Nancy Sensual World
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まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
空想なのか妄想なのか
白水Uブックスの新刊『ユニヴァーサル野球協会』は金曜日に見本出しでしたので、書店店頭にはまだ並んでおりません。が、出版社の特権と言いますか、本は出来上がってきていますので読み始めております。
まだ最初の四分の一ほどですが、この物語、自分なりの野球ゲームを考案した男性の頭の中で繰り広げられる架空のメジャー・リーグ、ユニヴァーサル野球協会の話なんです。全8チームの名前から順位、所属する選手や監督まで、主人公がきっちりと創り上げ、毎晩頭の中でゲームを楽しんでいるという寸法です。基本的にはサイコロを振って、その出た目によって進んで行くボードゲームのようなものらしいのですが、試合のシーンや選手の表情はもとより、ベンチの中の人びとの様子、観客の反応まで、実にリアルにイメージされています。
そう、読んでいると、ある男性がテレビであるいは球場で野球を観戦し、それを克明に記録しているかのような錯覚を覚えます。とはいえ、そこに出てくるチーム名も選手名もすべては主人この男性の頭の中のこと。言うなれば空想です、いや、妄想です。彼は、しかし、その妄想の野球リーグの記録をノートに記録し、時にそれをめくっては過去の対戦を思い出したりもしているのです。ここまで来るとどちらが現実で、どちらが妄想なのかわかりません。
と、そんな本書を読んでいて思ったのは、やはり弊社の書籍『みんなの空想地図』です。
この本も、こう言っては著者に失礼ですが、現実には存在しない、あくまで著者の頭の中で創り上げた架空の都市の地図です。妄想もここまで極めれば立派な芸術になるという一つの典型だと思います。ですから、『ユニヴァーサル野球協会』も、言うなれば「みんなの空想メジャー・リーグ」と呼ぶべきものなのかもしれません。
そんなことを考えながら読んでおります。配本は17日です。お手に届くまで、いましばらくお待ちください。
価格の差は大きいが
大阪屋は大丈夫です
毎年恒例、十日戎の日に行なわれる大阪屋おでんの会。今回で四年、いや五年目の参加でしょうか? 今年は重大発表があるという事前報道もあり、例年以上の参加者数になったようで、まさしく立錐の余地もないとはこのことを言うのでしょう。
肝心の重大発表は、予想通りと言えば予想通り。それよりも社長挨拶で力強く「大阪屋は大丈夫です」と宣言していた言葉が印象に残りました。少なくとも俯いたりしてはいない。前を、上を向いて進んでいこうという姿勢は見られました。
この業界、景気のよい話は、この二十年近く聞いていません。だから揚げ足を取ろうと思えばいくらでも取れます。痛いところを突こうと思えば突けるでしょう。でも同じ業界内でそんなことをしても何のいいこともありません。やはり、お互いにちょっとずつでもよいところを見つけ合ってやっていくしかないのかな、そんな風に思いました。
何はともあれ、出版社としては売れる本を作ること、まずはそこでしょうね。





