こういう子、カワイイわね!

今日の朝日新聞の天声人語にコミック「ひよっこ料理人」のことが載っていました。

あたし、この作品、好きなんです。最初から熱心に読んでいたわけではなく、時々拾い読み程度に読んでいたのですが、好きなコミックでした。それが少し前に連載終了してしまって、ちょっと残念でした。久しぶりに読んだとき、主人公の妃代子(ひよこ)が中年にさしかかっていて、あれよあれよという間におばあちゃんになってエンディングでした。

実は、妃代子がこども料理教室を開き始めたばかりでハム太と結婚する前のころの雰囲気が好きだったんです。別に料理がうまいから胃袋を捕まれた、というわけではなく、こういう感じの女の子、なんかカワイイなあ、と思ってコミックも読んでいたんです。ちなみに、知り合いの書店員さんで、この妃代子に似た感じの子がいて、あたしはとても気に入ってたんですが……(汗)

コミックというのは時々眺めると、自分がこどものころに見ていたマンガとはずいぶんと感じが違いますね。あたしがこどものころは「コミック」という言葉はほとんど使われていなくて、もっぱら「マンガ」でしたから。何が違うって、コマ割りというのでしょうか。あとはセリフやト書きの配置の仕方などもずいぶん違うなあと感じます。

もちろん昔ながらのスタイルの方も多いですが、「こういうコミックが今どきなのか」と思わせる作品も多いものです。コミックってストーリーの前に絵のタッチで読むか読まないかを決めるところがあるので、コマ割りなどでついていけないと思うともうダメですね。