書評がたくさん!

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

貧者を喰らう

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

2015年1月26日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

外出先からLanDisk

先にバッファローのネットワークHDDの設定について書きました。実は、機器の相性とかトラブルがあって、アイオーデータのネットワークHDDも持っているんです。「何台持っているんだ!」と問われたら苦笑いするしかありませんが、それはともかく、このネットワークHDDも今回のルーター切替でいろいろ設定をやり直さなければならなくなり、その備忘を兼ねて、ここに書いておこうと思います。

持っているのは「HDL2-A4.0」という機種です。これも外出先からインターネット経由でアクセスする機能が付いています。バッファローの場合は「WebAccess」という名称のサービスですが、アイオーデータでは「リモートリンク」と呼びます。基本的な設定はこちらのページに載っていますので、まずはここを参考に設定していきます。このページの手順で【1-6】のところが肝心です。「UPnP機能」はバッファローの製品の設定で「使わない」としているので、こちらでも「使わない」を選びます。「外部ポート設定」は「しない」でOKです。

その上でルーターのポートの開放ですが、解説ページはこちらです。「グループ」は先のバッファローの時には「バッファロー」というグループを作ったので、今回は「アイオーデータ」というグループを作っておきます。「任意のTCP/UDPポート」では「50002」を入力し、IPアドレスはこの製品のIPアドレス(当然、固定IPアドレス)を入力、LAN側ポートは空欄でOKです。

あたしは念のため、「任意のTCP/UDPポート」を「50004」でも同様にポート開放の設定をしておきました。これでリモートリンクのログイン画面からアクセスできるようになります。このログイン画面、画面上ではURLが「http://rm2.iobb.net/」とあるのですが、実際にアクセスしてみると「http://www.iobb.net/remotelinkaccess/」ですね。

ところで、バッファローもアイオーデータも、スマホやタブレットからこれらインターネット経由のアクセスが簡単にできるアプリを配布しています。バッファローは「WebAccess A」と言い、アイオーデータは「Remote Link 2」と言います。バッファローの方は対応機種なので問題なくスマホなどで動きますが、アイオーデータの方はあたしの所持しているHDDが対応機種ではないので使えません。アイオーデータの製品は、もうこういったアプリを使うのではなく、直接ブラウザから上記ログイン画面からログインして利用してください、という方針のようです。

人文書の「星座」

昨日のトークイベント、お題は「人文書の『星座』とブランド・イメージ~『ちくま学芸文庫』の経験から~」でした。筑摩書房社長の熊沢さんの入社当時や筑摩書房創業のころのエピソードを語る前半と、ちくま学芸文庫についての後半という一時間のトークでした。

まずは筑摩書房創業のころの話、概略はウィキペディアでもわかりますが……(汗)

創業者は古田晁で、長野出身、東京大学出の人物。彼が臼井吉見、中村光夫、唐木順三の三人をブレーンとして始めたそうです。臼井も吉田と同郷の東大出で日本文学を専門としており、唐木は京大出身で哲学・思想が専門、中村はフランスの文学や思想が専門。これが筑摩書房の出版ジャンルの三本柱となっていったそうです。最初に取り組んだ刊行物は中野重治の随筆抄、宇野浩二の文芸三昧、中村光夫のフロオベルとモウパッサンだったそうです。ちなみに中村光夫は宇野浩三の紹介で筑摩書房と関わりができたそうです。

 

さて筑摩書房創業に当たって古田は岩波書店の岩波茂雄、みすず書房の小尾俊人に相談をしていたそうです。その岩波書店は雑誌「世界」で一貫してリベラル左派の立場を維持し、みすず書房はメルロ=ポンティ、レヴィ=ストロース、アーレントなど1960年代から70年代にかけて非マルクス主義の立場の翻訳書を刊行して地歩を固めていたのに対し、筑摩書房は雑誌の「展望」が右も左も掲載する多様性を持っていたそうです。そして当時の流行もあるのでしょう、日本文学全集という大きな企画を成功させ、出版社としての経営も軌道に乗ったわけですが、全集のようなものは「編集もの」であって筑摩書房にはオリジナルの企画が少ないという弱みがあったようです。

そんな筑摩書房、倒産をくぐり抜け、ちくま学芸文庫を創刊します。重厚長大な全集の時代から文庫・新書を中心としたペーパーバックの時代へという変化もあり、ブランドイメージの転換を図ったようです。ただし学芸文庫に収録できそうな自社の人文系単行本は創刊から2年ほどするとストックがなくなり、文庫オリジナルや他社の単行本を文庫化する必要に迫られたようです。

この時、岩波文庫が既に古典と呼ばれる人文系を独占しているような状況で、ちくま学芸文庫の独自性を出さなければならなくなり、岩波文庫が手薄だった20世紀の作品を積極的に収録していく方針を立てたようです。その後の東西冷戦の崩壊など世界が大きく動いた20世紀を振り返る、20世紀クラシックスという文庫内レーベルを立ち上げハイデガーやアーレント、ベンヤミンなどを積極的に収録していったそうです。もちろん、当初はそれほど売れたわけではなかったようですが、20世紀の人文科学を俯瞰できるようなラインナップが徐々に形成されたいったそうです。

熊沢さんの意図としては、このような文庫は既にあるものの再集成にすぎないのかという問いに対し、沈殿していたものを新たな文脈に置き直す作業、新たな文脈を創り出す作業だと位置付けることだったそうです。そして取り上げた作品群を一覧すると何かしらの図柄を作っていき、それが夜空の星座に見えるようになってくるそうです。当時既に大哲学者として知られていたハイデガーと、まだ注目も少なかったアーレントなどを一緒に並べるというのは文庫レーベルだからこそできたことで、それぞれを単行本として刊行したのでは、そのような星座は見えてこないし、そのように見える読者の想像力をかき立てることもできないわけで、そこにちくま学芸文庫の意義があると考えているようです。

外出先からLinkStation

先日、わが家のルーターを変えたと書きました。その折りにちょっとだけ触れていたわが家のネットワークHDDですが、外出先からもアクセスできるのですが、その設定がうまくいかなくて試行錯誤していたのですが、なんとか解決しましたので、備忘録がてら、ここに書いておこうと思います。

先にも書きましたが、「LS410DX」と「LS411DX」です。これはバッファローの製品です。バッファロー製品は、バッファローが運営している「WebAccess」という機能を備えたHDDがほとんどで、この機能を使って外出先からアクセスできるようになるわけです。

この機能の基本的な使い方はこちらのページなどをご覧いただければわかると思います。が、わが家の場合、ネットワークHDDが複数ある、UPnP機能は無効になっている、という点でマニュアルや設定ガイドとは異なります。そこで参考にしたのがこのページです。基本的にはこのページに従って設定していきます。LinkStationはすべてIPアドレスを自動で割り振るのではなく固定します。

さて、このページのUPnP機能が対応していない場合、つまり「Step.3」に進むわけですが、その前に先にStep.4の「3.各項目を設定します。」の画面を設定してしまいます。ここでUPnP機能を「使わない」にすると「ルーター外部ポート」が表示されるので、これをメモしておきます。この数字は各HDDごとに異なります。また「NAS内部ポート」もデフォルトでは9000ですが、やはりここもHDDが複数あるので、適宜9001とか9002などに変更してHDD同士で重ならないように設定します。

さて、Step.3に戻って、ルーターのポート開放です。「任意のTCP/UDPポート」に先程の「ルーター外部ポート」の番号を、「LAN側ポート」の「TCP/UDPポート」には「9000」とか「9001」など、先程指定した数字を入れます。もちろん、どの設定しているHDDのIPアドレスを間違えていけません。

このポート開放を所持しているHDDの数だけ行なえば完成です。WebAccessの登録も別途やらないといけませんが、いわゆる一番面倒臭い、HDDの設定やルーターのポート開放はこれでできているはずです。

ほぼ真南なのに

本日午後から、ユニコムプラザさがみはらで行なわれたオーサーズカフェに行ってきました。筑摩書房の熊沢社長による「人文書の『星座』とブランド・イメージ~『ちくま学芸文庫』の経験から~」というお話しでした。話の内容については別途リポートするとして、会場へ行くまでの道中について、まずは書きたいと思います。

小平市にあるわが家から会場となったユニコムプラザさがみはらまで、場所は小田急線の相模大野駅前ですから、地図を広げるとほぼほぼ真南に位置しています。さて、そこまでどう行くか? この問題、既にこのダイアリーで何回か書きましたが、長旧線や田園都市線沿線の営業回りからどういうルートで帰宅するかの反対の問題となります。

まず中央線は国分寺か武蔵小金井から乗車なのですが、ネットで検索すると国分寺から新宿まで特快で出て、新宿で小田急線の快速急行に乗るというルートが最初に表示されました。個人的にはわざわざ新宿まで出るなんて「なんて遠回りなんだ」という意識に抗えません。次に出てくるルートは中央線を逆方向、八王子まで行って横浜線で町田、そして小田急線で一つ、というコースです。

でも、ほぼ真南の相模大野まで、個人的にはやはり西国分寺から府中本町、登戸経由で小田急線というのが一番近道のように感じるのです。実際に地図を見ると、上述の八王子経由と真南に対する東西への膨らみ方は似たようなものと感じますが、新宿まで行くのと同様、八王子まで行くのも「あまりにも西まで行ってませんか」という気がしてしまうのです。

で、ネット検索では候補に挙がらなかった府中本町、登戸ルートですが、結論から言いますと、やはり候補に挙がらないだけのことはあります。もちろん乗車時間のほんのちょっとした違いで、乗り継ぎが変わってくるはずですから、一概にダメとは言えないでしょうが、今日に関してはまるで失敗でした。

まず武蔵小金井で乗って西国分寺へ向かったのですが、一つめの国分寺で特別快速の待ち合わせに引っかかりました。特快で立川へ出て、そこから南武線始発に乗るという選択肢もありますが、今日は西国分寺乗り換えを選択したので特快をやり過ごしました。そして西国分寺ではそれほど待たされずに武蔵野線が来ましたが、府中本町の乗り換えでは一本乗れませんでした。武蔵野線から南武線川崎方面への乗り換えは結構時間がかかりますね。

この結果、府中本町でしばらく待って次の川崎行きの乗車して登戸です。ここもJRと小田急なので、お互いに乗り換えの便など考えていない駅です。小田急のホームに来ると、次の電車は多摩急行でした。多摩急行なので新百合ヶ丘まで行って、後続の快速急行に乗り換えて相模大野まで、という顛末でした。路線自体の乗り換えの数以上に電車の種別の乗り換えなどが重なったような気がしました。

帰路ですが、これも同じルートを選択したのですが、相模大野で乗ると急行の新宿行き。快速急行は登戸には停まらないので、「こりゃ、帰路はスムーズに帰れるかな」と思いましたが、登戸に着くと次の南武線は稲城長沼止まり。その次の立川行きを待つ羽目になりました。ただし、チェッと思ったのはここだけ。あとは府中本町も西国分寺も、それほど待たされたり、ホームに着いたら電車が出ちゃったということもなく帰宅できました。

うーん、こちらの沿線担当になって一年半くらいですが、いまだに悩みます。

 

果報は寝て、否、座って本を読みながら待つ!

なんだかんだと雑務に追われ、本日は書店回りに出られませんでした。5時まで会社で仕事して、そんで帰宅。

いつものようにお茶の水で中央線(快速)に乗り込み、次の駅は四ッ谷。ドアが開き、お客さんが乗り降りし、さて出発と思いきや、なかなかドアが閉まりません。おかしいなと思っていると、何かあったようでしばらく運転見合わせになってしまいました。四ッ谷なのでお隣のホーム、総武線へ乗り移る人もいたりしましたが、あたしはそれほど慌てず、まずは状況を知らないと、という感じで本を読んでいました。

何が原因なのかはわかりませんが、とりあえずしばらくは動かないようです。総武線はフツーに動いているのでそちらへどうぞ的なアナウンスも流れています。多くのお客さんが電車から降りて総武線に向っていきました。そのうち、あたしの乗っている電車は「四ッ谷で回送となります」と放送が入り、全員が降ろされました。そして続けてやってきた中央線も四ッ谷で回送になってしまいました。どうせ新宿までは動くのだから乗せてくれてもいいじゃない、とは思いますが、そこはグッとこらえて更に次の電車を待ちました。これは回送にはならず、高尾行きだか八王子行きでした。

車内もそれほど混んでいませんでしたが、四ッ谷に着いたのはいいのですが、やはりなかなか発車しません。ここでも多くの乗客が総武線に乗り換えていました。座席がかなり空いたので、あたしは座って本を読んで時間を潰していました。トータル40っふんくらいは四ッ谷で足止めを喰らったでしょうか? あたしも総武線に乗り換えるという選択肢はありますが、この時間帯の総武線はせいぜい三鷹までしか行きません。それより先へ向うあたしは、結局三鷹で中央線に乗り換えることになるわけで、もう少しで動き出すなら、このまま中央線でいいや、せっかく座れたんだし、という心境でした。

そして、ほぼアナウンスどおりの時間で運転再開し、そこからはそれほど遅延することなく自宅の最寄り駅まで動いてくれました。中央線はしょっちゅうトラブルがあると言われますし、実際にそうなのですが、そのトラブルに乗り合わせることって、ここ最近なかったんですよね。それが今日に限って……

DiXiM for Android

タイトルを見て何のことかわからない人がほとんどだと思います。「Androidって書いてあるから、スマホ関係のこと?」くらいの予想はつきますでしょうか?

予想どおり、これはスマホやタブレットで使うアプリの名前です。自宅にあるDLNAサーバーに記録した映像を外出先から視聴するためのソフトです。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

さて、あたしの自宅には「LS410DX」と「LS411DX」という二つのネットワークHDDがあります。この二つにスカパー!やテレビで録画した番組のうちいくつかを保存しています。で、時に外出先で見てみようとタブレットのDiXiMを起動されるのですが、ネットワークエラーが出て視聴できませんでした。これでは何のためにこのHDDを持っているのかわかりません……(汗)

 

原因究明に向け、あたしなりにいろいろ試行錯誤していました。ネットも検索しまくりましたし、ルーターの設定もいろいろいじってみました。でもダメでした。原因がわからないと解決のしようもありませんが、ネットを検索していたときに「NTTのルーターでは視聴できない」と書かれているのを見つけました。

わが家は、もう長いことフレッツ光です。ルーターもNTT東日本からレンタルしている「PR-500MI」という製品です。無線LANも付属していて使いやすいルーターです。でも、「DiXiMが使えないのはこれのせいかもしれない」という疑念もふつふつとわき起こってきました。

さて、どうしようかと思っていましたが、年明けに一念発起してルーターを買い換えました。こんどはバッファローの「WZR-1750DHP」という製品です。

ただ、この商品はただのルーターですので、壁から伸びている光ファイバーを接続することはできません。光ファーバーのケーブルを接続するためには上記「PR-500MI」が必要です。それに「PR-500MI」には電話線の端子もあります。わが家はここにファクス(兼プリンター&スキャナ)を繋いでいるのです。ですから、「PR-500MI」を処分するわけにはいきません。でも、そうるとルーターが二台ということになってしまいますので、「PR-500MI」をブリッジモードで使うことにルーターとしての機能は「WZR-1750DHP」にやらせることにしました。つまり

光回線 - PR-500MI - WZR-1750DHP - パソコンやハブ

という接続です。このルーターの入れ替えはいろいろ大変でしたが、それについてはまた改めて書きます。とりあえず基本的な設定は終了し、PCからのネット接続も問題なくできるようになりました。さて、DiXiMはどうでしょう? こればっかりは自宅にいたのではわかりませんので(無線LANではなく、LTE回線で接続すればよいのですが……)、外出したときに試してみました。

するとどうでしょう? これまでのエラーが嘘のように、至極簡単に自宅の上記HDDに接続でき、録画しておいた番組の視聴ができるではないですか! つまりは、ネットの情報どおり、NTTのルーターとの相性、ということが原因だったようです。実にあっけない幕切れです。