Nancy Sensual World
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まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
オリオン・ランキング?
視聴率があまりにも低くて第9話で最終回(いわゆる打ち切り?)と噂されている「戦う!書店ガール」ですが、今週の放送を見ていて、「ああ、これは脚本が悪いのかな? それともプロデューサーやディレクターの作り方が悪いのかな?」と感じました。
個人的に好き嫌いはあるでしょうが、渡辺麻友にしろ稲森いずみにしろ、演技はそれほど下手だとは感じませんし、見ていられないとも感じません。演者の人たちはよくやっていると思います。でも、ストーリーが……
その前も、店長になった稲森いずみに対するセクハラ発言や扱い、ペガサス書房上層部の男尊女卑的な空気、あまりにも時代錯誤であり、作ったような展開に辟易したものです。あんな展開では見る方だってしらけるに決まっています。と思っていた矢先、今回もありました。
まゆゆ分する北村亜紀と、その恋人・小幡との会話で、ペガサス書房が閉店になり、亜紀が職を失っても自分と結婚するのだから大丈夫、何の問題もないといった発言を小幡がするのです。えっ、いまどきの若者がそんな意識なの、少なくともこれまでの言行を見る限り、小幡にそんな昔気質な雰囲気は感じられなかったんだけど。それに、そもそもあのセリフの展開って、自然でもなければ必然性も感じられないんですけど。
そんな感じでした。たぶん、こういうところに視聴者は嫌悪を感じてしまうのではないでしょうか?
さて、そんなドラマの中、今回は面白いシーンを見つけました。
ペガサス書房吉祥寺店を閉店させないためにスタッフがいろいろ知恵を出し合います。何かアイデアはないかと本を読んだりネットを調べたりするわけです。そんな中、三田がPCでネットを見ていたときの画面にちょっとクスッと笑ってしまいました。
三田が見ていたサイト、たぶんORICONのサイトをパクったものでしょうが、ランキングのサイトでした。そのサイトのタイトルがなんと「ORION RANKING」、オリオン・ランキングと書いてあったのです。
ペガサス書房の吉祥寺店がジュンク堂書店の吉祥寺店で撮影されていることは既に有名です、原作小説もパート2以降はジュンク堂書店吉祥寺店とおぼしき書店が舞台です。しかし、本来、単行本で刊行されたパート1
は立川のオリオン書房がモデル、舞台であったことは、これもまた有名な話です。今回、オリオン書房的な要素がまるでドラマに出てこないから、せめてこんなところにでもとディレクターか誰かの遊び心で紛れ込んだのでしょうか?
おおっ、こんなところにオリオンが! と、あたしはテレビ画面の前で若干の狂喜乱舞でした。
重版、そして著者来日
〈エクス・リブリス〉の最新刊『歩道橋の魔術師』が重版になりました。正直に告白してしまえば、「アジアものは売れるかな?」という不安もあったのですが、そんな懸念をふっしゃくする火のような売れ行きです。書店でも順調に消化され、追加注文も届いております。
なんでアジアものは売れないと不安に思っていたか、それはこのダイアリーでも何回か書いていますので贅言しませんが、それでなくとも売れないと言われる海外文学の中でもアジアものはさらに売れない、というのはあたしの勤務先の刊行物に限らず、他社の書籍を見ていても同様のようです。
とはいえ、本書に関して言えば、舞台こそ30年ほど前の台北ですが(いまだに「中華商場」の「ちゅうかしょうば」というルビに馴染めない……汗)、読み始めるとそこが海外だということを忘れてしまうような懐かしさを覚えます。「三丁目の夕日」的な味わいと言っても構わないと思いますし、昭和の香りと呼んでも差し支えないでしょう。
そんな『歩道橋の魔術師』ですが、ほぼ一ヶ月後の6月下旬、著者の呉明益さんが来日されます。いくつかイベントも予定されています。海外文学の場合、訳者によるトークイベントというのはしばしば行なわれますが、著者自身が登壇するトークイベントはなかなか実現しないものです。
日本で開かれるシンポジウムなどに海外の作家が来日することもありますが、タイミングよくその作家の新刊邦訳が出版されていなかったりして、実は出版社や書店の販売促進という面から言えば「惜しい」ことが多いのです。しかし今回は刊行から間もないタイミングでの来日です。新聞などの文化欄でも取り上げられるでしょう。「へえー、そんな作品が出ていたんだ。買ってみようかな、読んでみようかな」という読者が一人でも増えることを期待したいところです。






