この時季の個人差

東京は雨になっています。外はちょっと肌寒いと感じる人もいると思います。数日前にも、思わずブルッと震えるような日がありました。

この肌寒いというのがくせ者です。

寒い、寒いと言っても、気温は20度前後あります。真冬から考えたら十二分に温かい気温です。寒いと感じるのは夏を過ぎたこの季節の体感というものです。

なので、このくらいの気温を「肌寒い」と感じるか、「汗もかかずにちょうどよい」と感じるか、人によってかなり差があると思います。

あたしは、やはり更年期障害なのか、このくらいの気温は寒いとまでは感じません。

困るのは、電車やバスの中です。

外が若干肌寒いからなのかクーラーが入っていないのです。

この季節、窓も閉めきりでクーラーが入っていない車内は、お客さんが入ってくると実はかなり暑いものです。しかし、運転手や車掌は自分たちだけ別の部屋にいるわけで、バスの運転手だって自分の横の小窓は開けていたりして、つまりは乗客の暑さに無頓着なのです。

これでは車内はかなり暑くなります。

もちろん、真夏の頃のようなクーラーをガンガンに効かせる必要はないと思いますが、送風とかドライとか、弱めの冷房とか、何かしらやりようはあると思うのですけど、どうにかならないものでしょうか?

個人差とは言え、実際のところ20度前後というのは、決して寒いという気温ではないと思いますので。

色彩検定対策に!

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ジャケ買いだってするし、帯の惹句も見るし!

今朝の朝日新聞の声欄です。

こういう当初を見ると、業界人としては嬉しくなります。

出版社からすれば、本はネットで買ってもらっても、本屋で買ってもらっても、売れることに違いはないわけですからどちらでも構わないのですが、本と出会うという意味では断然本屋が優れていると思います。

もちろん、アマゾンなどの「この本を買った人はこんな本も買っています」といったサジェスチョンはそれなりに参考になりますが、新刊既刊を取り混ぜて工夫を凝らした展開をしているリアル書店の一目瞭然さには一歩及びません。

なにより、本が好きな人は物体としての本が好きなわけですから、表紙やカバーの色合い、手触りなどの質感、そういうものが一体となって本の魅力を作っているわけで、それを体感できるのは本屋ならではだと思います。

いや、いずれインターネットが発達すると、質感までネットで感じられるようになるのでしょうか?

それはともかく、ネット書店にも中味検索などがありますが、やはりリアル書店だと実際に本を手に取って数ページ読んでみる、帯やあとがき、解説などにザッと目を通してみるという利点があり、本を選ぶ時に大いに参考になります。

どんなに小さな本屋でも、入り口から入ってパッと目に入ってくる書籍の量(冊数)は、どんなに大きなディスプレイを使ってもネット書店が画面に表示できる冊数の追いつくところではありません。そこがリアル書店の楽しさ、面白さだと思うのですよね。

そう言えば、「ひらがな推し」でMCのオードリー・若林が、本屋に行って本の選ぶ時は10ページくらい読んで判断すると語っていました。そんなことができるのもリアル本屋のよさでしょう。