感じつつ、でもこの本、『日本航空一期生』と一緒に並べたらよさそうだと思いませんか?
前者の版元ウェブサイトには
サンフランシスコ講和条約、東京五輪、ビートルズ来日、沖縄本土復帰、中国との国交正常化など激動の戦後史を、航空を通じて見た異色ノンフィクション。そこには20世紀を彩るVIPたちをはじめ、多彩な人々が織りなす熱いドラマがあった!!
という内容紹介があります。一方、後者の内容紹介は
敗戦から6年、日本の空を取り戻すべく、ナショナルフラッグを誕生させた人々の苦難と喜びを、客室乗務員をはじめ、数少ない生存者の証言を中心に生き生きと描く、渾身のドキュメント。
とあります。うん、これはやはり併売ですよね?
続いては、文庫なのですが、まもなく映画も公開される『美女と野獣』です。文庫とは併売しにくいかも知れませんが、『美女と野獣[オリジナル版]』も忘れて欲しくないものです。
前者の訳者あとがきには後者への言及もあり、ボーモン夫人版とヴィルヌーヴ夫人版が日本語訳で揃ったと書かれています。これは併売ではなく、併読すべきではないでしょうか?
イマドキ本屋事情@朝日新聞

ガイブン推し@京都

関西ツアーで訪れる書店の一つに、京都のブックファーストがあります。四条河原町北東角にあるビルに入っている店舗で、お稽古前の、普段の舞子さんが本を買いに訪れているのをしばしば見かける、そんなお店です。
このお店の文芸の棚、特に海外文学のコーナーはかなり独特で、担当の方の目線による「推し」がポップ付きで並んでいるので、毎回訪問するのが楽しみなお店の一つです。今回も、あたしの勤務先の刊行物を推していただいていたので、いくつかご紹介します。
まずは刊行間もないUブックスの『天使の恥部』です。復刊されたのを言祝いでくれています。
お次は、本の横に貼っていなかったのですが『ケイレブ・ウィリアムズ』です。こちらもUブックスです。
そして『人喰い鬼のお愉しみ』と『ムッシュ・マロセーヌ』のダニエル・ペナックも、特に新刊ではありませんが推していただいていました。
そんな同店も「はじめての海外文学」フェアを開催中でした。オビが見事ですね。
すべてを紹介するわけにはいきませんので、とりあえず最新刊も好調なボラーニョの『はるかな星』をご覧ください!






