Nancy Sensual World
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まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
新宿には紀伊國屋書店が二つある!

紀伊國屋書店新宿本店の二階、外からのエスカレーターで上がってきた入り口を入って横、一番最初のフェアコーナーで、タマフルブックフェア開催中です。今月いっぱいの予定なので、そろそろ終わりに近づいていますが……。
で、このフェアでは、あたしの勤務先の書籍が二点、並んでおります。
まずは『こども 牛腸茂雄写真集』です。あたしの勤務先では珍しい写真集、なおかつ変型判の本です。少し前の本ですが、今でも時々客注が入ります。牛腸は「ごちょう」と読みますが、この本を注文される方には言わずもがなでしょう。でも、書店からの電話ではきちんと読めない方が多かったのも刊行のころの想い出です(汗)。
そしてもう一点は、いま話題の『ムシェ 小さな英雄の物語』です。
翻訳大賞受賞以後、出荷も売り上げも伸びていますし、なにより作品がすばらしいです。静かな感動を呼び起こす、といった感じの読後感です。この機会に是非!
先進国へ向かうのか、それとも戦前の日本なのか?

読了した『中国経済はどこまで崩壊するのか』で、個人的に共感したのは次の箇所です。
第2章で言及したように、中国が実質一〇%超の高成長局面に戻ることはできないだろう。だが、変動相場制へ移行して、経済政策を含め、経済活動の自由度をより高めることによって、一人当たりのGDPが二万ドル超の「高所得国」への道が開けるのではないかと考えているのだ。また、より経済活動の自由化を高めることによって、国民生活の向上が実現すれば、中国共産党の一党独裁体制が大きく揺らぐこともないのではないか、と政治的にも楽観的にみている。問題は、政治的に中国共産党政権がそれを許容できるかどうか、である。(P.78)
という部分です。ある程度の格差はやむを得ないとして、特権階級の特権を取り上げ、庶民に及ぶ国民生活の向上が図れれば、共産党の体制は覆らないのではないか、とあたしも思っています。ただし、最後に「できるかどうか」とあるように、共産党の覚悟、そこが鍵だと思っています。
さらに
このように考えると、繰り返しになるが、中国の政策当局はなるべく早く、人民元の変動相場制への移行、ある程度の対外開放を実現して一人当たりのGDPを安定的に増加させ、「中所得国の罠」を回避する政策がベストではないかと考える。「対外開放を行なうと、中国共産党一党独裁体制が揺らぐのではないか」という懸念が生じるかもしれないが、経済政策運営を比較的うまく行なえば、そして国全体のGDPの水準よりも、一人当たりのGDPという国民一人ひとりの生活水準を重視した経済政策運営を実施し、ある程度の成功を収めれば、体制を大きく揺るがすような政治危機は起こらないのではないか。(P.172)
と再び提言を行なっていますが、やはり取り得る道はこれではないでしょうか?
ただ、著者は経済分析の中で、現在の中国が戦前の日本と似ているところがあるとも指摘しています。戦前の日本は軍部の暴走を政治家が抑えきれなかったところに問題があったわけですから、現在の中国に置き換えて見ると、人民解放軍を習近平がしっかり把握できているのか、ということがキーポイントでしょう。
となると、昨今の東シナ海や南シナ海での武力による拡張的な行動も、どの程度習近平の意志なのか。現場の暴走を追認しているだけなのか。そこが気になります。やってしまった以上、中央としては「すみません」というセリフは口が裂けても言えないでしょうし、中華民族復興の夢を掲げる現政権にとって、領土を取り戻すのは悲願でもありますから、正面切っての批判はしにくいでしょう。それをよいことに解放軍がどんどん暴走したら……
一般に、習近平は江沢民派の軍幹部を更迭し、かなりの程度影響力を行使できるようになったと言われていますが、果たして、本当のところはどうなのでしょうか? やはり中国の鍵を握るのは軍、武力なんですね。
今日の配本(16/06/17)









