今日は山の日なので

盆休みになりまして、なおかつ土曜日という普段から休みの日でもあるので非常に自覚しにくいのですが、今日は祝日、山の日なんですよね。

というわけで……

  

  

  

 

あたしの勤務先が誇る《日本登山大系》普及版・全10巻、それからエッセイの『ヒト、山に登る』をご紹介しなければなりませんね、今日という日には。

是非どうぞ。

これは全くの都市伝説? 現在真偽を調査中(笑)

大阪・十三の本屋で『十三の物語』が爆発的に売れているという噂。

いや、何も言うまい。売れるに任せましょう。(ところで、何という本屋さん?)

東京の地下鉄・南北線の車内に『評伝 鶴屋南北』の中吊り広告があるという噂。

ラッピング電車が走っているという噂よりは現実味があるけれど、四ツ谷駅の構内に広告があるという方がよりリアルではないかしら?

後ろ向きと前向き?

この二冊、なんとなく装丁の雰囲気が似ていませんか?

 

岩波書店の『中国が愛を知ったころ』とあたしの勤務先の近刊『ここにいる』です。前者はアジア太平洋戦争下の中国大陸に生きた張愛玲の作品。後者は大安の若手作家王聡威の作品です。

同じ中華圏の作品だから似てしまった、ということはないと思いますが、あたしの印象では一人の女性を前から眺めたものと後ろから眺めたもの、という感じなんです。

ただ、上の画像ですと『ここにいる』の方は帯が掛かっていてちょっとわかりにくいですよね?

外すとこんな(↑)感じになります。スマホをいじっているようです。『中国が愛を知ったころ』は裁縫か何かをしているところのようですから、著者と作品の時代性というがよく表わされているのではないでしょうか?

あの本とこの本を……

ふと店頭で目についた他社の本。その隣に、あたしの勤務先のこんな本が並んでいればと感じたものを少々。

 

まずは、5月に講談社から発売された『ジークムント・フロイト伝 同時代のフロイト、現代のフロイト』と『父フロイトとその時代』です。

 

続いては、4月に原書房から刊行された『パリ地名大事典』と『パリ歴史事典』です。ただし『パリ歴史事典』が現在品切れなので申し訳ないです。

 

最後は、7月に人文書院から刊行された『暴力とエロスの現代史 戦争の記憶をめぐるエッセイ』と『廃墟の零年1945』です。これはテーマもそうですが、原著者が同じイアン・ブルマという共通項があります。

おまけにもう一つ。

新水社から5月に刊行された『ヨーロッパはプラハで死んだ ヒトラー、スターリン支配下の文学風景』です。そろそろ委託期間も終了になるかと思いますが、あたしの勤務先から9月に『プラハ、二〇世紀の首都 あるシュルレアリスム的な歴史』という新刊が出ますので、それまで並んでいると相乗効果も期待できるかな、と思っています。

ガラッと変わって?

イタリア語参考書のロングセラー『イタリア語のABC』が改訂されます。

これまでは写真の左側でしたが、こんどは右側になります。

一番最初の版が出たのが前世紀のことですから、本当に息の長い、ロングセラーであり、ベストセラー商品です。

こういう本なのです!

こんな本が出ます。

評伝 鶴屋南北』という本です。

この時代、こんな豪勢な本を出すとは、わが勤務先ながらスゴいことだと思います。

気になるお値段は、本体価格25,000円です。

よーく見てください。丸の数を数え間違ってはいけませんよ。消費税だけでも2000円になってしまうのですね。

なので、大切に扱うため、左の写真のように輸送用ケースに入っています。

と言われても、この写真ではわかりにくいでしょうか?

では、上の写真をご覧ください。これならわかっていただけるでしょうか? 一番左が輸送用ケースで。真ん中が中箱に入った本体、一番右が外箱になります。

中箱から出したらこんな感じです。さらに函に入っています。

全2巻で、函の右側と左側から本体が収納されるようになっています。

というわけで、恐らく書店の店頭で見かける機会は少ないと思いますので、どんな本かご覧いただいた次第です。

ハイドリヒ@WOWOW

WOWOWで映画「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」が放送されます。

既に劇場公開は終わって、Blu-rayDVDが発売になっていますので、それほど待ち遠しいものでもないかも知れませんが……(汗)

  

本作が公開された当時よく売れたのが『ヒトラーの絞首人ハイドリヒ』です。否、映画以外にもゲームのキャラとしてもハイドリヒは有名だったらしく、予想以上の売れ行きでした。

WOWOWを視聴している方がどれくらいいるのかわかりませんが、この本が再び売れるでしょうか?

犬にまつわる3組

新潮社のクレスト・ブックスと白水社のエクス・リブリスは、どちらも海外文学のシリーズで、造本も似ているので書店ではコラボフェアをしていただくことも多いです。

 

そんな両シリーズの装丁で似ているなあと感じたのがこの両書。『ガルヴェイアスの犬』と『神は死んだ』です。こうして並べてしまうと「全然違うじゃん」と言われそうですが、別々に見たらなんとなく既視感を覚えるのはあたしだけでしょうか?

 

続いてはノンフィクション、『ゴビ 僕と125キロを走った、奇跡の犬』と『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』の両書。前者は

2016 年初夏。7日間かけて250kmを走るゴビ砂漠マラソンに挑戦するためスコットランドからやってきたディオンは、レース2 日目、スタート地点に紛れこんだ小さな迷い犬が自分をじっと見上げているのに気づいた。犬はなぜか彼のそばを離れず、レースが始まると一緒に走り出す。この出会いが、ディオンの人生を大きく変えていくことに──。各国でベストセラー! 人間と犬との、奇跡の実話。

という感動物語、後者は

タリバン政権崩壊直後の冬のアフガン。戦乱の生々しい爪あとと、かつてあった文明の痕跡をたどり、いまだ混迷から抜け出せずにいる国の現状を描く。NYタイムズ・ベストセラー!

というスリリングなもの。あまりにも対照的ですが、苛酷な環境を犬と一緒に踏破したという点では思わぬ共通点があるようです。

 

最後は『オオカミと野生のイヌ』と『オオカミ その行動・生態・神話』両書です。やはり「オオカミ」というとこんな構図が好まれるのでしょうか?

姓はロベス、名はピエール?

新刊『ピエールくんは黒がすき!』を検索したら『ロベスピエール』もヒットしたので一緒に並べてみました。

ロベスピエールはロベスピエールであって、ロベス・ピエールではありません。ちなみに「マクシミリアン・ロベスピエール」というそうです。

しかし、ピエールというのはフランス人の名前として日本人にも比較的馴染みやすいので、どうしても「ロベス・ピエール」という風に頭が働いてしまいます。たぶんフランス人には全く理解できない発想でしょうが……

でも、あたしの勤務先には『ピエールとユゴー』というフランス語のテキストがありまして、こちらは間違いなくピエールくん、いや、ピエールさんが主人公です。

第五弾はルパンです

お陰様で、フランス語学習者に人気の「対訳 フランス語で読む」シリーズも第五弾です。

今回は『対訳 フランス語で読む「ルパンの告白」』です。

これまで『赤と黒』『ゴリオ爺さん』『レ・ミゼラブル』『恐るべき子どもたち』と出してきましたが、どれも好評を持って迎えられています。

また語学書として刊行したものではありますが、書店によっては海外文学のコーナーに置いていただいているところも散見されます。それもまた面白い試みではないでしょうか?