定評ある学参が装いを新たに再登場して競演!

新刊『中国語の入門[最新版]』が好調です。

 

もともとは判型もやや小振りな四六判、別売りのカセットテープという形で刊行されたのが、あたしが学生の頃でした。中国語を学び始めて一年くらい、文法のイロハもわからないときに本書に出会って、その簡にして要を得た説明に感動し、何度もページをめくったものです。まさか、その出版社に就職することになろうとは……

その後、同書は別売りカセットを付属CDにした新装版となりしばらく現役でしたが、さすがに内容も古びてきていたので、ひと思いに全面的に手を入れた改訂版の刊行となったわけです。判型もA5判に大きくしました。これで息を吹き返したのか、今のところ好調な売れ行きで推移しています。やはり名著は手を入れながら生き続けるものなのですね。

と思っていたら、同じく売れに売れた名著である『Whyにこたえるはじめての中国語の文法書[新訂版]』が発売になりました。これも刊行以来20年、ようやくの改訂版ですね。

こうして評価の高かった参考書が改訂されてまた売れるっていいですね。

まもなく公開?

昨日はこんなものを作っておりました。

はい、Nancy Calendar 2017です。かれこれ作り始めて数年(爆)。今年もめでたく完成、制作完了です。

表紙をお見せしたいところですが、画像は、入手できた方のみの、届いてからのお愉しみということで……(笑)

何に一番時間がかかるって、やはり印刷ですね。各月一枚、それに表紙があるので一組が13枚です。それを今年は30組作りました。用紙だけで約400枚ですから、ほぼ一日がかりの仕事です。

まあ、それでも、こんなものを喜んでくださる方がいらっしゃるわけで、有難いことです。

近々発送します。

「寝るまえ5分の外国語」、もはや語学書の枠を超えて、新宿の紀伊國屋書店の一階に!

一般紙で書評なんかが載ったりしたこともあって、当初から語学書だけではなく、文芸書とか話題書でも置いていただける、いや、むしろそっちの方が売れるのでは、という声もあった『寝るまえ5分の外国語』、とうとう新宿の紀伊國屋書店の一階にも並んでしまったようです!

上に引用したのは紀伊國屋書店新宿本店のTwitter。はっきりと1階と書いてあります。ご存じのように、同店の語学書売り場は8階。これまでも8階でガンガン売れていたのですが、ついに1階進出です。

弱気な言い方かもしれませんが、1階に置かれる語学書なんて、大手実用書系出版社の英語、それも万単位で売れているものくらいだけだろうと思っていたのですが、快挙です!

8階ではなく1階なら、お店に立ち寄って5分でお会計できますね(笑)。

再び、手書きポップ効果

以前、紀伊國屋書店新宿本店の語学書売り場で担当の方が手書きのポップで盛り上げてくれているということを書きました(当時のダイアリー)。その後、いろいろと新刊が刊行されていますので、ポップも変遷を経ております。

いくつか、あたしの勤務先の商品を取り上げてくださっていたので、またご紹介いたします。

 

まずはドイツ語、『中級ドイツ語会話ハンドブック』です。

ご覧のようによく売れていて在庫が減り、かなり奥まってしまっています(笑)。

 

次にイタリア語の辞典。『プリーモ伊和辞典』です。「No.1」と謳われております!

ただ同書は現在品切れで、増刷は12月中旬出来予定です。しかし、同店はこのようにまだ在庫しています。早く入手したい方は新宿へ!

 

最後はスペイン語。『現代スペイン語辞典』です。なんと『クラウン西和辞典』との比較広告ならぬ、比較ポップです。こういうのは読者の立場に立った心遣いですね。

ビジュアル版ですよ!

紀伊國屋書店のTwitterにこんな記事がありました。

勉誠出版の『世界神話伝説大事典』が売れているようです。とはいえ、この本、本体価格25000円もする本ですよ! すごいですね。

となると、今月末刊行予定『カラー版 神のかたち図鑑』も期待できるのではないでしょうか? もちろん前著『神の文化史事典』もお忘れなく!

これとあれを一緒に!

こんな本が並んでいるのを見かけました。

横尾忠則さんの『死なないつもり』です。ポプラ新書ですから書店では文庫・新書コーナーに置かれていることでしょう。内容的にも、横尾忠則だからと言って美術コーナーという感じでもなさそうですし……

で、横尾忠則さんで読み物なら、あたしの勤務先にもこんな本があります。

四人四色』です。横尾忠則さんのみならず、斯界の大御所、横尾忠則・宇野亜喜良・和田誠・灘本唯人共著の一冊です。ちなみにウェブサイトに載っている横尾さんによる内容紹介は以下のとおり。

60年代から70年代にかけて、同じ時代の空気を吸い、時代をリードした四人。現在も第一線で活躍するそれぞれの創作の原点を浮き彫りにし、イラストレーションへの思いを語る一冊。 神戸時代の先輩灘本唯人さん、田中一光さんの家で紹介された同年の和田誠君、職場の同僚の先輩宇野亜喜良さん。ぼくを含むこの四人はグラフィックデザイナーであると同時にイラストレーターでもあり、しかも四人とも銀座界隈に職場がありました。

どうぞ併売、よろしくお願いします。

ヒトラーと……

よくも悪くもヒトラーは日本で人気です。

ここで言う「人気」とは、関連書籍がそれなりに売れるという意味であり、日本でヒトラー支持者が広がっているとか、大衆的な支持を得ているという意味ではありません。もっとも、昨今安倍政権への支持率の高さを見ていると、意外と日本でもヒトラー支持者が増えているのかもしれません。ヒトラーが登場したワイマール末期のドイツ人の熱狂や高支持率と、民主党政権がすっ転んだ後の安倍政権の登場が二重写しに見えるのは、あたしだけではないと思うのですが……

閑話休題。

こんな本が書評で取り上げられていましたね。

 

ヒトラーと物理学者たち』です。大戦中にアメリカへ逃れたユダヤ人科学者、特にアインシュタインなどが真っ先に思い出されますが、他にもナチを逃れた人、逆にナチに協力した人、ユダヤ人に限らず、いろいろ存在したのでしょう。

となると、あたしの勤務先から出ている『ヒトラーと哲学者』などを一緒に並べてみては如何でしょう。理系と文系揃い踏みです。

もちろん、店頭でフェアをやるならヒトラー自身の伝記なども並べた方がよいでしょうが、それこそヒトラー関連書籍は掃いて捨てるほどあるので、とても絞りきれないかとは思います。それでも、どれか一つというのであれば、手前味噌ですが、カーショーの大著にして、ヒトラー評伝の決定版『ヒトラー(上)』『ヒトラー(下)』をお薦めします。

かなり高額ですが、きちんと売れるはずです。無理強いはしませんので、せめて『物理学者たち』の隣に『哲学者』だけは、よろしくお願いします。

併売推奨かつ併売希望を三つほど

店頭でこんな本を見つけました。本の雑誌社の『渋谷の農家』です。

 

脱サラして農業を始めた40代のお話。渋谷のビルの屋上に畑を作ることになったようですが、それってつまり都市で農業をやることですよね? ってことは『シティ・ファーマー』ではないでしょうか? 『シティ・ファーマー』は翻訳書であり、海外の事例は紹介されていますが、著者自身は日本については何も触れていません。ですから、この両書を併せ読むと、国内外の都市農業について多面的な知見が得られるようになるはずです。ぜひぜひ、並べて置いてもらいたいものです。

続いてはテニスの話題。

まずはTwitterにアップされていたジュンク堂書店池袋本店の記事。『ロジャー・フェデラー』という本が近々出るそうです。そのものズバリ、テニス界のスター選手、フェデラーを多角的に捉えたものです。ただの評伝とは一味違ったものになるみたいです。

 

となると、あたしの勤務先からも『ラブ・ゲーム テニスの歴史』なんて本が出るのが思い出されます。こちらは《テニスの文化史》とでも呼ぶべき一書。歴代のプレーヤーも出てきますが、テニスを巡る社会にも目配りの聞いた、いわばテニスの社会史です。こちらも両書揃って並べていただけると幸甚です。

 

そして最後は『ラテンアメリカ文学入門』、中公新書です。

ボラーニョも取り上げられています。でも、新書ですから同じ新書仲間の『ラテンアメリカ十大小説』と併売されるのでしょうね。

でも、この両書を新書コーナーではなく、あえて海外文学のコーナーへ持ってくるというのはアリだと思いますし、読者目線に立てば、その方が気が利いていると言えるのではないでしょうか? もちろん、両書で紹介されているラテン作品を一緒に並べて、ですが。

まずはザッと振り返ります

今年も人文会の研修旅行が行なわれました。水曜日から昨日までの二泊三日。北陸三県を回ってきました。ザッと下の図のような感じです。

富山から高岡、金沢、福井という北陸の旅ならよくあるパターンの行程でした。

上の写真は富山駅前にある清明堂マリエ店の店先。一番のメインのコーナーになりますが、その一番下に『鉱山のビッグバンド』が並んでいます。やはりご当地もの。ありがたいことです。

上の写真は同じく富山の紀伊國屋書店。世界史コーナーの平台です。上下本が多いからでしょうか、あたしの勤務先の刊行物の占有率がかなり高めです(汗)。結果を残せているのであればよいのですが……

最後が、こちらも富山。富山大学生協です。ちょうど河出書房新社の創業130周年フェアを開催中でした。ふだんあまり置いてないものばかりなので、ちょこちょこ売れていっているとのことです。

と、写真は富山ばかりですが、金沢では香林坊へ移ったうつのみや、福井では昨年に引き続きのSuperKaBoS新二の宮店など、駆け足で回るとなかなか寄れないお店にも顔を出すことができました。昨年に続いてなので、顔を覚えている書店員さんも多く、なんとなくホームのような感じで巡ることができました。

最後に上の動画は金沢ビーンズ明文堂書店のガイブンの棚。ご覧のように、かなりの蔵書量を誇っています。個人的には、原著者名の五十音順に並んでいるのを、国別に並べてもらえたらなあ、と感じますが、日本作家は五十音順並びが普通なので、国内も海外もあまり考えない読者にはこれがスタンダードなのでしょうか?

いよいよカレンダー制作に入りますかね?

毎年、趣味で(?)作っている「ナンシー・カレンダー」。

今年はまだ何の準備もしておりません。

そもそも、どれくらい欲しがる人がいるのか疑問なのですが、それでも毎回、30数個は作っているので、それなりの人気商品と言えるかもしれません。

いや、売り物ではないので、商品ではないですね。頒布品? 景品?

いえいえ、日頃のご愛顧に対する感謝の印です。

今月中には作らないと、出張に間に合いませんね! 毎年、出張先でも配っているので。