創業百周年記念復刊の8点、本日、最初の出荷となります。店頭到着までしばしお待ちを!
カテゴリーアーカイブ: 販促活動
日々の営業活動に関するあれこれ
メメントモリ、大集合!
Uブックスの新刊『死を忘れるな』と一緒に並べたら、ちょっとしたフェアになるのかなあ、と思って……(汗)
いやー、こうしてみると、「メメント・モリ」って結構たくさんあるものですね。しかし、やはり『死を忘れるな』と並べるべきなのはUブックスの次回作『ミス・ブロウディの青春』、それと同じで訳者違いの『ブロディ先生の青春
』ですよね? あとは『寝ても覚めても夢
』など邦訳もいくつかありますし……
しかし、個人的にはやはり最初に挙げたような雑多な「メメント・モリ」のフェアに捨てがたい魅力を感じてしまいます。ちなみに、『死を忘れるな』の本文中では「Remember you must die.」というセリフが使われています。
たまには反則、いや販促
間もなく『父を見送る』が刊行になります。これは売れに売れた『台湾海峡一九四九
』の姉妹編となるものです。今回は著者・龍応台さんの家族の物語です。しみじみとした味わいのあるエッセイに仕上がっております。店頭に並ぶまで、今しばしお待ちを!
それにしても、最近のあたしの勤務先は台湾づいています。台湾関連書籍が続けざまに出ている感じです。いえ、感じではなく、実際に出ています。<エクス・リブリス>の『歩道橋の魔術師』に『神秘列車
』、そして本書ですから。世間的にも、台湾の旅行ガイドとか紀行エッセイなどの刊行・重版が目立つようです。
一般に大陸中国が反日なのに対し、台湾は親日と思われているので、なおかつ韓国もこの数年は反日ですから、近場で安く行ける外国となると必然的に台湾が選ばれているという事情もあるかと思います。さらには台湾に日本人が感じる懐かしさとか、鉄道好きにとっての台湾鉄道の魅力とか、理由はさまざまあり、それらが重なり合っての台湾人気なのではないでしょうか?
是非、『ニューエクスプレス 台湾語』を手に、訪台してみてください!
さて、海外へ行くなら語学が肝心です。ちょっとでもしゃべれると現地の人との交流も弾むというものです。「こんにちは」「ありがとう」「これ、いくら?」だけでなく、もう少ししゃべれるようになりたいとなるときちんとした語学学習が欠かせません。教材選びは大事なステップです。そんな学習者に、<語学書ガイド>を作り始めました。
左上は諸外国語全般のガイド、右上は入門時に役に立つ学習書ガイド、中上はフランス語のガイド、左下は中国語のガイド、右下はイタリア語のガイドになります。主要な書店店頭でお配りしていますので、探してみてください!
マリンリゾート気分?
昼前に勤務先を出て、小田原から茅ヶ崎まで営業に行って来ました。今日は午後から雨になると聞いていたのですが、ほぼ雨には降られず、夕方、さあ帰宅だ、という頃合いになってポツリポツリと、「あれ、雨かしら?」という程度の降りでしのげました。いや逆に、小田原などは真夏の太陽が降り注ぐ青天、という感じでした。
さて湘南地区です。あたしは営業回りでは来たことがないので、すべてが新鮮でした。小田原も、小さいころに家族で箱根へ行ったときに小田原城へ寄ったことがあるという、自分人の体験ではなく、親から聞かされた記憶があるだけで、物心ついてから訪れたことは一度もない土地です。年に何度も新幹線で通過はしますが、小田原駅に降り立ったのは、事実上初めてと言ってよいと思います。
その小田原。やはり東海道の宿場町、にぎやかですね。箱根を後ろに控えて海の幸にもあふれ、地方と呼ぶべきか、東京のベッドタウンと呼ぶべきか、難しいところです。昨今の小中学生は既に夏休みが終わっている子供も多いと聞きますが、やはり今日から夏休み最後の週末と言うことでしょうか、それなりに賑わっている感じがしました。
バスに乗っていたら「唐人街」なんて歴史を感じさせるバス停を通りました。こんなところも城下町の名残でしょうか? あるいは、だるま料理店なんていう趣のある建築の料理屋の前を通ったり、こういうところが歴史ある城下町の醍醐味でしょうか?
さて、小田原を後にして平塚、茅ヶ崎。このあたりも、まるっきりの処女地。来るのも、駅で下りるのも初めての地です。走っている電車から南に目をやれば太平洋が見えるので、どうしてもリゾート気分になってしまいますが、駅前は都内にもありがちな、それなりに賑やかなJRの駅前です。夕方なので学生もいれば会社帰りのサラリーマンやOLもいて、リゾート気分は消し飛んでしまいます。確かに、このあたりから都内へ通勤している人も多いわけで、このあたりに住んでいる人に言わせれば、リゾート地でも観光地でもなんでもないですよね。
で、あたしは駅周辺にしか滞在していないので、それぞれの街の違いや空気などを感じることはできませんでしたが、これはJRもいないのではないでしょうか? このあたりはラスカという名の駅ビルが多いですが、そのためにどれも画一的で無個性な感じを受けてしまいます。都内のJRの駅がルミネやアトレばかりになって没個性かが進んでいるのと同じですね。あたしの利用する武蔵小金井も、武蔵境、東小金井と一斉に高架になり駅ビル(駅ナカ? 駅ソト?)ができ、そのどれもが同じような感じで、駅を降り間違えそうになるくらいです。
と愚痴っても仕方ないですが、そんな感じの初・湘南でした!
演技指導書のこんな売れ方!
近々、こんな本が出ます。
『イヴァナ・チャバックの演技術』といいます。
イヴァナ・チャバックって誰? というのが多くの日本人の感想だと思いますが、あたしもそれとほとんど変わりません。で、聞くところによると、この方、ハリウッドではチョー有名な演技指導者なんだそうです。
そのチャバックさんが初来日し、ワークショップを開催するそうです。上掲の新刊も、その来日のタイミングに合わせての刊行となります。
さて、この本、「俳優力で勝つための12段階式メソッド」というサブタイトルもあるように、メインの読者は俳優さんだと思います。役者と言ってもよいでしょう。既に一線で活躍しているバリバリの現役の方から、これから飛躍する卵の方まで、あるいは自分が演じるのではなく演出をする方にも有用な本だと思います。
でも、このジャンルの本、それだけではあまりにも市場が狭すぎます。もちろん、日本中で役者を名乗る方全員が一冊買ってくださるのであればかなりの冊数になりますが、そんなことはないでしょう。それなのに、実は出版社の予想を裏切って、こういう本、思った以上に売れるのです。
あたしの勤務先の刊行物ですと『発声と身体のレッスン 増補新版』と『演技と演出のレッスン
』がそれです。どちらも大ロングセラーです。
では、どういう人が買うのか? 正確なところは言えませんが、創造的な仕事に就いている人、たとえばミュージシャンとか、そういった方も買ってくださっているようです。つまりは、自分の肉体を使った表現者ということです。
しかし、されだけではまだまだ足りません。市場調査していきますと、つまりは書店の方から聞いたりした結果なのですが、就職活動中の学生も買っている、営業職のビジネスマンが買っている、そんな声が聞こえてきます。
そうです。自分の声と体を使って表現するのは何も役者や歌手だけとは限りません。自分の将来がかかった就職活動、その大切な面接で自分をいかにアピールするか、そんな学生にとってこういう本がバイブルになっているようなのです。そして、外へ出て厳しいビジネスの現場をくぐり抜けている営業マンも、やはり発声や表情、姿勢はとても大事な要素です。とても疎かにはできません。そういう人たちにとって、プロの指導者がプロへ教えるこの手の本はまさにうってつけというわけなのです。
そう言えば、既に品切れですが、以前『クリエイティブな習慣』という本が出ていまして、やはりこれもそういう感じで売れました。となると、この手の本は、書店の芸術コーナーではなく、ビジネスや自己啓発のコーナーに置いた方がよいのかも知れませんね。
こういう「戦後思想」にも注目
朝日新聞の夕刊にこんな記事が載っていました。
左側、台湾の記事も気になりますが、今回注目しているのは右側、戦後思想を巡るシンポジウムの話題です。
記事中には、『中村屋のボース』や『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義
』でお世話になっている中島岳志さんのお名前も見ていますが、シンポジウムそのものは、日本の戦後思想についての討論会だったようで、テーマとしては「憲法・平和・民主主義」「戦争と知識人」といったところが設定されていたみたいです。いま、とてもホットな話題ですね。
ところで、あたしがこの記事を読んで思い出したのは、少し角度は違うのですが、あたしの勤務先から出ているこんな本です。
はい、細見和之さんの『「戦後」の思想』です。
細見さんと言えば、最近では中公新書の『フランクフルト学派』がヒットしたことでもお馴染みですが、この『「戦後」の思想』は、ヨーロッパ世界を揺るがせた大きな戦争、すなわちナポレオン戦争、普仏戦争、第一次・第二次世界大戦、それぞれの戦後に知識人はどのように思考したのかを辿った論考です。こういう着眼点、大事ではないでしょうか?
ちなみに、勤務先をデスるつもりはありませんが、アマゾンやジュンク堂のサイトで「戦後の思想」と入力すると検索結果に問題なく『「戦後」の思想』が出てきますが、あたしの勤務先のサイトでは出てきません。きちんと<「戦後」の思想>と、戦後にカギ括弧をつけて検索しないとヒットしないのです……(涙)。
明日から新刊続きます
今日で盆休みも終わり。
小学生や中学生はまだまだ夏休みが続くのでしょうが、最近は8月31日まで夏休みではないところも多いようですね。かくいう、あたしの姪っ子のところも、小学二年生ですが、25日だったか26日くらいから二学期が始まるそうです。そうなると、「さあ、夏休みの宿題、片づけなくちゃ!」という焦りも出てくるのでしょうか?
あたしの姪っ子が夏休みの宿題を既に終わらせているのか、まるで手つかずなのか、そのあたりは知りませんが、「サザエさん」のカツオのように、最後の二日くらいで親にも手伝ってもらって宿題を仕上げるというのは、半ばネタになっていて、実際にそんな子供がどれくらいいるのでしょうか?
あたしが子供のころは、夏休みの宿題に追われたという記憶はありません。前にも書いたように記憶がありますが、あたしは小さいころから計画的に物事を処理するタイプだったので、夏休みの宿題もきちんと計画を立てて、比較的に早めに終わらせていました。もちろん絵日記のように、毎日毎日最後までやらなければならない宿題は別ですが。
その最たるものが高校時代の夏休みの宿題で、高校時代というのは期末試験の後、終業式前の間に一週間くらいの試験休みというのがあり(←今も高校にはあるのかしら?)、あたしはその試験休み期間中に宿題を終わらせてしまうことが多かったです。終業式の日には終わった宿題を学校のロッカーに仕舞って、夏休みに突入です。もし終業式までに終わらなくても、7月中には終わらせてはいました。だいたい日々の宿題や課題も、休み時間や昼休みにやってしまって自宅には持ち帰らないというのが流儀でしたし……
閑話休題。
で、明日から仕事が始まりますが、長い休みの後にいきなり一週間まるまるというのは辛いですね。やはり肩慣らしも兼ねて、最初は3日くらいがベストです。ほら、子供のころも、夏休み明けは一週間か二週間、短縮授業だったじゃないですか! あの制度は今もあるのでしょうか?
おっと、また話がずれてしまいました。実はこの盆休み前に見本出しが続きました。3日連続でした。なので、明日から三日連続で新刊が配本になります。計6点です。新刊の刊行が集中するのは、書店での展開上あまりよくはないのですが、こればっかりは著者がいて編集という作業がある以上、営業の好き勝手になるわけではありません。やむを得ません。
ただ、今月の場合、どうなのでしょう? 皆さん、夏休みでさんざん遊んできて、体力だけでなくおサイフも相当お疲れモードではないでしょうか? そうなると、本にどれだけお金を使っていただけるのか、不安です。「良い本なら景気が悪くても売れる」というのは真実ですが、かつてほどの数字にはならないのもまた真実です。『火花』だけが本ではない、というところを見せたいものです。
モニュメンツ・メン
今朝の情報番組で、映画「ミケランジェロ・プロジェクト」が、11月にいよいよ日本公開と報じていました。
ミケランジェロ・プロジェクトって聞いても、たいていの日本人は知りませんよね? ウキペディアにも映画作品として立項されていますが、歴史事実についても書かれていますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
で、簡単に言ってしまいますと、第二次世界大戦でナチ・ドイツによって強奪された各国に美術品を取り戻す活動のことで、そのために作られたのが「モニュメンツ・メン」というチームです。
まあ、戦争において略奪はつきものですから、ナチがそういうことを行なったというのも決して不思議ではありません。まして、ヒトラーはそれなりに芸術に関心を持っていた人物だったようですから、ヨーロッパの名品を自身の手元に置いておきたいと思ったとしても不思議ではないでしょう。しかし、盗られた方としてはたまったものではありませんし、ナチ・ドイツ崩壊の過程で、それらの芸術作品がどうなってしまうのか、非常に不安だったと思います。ヒトラーみたいなタイプの人は、自分と道連れに芸術品も葬り去ろうと考えがちで、事実、そのような歴史上の人物はたくさんいるわけですから。
ところで、個人的にはこの映画、ようやく公開になるのか、という思いが強いです。なぜなら、本当に日本で公開されるのか、ずいぶんと危ぶまれた時期もあったからです。リンクを貼ったページに、そのあたりの事情やこの作品の解説が載っていますので、興味がおありの方はどうぞ。
さて本題と言いますか、大切なお知らせですが、この映画の原作は『ナチ略奪美術品を救え』です。はい、あたしの勤務先の刊行物です。なかなかよいお値段ですが、そもそもがこんな大作映画になるというような娯楽作品ではなく、モニュメンツ・メンの活動を丹念に追った歴史ノンフィクションなのです。
ナチ・ドイツと略奪美術品と言いますと、先日このダイアリーでもご紹介した『ナチスの財宝』がありますが、同書は戦後から現在に至る、ドイツのトレジャーハンターのお話で、モニュメンツ・メンの活動を追ったものではありません。それでもナチスと略奪美術品について大まかなところは理解できると思います。またこれ以外にも、ナチと略奪美術品についてはいくつか書籍も出ていますので、書店でフェアをするのも可能だと思います。
ちなみにあたしの勤務先からですと、『ユダヤ人財産はだれのものか』『ヨーロッパの略奪
』といった書籍がございます。
ついつい手が伸びる小冊子
書店でのフェアではしばしば小冊子が置かれていることがあります。出版社が作ったものものあれば、書店さんが作ったもの、かなりお金のかかっていそうなものから、手作り感あふれるものまでさまざまです。こういった小冊子がよくはけるフェアはフェア自体もそれなりに盛り上がるものです。
「でも、小冊子って、結局もらっても、その後、見るの?」という疑問がわくのももっともです。確かに、持ち帰ったはいいけれど、どっかに行ってしまったチラシや小冊子も数え切れないほどありますが、自分の勤務先のフェアの参考にしたり、興味のあるフェアの場合、フェアが終わった後に、小冊子を参考に本を購入したりすることもあります。
そうです。小冊子にフェアの書目が載っていると、フェアが終わった後でも「あのフェアで見かけた本、どこの出版社の何ていう本だったっけ?」という疑問にもすぐに答えが出るので重宝します。
多くの書店の方曰く、フェアを終了すると「この前まであそこに並んでいた本、もうないの?」というお客様からの問い合わせが必ず数件はある。そういう時でも、小冊子があれば、お客ならフェアが終わっても本屋で探す手掛かりになりますし、問い合わせを受けた書店の方も探しやすくなるというものです。
そんな小冊子、最近手に入れたものはこちらです。
まずは、紀伊國屋書店新宿南店5Fでやっていた、『本を読むときに何が起きているのか』フェアです。あたしの勤務先の『テヘランでロリータを読む
』も選書されていました。
山本貴光さんによる小冊子がVol.1からVol.3まで置いてありました。これは非常に手作り感のあふれる冊子です。新宿南店以外の書店でもやっているのではないでしょうか?
続きましては、小冊子ではなくチラシです。こちらは出版社がきちんと印刷したものですね。佐藤優さん選書による、文春新書の「戦後70年」フェアのチラシです。
このチラシの工夫している点は、単に佐藤さんが選んだ文春新書だけを並べたのでは宣伝物に堕してしまうので(←いや、フェアの冊子やチラシはすべからく宣伝物ですが……汗)、中を開くと関連年表になっているところです。もちろん年表の事項に関連する文春新書があれば、ちゃんと書いてあるところはさすがです。
でも、こういう感じですと、たとえば歴史の順番に読んでいこうと思うときの手掛かりにもなりますし、「ああ、これについても本が出ていたんだ」と新しく発見するところもあるでしょう。
やはりお客様に持って帰ってもらえるチラシや冊子、これからも工夫して作っていきたいと思います。
壊れたら直す
こんな本が並んでいるのを見かけました。
角川書店の『壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復』です。文化財の修復に関する本ですね。日本の修復技術は、日本人の繊細さも相俟って、国際的にも高い評価を得ていると聞いたことがあります。日本の文化財だけでなく、世界の文化財の修復にも活躍する日本人が増えるといいですね。いや、既にそういう人、たくさんいるみたいですけど……(汗)
で、思い出すのは、あたしの勤務先から出ている『壊れても仏像 文化財修復のはなし』です。こちらも仏像修復の専門家による一冊です。
これは角川書店さんの本と一緒に並べてもらわないと! でも、こういう本って、どうなんでしょう? たとえば高校生向けに、こういう仕事もあるんだよ、という視点から展開してみるというのは?





