Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

マグリット的なるもの

国立新美術館マグリット展、仕事帰りに行って来ました。もう少し混んでいるかと思ったのですが、意外と空いていました。やはり展覧会は、このくらいの混雑具合、空き具合がいいですね。東博や都美、西美などで門の外まで並んでいるような展覧会は異常だと思います。

さて、マグリット展。マグリットの時代を追って作品が並んでいるのですが、あたし程度の素人だとマグリットと言って思い出すような作品と言えば展覧会ウェブサイトにも載っているような空と雲をモチーフにしたものとか、森と騎馬人物などでしょうか。

しかし今回の展覧会で、あたしなどが知っているマグリットというのは本の一部にすぎない、ということがわかりました。初期のころは、「えっ、これがマグリット?」というような作品で、むしろ誰とにわかには言えないのですが、なんとなく誰かの作品っぽいものが多い気がしました。その後もシュルレアリスムの時代のマスクをかぶった恋人などはどこかで見覚えのある絵ですが、なんか暗い感じがしました。

そして徐々に明るい空を描くようになってくるのですが、それでもどことなく暗い影が見え隠れする作品が多いようで、それがマグリットなのでしょうね。途中、ロートレックっぽい作品とか、アメリカンコミックのような作品も織り交ぜられていましたが、マグリットの作風もかなりの紆余曲折があるんだなあと思いながらの鑑賞でした。

さて、いつものように図録を購入しましたが、一筆箋は売ってなかったですね。せっかくこれだけ面白い絵が展示されているのですから、それをモチーフにした一筆箋があってもよさそうなものなのに、と思ったのですが、ショップでは見つけられませんでした。そして、あたしのお目当てのネクタイですが、実はショップでは一つ売っていました。「ゴルコンダ」という作品に登場する山高帽をかぶった紳士がたくさん登場する図柄のネクタイでした。しかし、やや黄色が買ったベージュ一色で、紳士もよく見ないとわかりにくい代物だったので、そんなネクタイに1万円近くも払うわけにはいきませんので諦めました。個人的には「白紙委任状」「空の鳥」「恋人たち」をあしらったネクタイがあればと思ったのですが残念です。

連絡が取れません!

「○○書房の某々ですが、△△さん、いらっしゃいますか?」

しばしば勤務先にかかってくる書店さんからの電話です。

「申し訳ありません、あいにく△△は外出しておりまして、本日は社に戻らないのですが……」

これも、よくある返事のパターンです。こう答えると多くの場合「では、明日またかけます」という方、「伝言をお願いできますか」という方に大別されます。もちろん重要な用件ではなく、ただの注文なのでそのまま電話に出たあたしたちに注文を伝える方も多いです。でも、中にはこういう方もいるのです。

「連絡とれませんか?」

こう言われても、△△がタイミングよく会社に電話でもかけてくることがなければ連絡の取りようがありません。営業に出てしまったら、あのあたりの書店を回っているのかな、という想像を働かすことはできますが、果たして本当にどこの書店を訪れているのかわかりませんし、そもそも何時にその書店を訪問しているのかもわかりません。そんな状態でその日訪問していそうな書店に「うちの△△、お邪魔していないでしょうか」なんて電話をかけられるものではありません。

ただ、上のような言い方をしてくる人の言い分としては

「ケータイ持っているでしょ? どこにいたって連絡くらいつくでしょ?」

というところなのだと思います。

はっきり言いましょう。△△に限らず、あたしの同僚たちはみんなケータイを持っているのかも知れませんが、あたしはその番号を知りません。だってケータイにかける必要を感じませんから。それに、同僚たちが持っているのはあくまで私物としてのケータイです。会社から支給されたものではありません。つまり仕事で使おうが使うまいが、それは個人の勝手。ケータイを持っているからといって、それを仕事にまで使ってよいものでしょうか?

もちろん△△や同僚が、自分と親しい書店員さんや同業者に自分のケータイ番号を教えているのであれば話は別です。まあ、それなら会社にかけては来ないで、直接△△のケータイにかけるでしょう。

だから、それはあくまで個々人の判断であって、あたしとしては個人の持ち物であるケータイであれば、それを強制的に仕事上で使わせたいとは思いません。だから、ケータイ番号もなにか必要があって同僚が教えてこない限りは、こちらからも聞くことはありません。

しかし、あたしの勤務先に限らず、他社の人を見ても、多くの人が自分の私物のケータイを仕事で使っていますね。もちろん通話料も会社に請求することなく、自腹のようです。もちろん会社支給のケータイを持っている人もまれにいますが、それは数えるほどしか逢ったことがありません。

本来、会社が負担すべき費用を、なんかなし崩し的に個人負担させられているような気がして、あたしは密かに非常に不愉快な、由々しき事態だなと思っているのですが、あたしの考え方の方がおかしいのでしょうか?