Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

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熱中症なのか、単に夏風邪なのか、それともたるんでいるだけなのか、理由はわかりませんが、昼頃から午後はずっと頭が割れるように痛いです。マクサルトの手を借りるのは我慢して、とりあえず市販の頭痛薬を飲んでみましたので、少し治まってきましたが……

いや、もしかしたら、こんな映画を見ていたからなのでしょうか?

 

「REC/レック」、そして続けざまの「REC/レック 2」です。「3」もあるようですが、ストーリーが続いていないらしいので、とりあえずはこの二作を鑑賞しました。

「1」と「2」は完全に前編、後編という感じのストーリーです。消防士の夜勤の様子をリポートするテレビの取材班が緊急出動の要請を受けた出動した消防士たちと共にあるアパートに向かいます。そのアパートでは住人の一人が奇声を発したというのです。ただならぬ声に消防だけでなく警察も出動し、他の住人はアパートの一階に集まっていました。

で、この後は奇声を発した住人がゾンビ化して襲ってくる、噛まれるとその人もゾンビになってしまう。アパートは防疫班か衛生局によって外から封鎖され、中の人は外へ出ることができなくなっています。とにかく、反発しながらも協力してなんとか活路を見いだそうと奮闘するアパート内の人を描いたのパート1です。

このパート1で不思議なのは、この手の事件なのに、早々とアパートが外から封鎖されてしまうという手際のよさです。伝染病のせいで感染した住人が奇声を発したかもしれないという可能性は考えられますが、警察や消防の到着とほとんど差がなく封鎖・隔離されてしまうなんて、もうここでそういうことが起こることがわかっていたみたいな段取りのよさです。

とまあ、こういう疑問を残したままパート2ですが、このゾンビ化の正体がわかります。パート1ではたまたま取材のため同行していたテレビカメラの目で見た事件でしたが、パート2は外から入ってきたSWAT隊の記録カメラから見た映像になります。

さて、保険局の役人らしい人をリーダーにSWAT隊がアパートに入ってきますが、保険局の役人の行動がどうもおかしいのです。中の人を助け出すというのではなく、何か別の使命を帯びているかのようなのです。ゾンビとの闘いの中、とうとうSWAT隊と衝突し、白状したところ、この人は保険局でもなんでもなく、バチカンから派遣された神父だったのです。

パート1の後半でバチカンが関わっているらしい悪魔払い事件の記事などが前ふりとして登場しますが、つまりはいわゆるゾンビではなく、悪魔に取り憑かれた人たちが発症して襲ってきているということです。そしてバチカンは密かにこのアパートの最上階で最初に発症した少女を隔離、監禁して、解毒のためのワクチンを作る実験をしていたわけです。神父はそのサンプルを持ち帰るために遣わされたわけです。

このアパートは、この秘密の実験を知っている人には以前から要監視のアパートだったというわけですね。そして、遂に悪魔が動き出した、発症して人を襲うようになったため迅速に隔離を行なうことができたというわけです。さらに、いかにも頭の悪い高校生みたいな三人組は興味半分で下水口からアパートに入り込んで自体をややこしくしてしまいます。

パート1はゾンビ映画、パート2はエクソシスト、そこにPOVの手法を加味して作ったのがこの映画です。二作とも、目の前の自体を少しでも解決しようとするよりも上層部の命令に従う役人に硬直した思考にはイライラさせられます。あの状況でも「命令がないとダメだ」的なセリフを言えるというのは、ある意味すごい精神力かもしれません。

それと、ああいう場面になるとそうなってしまうのかもしれませんが、どうしてみんなわめき散らすのでしょう。もっと落ち着いて話ができないものかと思います。そして、POV映画でこれを指摘してはいけないのかも知れませんが、どんな状況になっても決してカメラで撮り続ける根性には驚きです。ふつう、あんな状況になったらカメラは落とすと思いますし、録画なんてしてる余裕はないと思うのですがね。そういう意味では、パート2ではSWATのヘルメットに付いている記録用カメラの映像を使うとか、暗視カメラにすると見えないものが見えるようになるという「ワザ」を使うことによって、カメラで撮り続けることの矛盾を和らげようとする工夫が見られます。

既に公開されたパート3はこの続きではないようですし、パート4も間もなく公開されるみたいですが、パート3の続きになるのか、パート2の続きになるのか、まるっきり別の話になるのか、わかりません。ただ、パート2の最後で悪魔はアパートの外へ出られる(出られた?)みたいなので、あとはウィルス的な「悪魔菌」が街中にまき散らされるという展開は予想がつきます。そして、この映画がそこそこヒットするのであれば、何作でも続編が作られるのでしょう。

一番怖いのはヒト?

なんとなく暑さにも慣れてきたのか、夜などはいくぶん寝苦しさから解放されつつあるように感じますが如何でしょう? さて、本日はこんな映画を鑑賞しておりました。

まずは「シャーク・ナイト」です。大学生の男女数名がバカンスに田舎へやってくるというのは、この手の映画のおきまりのパターンです。今回の場合、舞台は海ではなく湖です。「湖なのにサメ?」というところはなかなかの設定だと思うのですが、あまりそれを活かせているとは感じません。淡水でもサメは生息できるのか、それとも浜名湖や宍道湖のように海に近いところにあり、潮の満ち引きで塩水が流れ込むような場所にある湖なのか、そのあたりは映画の中でははっきりしませんが、とにかく海に住むサメが出てきます。

ストーリーとしては、若者たちが一人、また一人とサメに襲われ犠牲になっていく、最後は男女一人ずつが助かるという、やはりこの手の映画のおきまりのパターンですが、なぜサメがいたのか、その理由がこの映画の本当の怖さではないでしょうか? 訪れた湖は学生たちの中の一人の女の子の別荘です。広大な湖の中にある島にぽつりと建っている立派な別荘です。見る限り、その島にはその別荘以外建っていないようです。そして、これもこういう映画のお約束で、都会を離れた孤島の別荘なので携帯電話は繋がらない、という設定です。しかし、別荘に電気やガス(←これはプロパンかも?)が来ているようなので、当然固定電話が引かれていてもよさそうなものですが、それはないのですね。

で、ストーリーは端折って、なんでサメがいるのかですが、地元でかつてダイビングを教えていた主人公の昔の恋人とその悪友、それにこれは途中で正体がばれるようになっていますが、その地区の保安官の三人が、密かに湖にサメを放し、人が襲われるのをビデオ撮影し、動画サイトにアップしてお金儲けをしているというからくりだったのです。ですから、「ジョーズ」のようにホオジロザメ一匹ではなく、いろいろなサメが出てきますし、決してありえないほど巨大なサメが出てくるわけでもありません。

結局、サメに尾触れたのを助けてくれたようなふりをした彼ら三人に騙され、若者たちは次々に鮫の餌にされていくという内容で、最後は見事に形勢逆転、主人公とそのボーイフレンド候補のような男子が生き残り、彼ら悪徳三人組を逆にサメの餌食にして助かるというお話です。結局、一連の「ジョーズ」のように自然界のサメが襲って来るというのではなく、人間によって持ち込まれたサメが人を襲うわけで、なおかつそれを撮影して愉しんでいる輩がいるという、非常にブラックなストーリーでした。

続きましては、こちらです。

「アラクノフォビア」です。クモが襲ってくるお話です。田舎町に越してきて開業した医師一家の回りで突然死が頻発し、田舎の人は「ドクター・デス」と言って主人公を冷たい目で見ます。ただ、それも束の間、突然死の正体が毒グモのせいだとわかり、こんどは一転、クモとの攻防の話になります。

このクモ、ベネズエラのジャングルで見つかった新種で、ベネズエラで噛まれて死んだカメラマンの棺に紛れ込んでこの街まで運ばれてきたのです。そして、この街のクモと交配し子供が産まれ増えていったというわけです。一般のクモは働くだけで毒は持っていても子孫を残すことはなく、すぐに死ぬわけで、肝心なのは女王蜂ならぬ、女王クモを探し出して、その巣もろとも処分するということです。主人公の開業医がクモ恐怖症であるという設定が必要だったのかどうか、後半の活躍を見ると必要性を感じませんが、この医者とクモ研究者の博士、その助手、そして害虫駆除業者で、なんとか街のクモを退治しようと乗り出します。が、博士は早々にクモの餌食になってしまいます。それにしても、チクッという一咬みですぐに人を死に至らしめるとは、ものすごい毒性です。

博士の助手が意外といい仕事をし害虫駆除業者が頼りなさそうでいて、結経強力な武器を携えてクモをやっつけるところは、爽快ではありますが、ストーリーの緊張をややそぐ嫌いがあります。そして、うまいこと主人公は咬まれず、女王グモを退治できたわけですが、クモってあれほどの知能を持っているのでしょうか? 完全に人の動きを察知して行動しています。新種だから設定はどうにでもなるのでしょうか? いや、でも所詮は昆虫なわけだし……