Nancy Sensual World
新着ニュース
まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
モンスターとデーモン
昨日の、紀伊國屋書店新宿本店での古屋美登里さんと岸本佐知子さんのトークイベント。トークのテーマは『モンスターズ』でした。
さて、この本に出てくるモンスターたちは、実際のモンスターは実は少数派で、ほとんどの作品にモンスターは出てきません。むしろ、モンスターに見えてしまう、モンスターだと思い込んでしまう、といった側面のあるストーリーばかりです。そういう意味では、萩尾望都「イグアナの娘」なんていう作品をイメージしてもらえるとよいのかもしれません。
そういう、心理学的な深読みも出来る作品だと思います。ところで、ちょっとずれてしまいますが、この本の主役はモンスターです。日本ですと、ホラーと言えば、こういったモンスターが登場するものだけでなく、特に映画では顕著かもしれませんが、「ジョーズ」などの動物パニックもの、「オーメン」や「サスペリア」などの悪魔が登場するものも、広くホラーとして許容されているような気がします。
もちろん、細かく分ければできますが、日本では意外とそのあたりがルーズかなという気がするのですが、アメリカではどうなのでしょうか? 本書には、モンスターは出てきますが、悪魔は出てきません。フランケンシュタインやドラキュラ、ゴジラまで出てくるというのに、悪魔は出てきません。アメリカではモンスターとデーモンは、日本以上に峻別されているのでしょうか? やはりキリスト教圏だからでしょうか?
もちろん、本書が「モンスターズ」ではなく、「ホラー作品集」だったら、デーモンも登場したのでしょうか。それもよくわかりません。あたしにはちょっと理解できない、想像できない感覚です。もちろん、モンスターとデーモンが異なることは理解していますが。日本で言う、怨霊や幽霊とお化けの違いでしょうか? 前者は人間が変わったもの、後者は人間とは関わりないものという認識を持っています。でも、日本でも、お化けの範疇に幽霊なんかが入ってくることはありますよね。妖怪だってお化けだし、お岩さんをお化けと言ったりするし……
微妙ですね。ただ、少なくともキリスト教圏では、悪魔とは神に対峙するものですから、独特の地位を持っているのだと思います。
売れ行き加速中!
不安の種
テレビ東京は昔から平日の昼間、結構面白い映画をやっていることで有名です。B級と言ってしまえB級なんですが、それだけにマニアックなものも放映されたりして、時々はチェックしておかないとなりません。
そんなテレ東で放映された一つ、タイ映画の「心霊写真」です。
原題が「shutter」というように、心霊写真をモチーフにしたホラーです。内容としては暴力をふるわれ捨てられた女が自殺し、その霊が取り憑くというストーリーで、主人公の男性には多少の同情もしますが、結局のところ、お前の優柔不断さがすべての原因なんじゃないの、という気がします。
孤独な女の子と友達になってあげるのはいいけれど、肉体関係にまで行ってしまえば、向こうも本気なのはわかるはず、それなのに誠実に対応しようとしない態度が一番の犯罪なのだと思います。結局、一番憎い相手は殺さずに生かしておく、つまりは半殺しの廃人同様に追い込むとは、なかなか怖いです。
さて、もう一作。こちらはスカパー!でやっていた作品、邦画の「不安の種」です。
コミックが原作だそうですが、あたし、コミックはまるっきり知りませんでした。主演は石橋杏奈。この子、ホラー映画にはよく出ていますね。ホラー向きの顔立ちなんでしょうか?
さて、内容ですが、いくつかの話が入れ替わり立ち替わり現われるのですが、それも同時に起こっていることではなく、どうも時間がかなり異なる物語が順不同で現われます。最終的には石橋杏奈を中心とした一つの話に収斂していくのですが、それでも最後まで理解できないところが多々あって、謎は謎のまま残っている、という感じです。このスッキリしなさ加減が「不安の種」なのでしょうか?





