Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

政治家は哲学者たるべし?

本日の朝日新聞読書欄に掲載されました。

セネカ 哲学する政治家』です。

 

副題がいいですね。「哲学する政治家」、まるで現在の政治家に聞かせてあげたくなるような言葉です。やはり哲人政治家ではありませんが、政治家たるもの哲学を持っていないとダメなのではないでしょうか?

しかし、やはりセネカと言えば哲学者というイメージが強く、政治家という印象はありませんね。本書はそんなセネカの政治家としての一面にスポットをあてたものですので、古代ローマ史やネロに興味のある方にも必読の一冊ではないでしょうか?

ちなみに、同じ朝日新聞に「書物復権」の記事も載っていました。あたしの勤務先ではベケットの『事の次第』が早々に重版となるくらいの人気を博しております。

看板に偽りあり?

先程のダイアリー

内容とタイトルが合ってなくて……

すみません。

紀伊國屋書店の新宿南店が7月末で閉店するということは既に新聞報道などもありましたので、業界だけでなく一般の方もご存じのとおり。ネットでは既に新宿南店が閉店したかのように想い出を語る人が続出しているとも聞きます。が、先日、新宿本店で面白い(と言っては不謹慎?)話を聞きました。

南店の閉店の話がオープンになって以降、時々お客様から「この店、無くなっちゃうんだよね」と言われることがあるのだとか。「えっ?」というのが、本店のスタッフのみならず、あたしにとっても正直な感想なのですが、一般にはそういう受け止め方をしている人も少なからずいるようです。

つまり、紀伊國屋書店新宿南店が閉店、すなわち新宿にある紀伊國屋書店が閉店、という認識のようです。業界人であれば、そして紀伊國屋書店を頻繁に利用している人であれば、本店と南店というように、新宿には紀伊國屋書店が二つあるということは自明です。でも、一般の方、特に「久しぶりに東京へ来たから、新宿の紀伊國屋へ寄って帰ろう」というような人だと、そもそも新宿に紀伊國屋書店が二つあるということが知られていなかったのではないでしょうか?

そこへ持ってきて、上のように「新宿の紀伊國屋書店が…」という情報が入ってくれば、自分が昔から利用していたあの本屋が無くなるんだ、という発想に行き着くのはごくごく自然なことでしょう。

ですから、ここは声を大にして、「新宿に紀伊國屋書店は二つあります。昔からある、洋菓子の高野やカレーの中村屋のご近所の紀伊國屋書店は閉店しません」と訴えておきましょう。

考えてみますと、大都市ならターミナルに巨大な本屋複数あるのは珍しくもなんともないですが、日本中ほとんどの都市、町では本屋というのは「あるか、ないか」という状況のはず。新宿に本屋がいくつあるかなんて、そもそもいくつもあるなんて予想外なのかもしれませんね。

映画公開に間に合いました

映画化されたブルックリン』、惜しくもオスカーこそ逃しましたが、アカデミー賞にもノミネートされただけあって、試写会を見てきた同僚の話ではとてもよい作品だったそうです。

さて、その原作邦訳はあたしの勤務先から刊行しておりまして、もちろん刊行当時は映画化なんて話は知らず、下の写真のような装丁でした。

が、このたび日本でも映画公開がきまりましたので、オビを新調いたしました。それが下の写真です。

いかがでしょう? 文芸作品ですから、それほど派手なけばけばしいものはふさわしくないでしょうから、作品世界を壊さないような、落ち着いた仕上がりですね。機会を作って、あたしも本編を見に行きたいですが、とにもかくにも、邦訳を読んだ感想を踏まえるなら、この作品は主演女優で決まると思います。

もちろん、主演女優賞にノミネートされたわけですから、そのよさは一定の評価を得ているわけで、だからこそ、とにかく映画も見てみたくなります。