これが原因?

このところ、派手ではないのですが、Uブックスの「テンペスト」が売れています。もともと、シェイクスピア全集はこれに限らずコンスタントに売れてはいるのですが、それよりもやや大きな動きではあるので不思議ではありました。まあ、シェイクスピアの場合、ジャニーズの誰かが出演する舞台がある、といった理由でいきなり売れ出すこともしばしばなのですが、今回はそういう事情でもなさそうです。

と思っていたところ、職場で聞きました、たぶんこれが原因と思われるものを。

とうやら、コミック、そしていまはテレビ放映もされている「絶園のテンペスト」という作品らしいです。コミックだけではなく、映像作品も販売されているのですね。

この中の登場人物の一人が、よく「テンペスト」などを引用しているという設定のようです。いったい、どこで火が付くかわからないものですね。

友だちにはなれません

言わずもがな、本日は東日本大震災からちょうど二年目。テレビや新聞では特集報道がなされています。

テレビの特番などすべてを見られるわけではありませんが、あれって基本的には関東キー局が製作しているんですよね? それってどうなんでしょう? そりゃ資金にしろノウハウにしろキー局がリードしないと作れない部分はあると思いますが、なんとなく「東京目線」「第三者目線」の番組になってはいないでしょうか? やはり地元のテレビ局、放送局が作ってこその特番ではないかと、あたしは思うのですが。

さて、その東日本大震災ですが、あたしは実はあまり切実な体験をしていません。別に西日本へ出張とか、海外へ旅行に行っていて揺れを体験していないというわけではありません。ちゃんと関東にいました。ただ、ふだんいる場所とは異なる場所にいたので、どれくらいの揺れだったのかが把握できていないのです。いつもの場所にいてあの揺れを体験すれば「いま暮らしているこの世界が終わる」という感覚を味わえたのかもしれませんが、あいにくと非日常的な場所にいたので、ほとんど揺れの規模がつかめないのです。

あたしの体験については当日のダイアリーに書きましたように、不幸中の幸いという言葉がピッタリ、あえて言えば、悪運が強いという感じで、世間が大騒ぎするのほど地震だったのかという思いが強いです。もちろん、途中の川越駅での混雑などは目撃していますが、あのくらい人身事故が起きればありえる範囲の状況だったと思います。比較的スムーズに帰宅できたので、本当に運がよかったと思います。

だからなのですが、結果的に、東北の被災した人たちの気持ちが、今一つわかりません。哀しみなり、喪失感なりを共有しようにも、そういう感情を持ち得ていないので共有のしようがありません。たぶん、否、きっと、あたしは震災の話を東北の方々としたら、肝心なところでわかり合えないと思います。相手の気持ちを忖度するというのはあたしがもっとも苦手とすることですので、いくら言われても慮ることができません。

つまり、東北の人とは友だちにはなれない、そう思うのです。

 

アイドルホラー

風の強い日曜日でしたね。外がやや黄色く感じたのは、東京でも黄砂の影響でしょうか?

さて、本日は録りだめておいたのではなく、ちょうどイマジカで放送中のこの映画を見ました。

七福星」です。懐かしいです。サモ・ハン・キンポーにジャッキー・チェン、そしてユン・ピョウ。若いです。このシリーズ、内容はどれも似たり寄ったり、この三人のカンフー・アクションとヒロイン役の美女がメインで、あとはコメディーたっちでドジばかりの仲間たちという構図です。

やはり、この頃の三人が大活躍しつつも、しっかりと笑いを忘れない時代のジャッキー映画は見ていて楽しいです。続いては、こちらは録っておいたものですが、いわゆるアイドルホラーです。

それはこちら、「ひとりかくれんぼ 新劇場版」です。元AKB48(出演当時は現役)の増田有華主演ということですが、あたしは名前くらいしか知らず(←たぶん脱退とか卒業とか、そういった類いのニュースで知った)、顔を見ても見覚えはありませんでした。

ストーリーは、増田有華扮する女子高生がこの一月くらい連絡のつかなくなってしまった兄のアパートへ行くと兄は不在で、パソコンの画面にはひとりかくれんぼに関するサイトが開かれていた。ひとりかくれんぼとは何か調べ始めた増田有華は、とあるひとりかくれんぼの掲示板に兄とその親友の呪い殺すと書かれているのを発見し、その兄の親友と一緒に兄を捜し回る。そもそもの原因は兄とその親友が小学生の頃クラスメートの女子をいじめていて、その女子生徒がその後行方不明になったという事件があり、その女子生徒が今になってその恨みを晴らそうとしているのでしょう。行方不明の後見つかったのか、それとも死んでしまったのかはわかりませんが、生き延びていないと「ひとりかくれんぼ」で恨みを晴らすことは出来ないと思うのですが、そのあたりははっきりとは描かれていません。

兄の親友も最後はやられてしまいますが、そちらは兄と同様、小学校の頃のいじめられていた女子生徒の呪いということなのでしょうが、だったらなんでとばっちりのように主人公・増田有華にも襲ってくる悪霊のようなものがいるのかというと、これが最後の最後に種明かしされるようなワン・シーンがあります。書いてしまいますが、もしかすると、あたしの理解が間違っているかもしれませんが、つまり増田有華には別の呪い・恨みがかけられていたということですね。ですから、兄たちがいじめた女子生徒とは全く関係がないわけです。では誰が増田有華を恨んでいたのかというと、それが最後のシーンなわけで、つくづく女って怖い、それに尽きます。

比較的凝った作りにしているようで、悪霊の造型はリングの貞子とか、これまでのホラー映画からいろいろ持って来て貼り合わせたようなものばかりで、この映画のオリジナリティは感じられません。こんな作品ばかりが作られていると、Jホラーも飽きられますよね。って、もうとっくに飽きられているのでしたっけ?

それにしても、この映画の増田有華は志田未来に見える時が多々ありました。いや、志田未来だったらもう少し演技うまかっただろうなあとは思います。

B級?

先週の土日は出張が続いていたので、久しぶりに休んでいるような気がします。って、今週の火曜日に代休を取っていたじゃない、と突っ込まれたら返す言葉もありませんが……(汗)

さて、本日見ていた映画はこちらです。

まずは『デビル・インサイド』です。母親がイタリアの精神病院に入院させられている娘が、母親は悪魔に取り憑かれているのではないかと思い、悪魔払い師と共に母親を助けようとするストーリーです。昨今はやりのフェイク・ドキュメンタリーで、それなりによく出来てはいますが、もうこの手の手法には慣れてしまいましたね。

結局、解離性人格障害なのか、悪魔に取り憑かれているのかわからずじまいの母親、悪魔払いをする神父が助けようとしていた別の少女、主人公の母親の悪魔に乗り移られて自殺してしまった神父などなど、フェイク・ドキュメンタリーなので、結末がなんとも中途半端です。結局誰一人助かっていないわけですよね。

ストーリー自体は、エクソシストものとしてはありきたり、特に新味があるわけではありません。フェイク・ドキュメンタリーだから仕方ないのでしょうが、あそこまでカメラで撮らせるかな、というシーンが随所に見られました。

続きましてはこちら。

スプライス』です。

科学者夫婦がDNA操作で新種の生物を密かに作りだしてしまうというストーリーです。それにしても、バイオ系の会社が科学者にこういう実験をやらせているという設定って多いですね、と思ったのですが、これはアメリカではなくカナダとフランスの合作映画。それがまずは驚きです。

ただし、こういう映画につきもののおどろおどろしい新種の生物というのではなく、美しい(?)女性として造形されているところが面白いです。「美しい」と書きましたが、これが微妙に気持ち悪い、気色悪い女性でありながら、見方によっては美しく見えなくもないという絶妙さです。(←あたしは、ああいう目の離れた女性は苦手ですが)

ですから、科学者の男性と出来てしまうシーンがあるのですが、そこにおぞましさとか、気持ちの悪さは感じられません。それなりにきれいなシーンと言えます。ただ、新種生物をすっきりとした造形にしたためか、エロス感は全く漂ってこないのが残念なところかも。

結局、あたし的には、こういう倫理観にもとる行為を科学のため、人類のためという屁理屈で封じ、実験を強行してしまう科学者の姿には共感できません。何かの間違いで誕生させてしまったのならともかく、この夫婦は作ろうとして作っていたわけですから、その後のストーリーにも共感がわきませんし、かわいそうだとも思えません。あえてかわいそうというならば、勝手に生み出された挙げ句、化け物と呼ばれてしまった新種の生物の方ではないでしょうか?

 

電子辞書のこと

新年度、新学期を控えて、あたしの勤務先でもテキストの出荷が佳境を迎えています。このダイアリーでも何度か書いたかと思いますが、あたしの勤務先の柱の一つは大学の語学テキストです。中国語や韓国語を中心に、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ロシア語などを出しています。4月からの授業で使う商品ですから、今が出荷のピークとなるのです。

さて、一昔前なら、語学の授業と言えば教科書と辞書というのが定番でした。語学を勉強するのに辞書がなければ話になりません。そして、勉強が進み出すと参考書を探すという順番になると思います。

ところが、学生の気質が変わったのか、世の不景気のあおりなのか、はたまた本以外にお金の使途ができたからなのか、年々辞書や参考書の売り上げは落ちています。もちろん一般書店ではサラリーマンやOL向けに、生涯学習ブームも相俟ってそれなりに売れていますが、大学での売れ方が極端に落ちています。

原因のひとつに電子辞書があると言われますが、言われたのは、これも一昔前という気がします。確かに簡単な単語集レベルではなく本格的な辞書、それもフランス語やドイツ語、中国語の辞書が搭載された電子辞書が競うように発売された数年前(もう10年以上前?)には、紙の辞書が落ち込んで電子辞書に取って代わられると言われ、一部にはそういう現象も見られました。実際には紙の辞書の学習効果も指摘され、紙の辞書が健闘していると言えますが、紙と電子を足しても、かつてほどの売り上げにはなっていないのが現状です。

数年前まであたしは、かつて小学生か中学生の頃、学校の授業で辞書の(もちろん紙の)使い方を習ったことがあり、これからは授業で電子辞書の使い方を教えるべきではないかと思っていました。もちろん、情報教育といった科目で電子辞書に限らず、ぱ疎音の使い方、ネットとの関わり方といったものは教えられているのでしょうけど、昨今のネット犯罪の低年齢化を見るにつけ、きちんと教えられている気がしません。

でも、とりあえず電子辞書やパソコンはおいておき、これからはスマホではないかという気がします。

あたしの勤務先で出している語学の辞書、一部は電子辞書になっているものもありますが、今後も電子辞書市場って成長するのでしょうか? 単体としての電子辞書やROMカード形式の電子辞書はかなり使い勝手もよくなっていると思いますが、世の若者を見ている限り、早晩、単体としての電子辞書ではなく、スマホのアプリとしての電子辞書に取って代わられるのではないかと思います。素人考えですが、ガラケーにフランス語やドイツ語、中国語などの語学の辞書の載せるより、スマホのアプリの方が製作の敷居が低いような気がするのですが、いかがでしょう?

そして、スマホアプリとなった時、いくらくらいなら売れる(買ってもらえる)のでしょうか?

やはり若い方がよい?

紀伊國屋書店新宿本店へ営業。

と、階段や踊り場の壁に貼ってあるイベントのポスター画目に入りました。

『憤死』(河出書房新社)刊行記念 綿矢りささんサイン会(2013年3月20日)

ほお、河出から綿矢りささんの新刊か、と思いつつ、すぐ隣に貼ってある別のポスターが目に留まりました。

川口春奈2nd写真集 『haruna2』(ワニブックス)発売記念握手会(2013年3月24日)

おお、川口春奈握手会だあ!

とまあ、あたし的には綿矢りさよりも川口春奈ですね、断然こっちです(キッパリ)。

よーく見てください。こんなことが書いてありますよ。

整理券1枚=握手
整理券3枚=「2ショットチェキ+握手」の特典がございます。

こりゃ、3枚買いますか?

大阪グルメはいかが?

先週の関西ツアーでほぼ毎晩のようにスイーツを買いに行っていた、阪急百貨店のうめだ本店。梅田ではなく「うめだ」と平仮名で表記するのが正しいようですが(ウェブサイトの表記による)、ここの地下売り場もようやく選びながら買い物ができるようになってきました。とは言っても、まだまだ混雑が激しく、じっくり丹念に見て回るというわけには行きません。

個人的には、ヨックモックとかユーハイムといった東京でもふつうに出店しているショップのスイーツを買おうという気にはなりません。やはり関西地元のショップのものを食したいと思います。青山とか銀座などには出店しているのかもしれませんが、東京ではあまり聞かないショップ、耳慣れないショップのものを買おうと思っているのですが、どのショップがそれなのか、この混雑ではなかなかわかりません。

もちろん、東京にも出店しているショップでも、あるいは東京が本場のショップでも「うめだ阪急限定」とあれば話は別で、やはり買ってみなければ、食してみなければと思います。

そんなあたしですが、しばしば勤務先で言われるのは、「大阪へ行って、たこ焼きとかお好み焼きは食べないの?」というセリフです。言われるというか、聞かれるという方が正しいでしょうか。いずれにせよ、答えは決まっています。「食べません」です。

別にたこ焼きやお好み焼きが嫌いというわけではありません。食べてみたいなあと思わないわけでもありません。お好み焼きでは食事にならないと思っているわけでも、食生活のバランスに気を遣っているわけでもありません。

理由は二つありまして、まずは恋人同士や友達同士でワイワイにぎやかに楽しそうにやっているグループを尻目に、なんで一人でお好み焼き屋に入らないとならないのか、という疑問が第一です。もちろん、お一人さま大歓迎のお店もあるでしょうし、一人で入っている人も大勢いるのでしょうが、喫茶店や飲み屋ならともかく、ああいう店に一人で入りたいとは思いません。

だったら、たこ焼きは? と言われそうですね。たこ焼きならお店で買って帰るだけだから、ホテルに戻って食べてもよいわけですから。でも、ここにも大きな問題があるのです。

それがもう一つの理由です。そして第一の理由よりも遙かに深刻で、たこ焼きやお好み焼きを食べない最大の原因なのですが、それはつまり、紅ショウガです。

たこ焼きでもお好み焼きでも、ほぼすべて紅ショウガが入っていますよね。あれが苦手なのです。いやです。ぜったい食べたくありません。まさかそれだけ抜いてくれとも頼ませませんし、「あれが美味しいんじゃない」という人も多いのでしょうから、あえて主張したいとは思いません。

なので、食べたいと思わないのです。ちなみに、大阪では天ぷらにも紅ショウガの天ぷらというのがあるのですね。信じられません。

なお、このことからわかるように、あたしは博多などの豚骨ラーメンも嫌です。あれも紅ショウガが載っていますよね。あとから自分のお好みでトッピングできる店ならよいのですが、最初から入ってくるような店はNGです。

 

これぞYA?

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映画に絡めて?

テレビなどでも取り上げられている映画「プラチナ・データ」は大ヒットになるのでしょうか? 少なくとも原作は東野圭吾ですから、それなりに売れているのでしょうね。

ところで、弊社の文庫クセジュに『DNAと犯罪捜査』という一冊がありまして、書店さんから「プラチナ・データ」フェアで並べたいからといって注文が入っております。

さあ、一緒になって売れるでしょうか? いや、売れて欲しいです。