Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

そして恩師を思い出しました

文春新書の『習近平の密約』読了。前後して刊行された講談社現代新書の『「反日」中国の真実』と併読するとよいかと思います。

 

文春の方は習近平時代とこれからの日中関係を、講談社の方は習近平時代に至るまでの日中関係を取り上げているというのが大雑把な違いでしょうか? ですから一部重複するような記述も見られます。

で、後から読んだ文春新書ですが、加藤氏の「あとがき」に次のようにありました。

強がっているように見えても、実は多くの矛盾を抱え、もがき苦しんでいるのが内情である。

こういう中国の真の姿、多くの日本人には理解されていないのでしょうか? あたしなどほんの数回の中国旅行の体験しかありませんが、それでも中国人がみずからのメンツのために振り上げた拳を下ろせないでいる様子が理解できます。

反日デモなども、ある程度は現状に対する不満(←決して日本に対する不満だけでなく)のガス抜きとしての効果があるわけで、ガス抜きとして機能している限りは当局も目をつむっているのでしょう。ですから、適度に、あくまで適度に日本がそういう刺激を与えてくれることは中国政府にとっても実は好ましいのではないかと思います。

もしこれで日本がまるっきり中国人の心を逆なでするような行為をしなくなったりしたら、民衆の不満は日本へ向かわず政府に向かうでしょうから、そうなってはマズイと中国政府は思っているはずです。もちろん、その逆に日本があまりにも挑発的な態度を繰り返せば民衆の激高も手が付けられなくなりますし、政府としても日本に対して強く出ないとならなくなるので、これも困る状態でしょう。そこらあたりのさじ加減をわかって日本政府が対応できていればよいのですが……

さて、この「あとがき」にはもう一つ、こんな注意を引く文章がありました。

習近平政権の掲げる強国化路線が確実に進み、日本を大国と見なさなくなったとき、「反日」デモも起きなくなる。

この文章を読んで大学時代の恩師の言葉を思い出しました。あたしが学生の頃は中国はまだ改革開放を始めたばかりで、日本の戦後間もない頃の雰囲気でした。むしろ台頭著しかったのは韓国です。韓国も日本に対する対抗意識はものすごく、現在と同様な嫌日感情がありました。

そんな情勢下、あたしの恩師は、韓国がさっさと経済成長を遂げ、日本を完全に追い抜いてくれればよい。そうすれば嫌日感情なんてなくなるから、と語っていました。日本に反感を持つのは、それはまだまだ自国が日本にかなわない、日本に負けているという事実を素直に認めたくない気持ちの裏返しなわけで、名実共に誰が見ても日本より優れているとなったら、そんなわだかまりはなくなるというものです。

あたしの恩師はそんなことを教えてくれました。恩師亡き今、上掲の文章を読んで、中韓の違いはあるものの、恩師の謦咳に接したような気がしました。

片思い?

今朝のめざましテレビの占い、あたしのかに座のご託宣は

片思いの異性に急接近!
目をそらさず会話しよう。

でした。

で、ふと考えてみました。あたしの「片思いの異性」って誰だろう、って。

すると、全然思い浮かばないんですよね。仲良しの書店員さんはたくさんいますけど、それはあくまでビジネス上のつきあいであり、書店員・出版社営業というお互いの立場があってのつきあいでありまして、仕事をスムーズに進めるために仲良くやっている、やらしてもらっているだけなわけです。

ですから、どう考えても、どちらかの肩書きが失われたら、その時点で関係は終わり、単なる顔見知りでしかなくなると思うのです。いや、数ヶ月もしたら顔すら思い出せなくなって、顔見知りですらなくなるのではないかと思います。

つまり、プライベートでもつきあいが生じるほどの関係ではないということです。

いや、そうではなくて、やはりあたしだって人の子ですから、そういった仕事を抜きにしても友達になりたいと思えるような人がいるかと聞かれたら、ちょっと考え込んでしまいます。そもそも会社以外では仕事上で会う人くらいしか交友範囲が無いあたしですので、仕事がなくなったらすべて何もかも残らなくなりそうです。それはそれでさっぱりしていてよいのではないかと思いますが、そういう意味では決して「交友」とは言えない関係なんですよね。

仕事を抜きにしても仲良しでいたい人…………

うーん、すぐに思い浮かびません。

そもそも、あたしが誰かと友達になりたいと思う前に、客観的に見て、あたし自身があたしと友達になりたいとは思えません。ですから、たとえあたしが友達になりたいと思っても、向こうが同じようにそう思ってくれるのか、そこのところがとても自信ないです。

 

高・近・短?

今年のゴールデン・ウイークは前半と後半に分かれ、長い旅行に出にくいとニュース番組などでは言われていますが、間の三日間を休めるような会社、あるいは身分なら、例年よりも長めのゴールデン・ウイークになるわけで、大手企業の工場などはそういうところもあるのではないでしょうか? ただ、その一方、アベノミクスで景気が上向き、仕事が忙しくなってきたので、間の三日間も休めないという企業も中にはあるそうな……

それにしてもこのアベノミクスという言葉、なんか胡散臭くて嫌いです。最近のニュース番組の街頭インタビューでも「景気がよくなっている」と答える人が多いように感じられますが、平日の昼間、銀座あたりにお洒落して出かけてきているような人たちが、そもそも日本人の平均値なのか、そこのところがそもそも疑問です。マンションなど高級品が売れるようになってきたという指摘もありますが、確かにこの先の消費税アップを見越して、どうせ買うなら今のうちにという心理も働いているのでしょう。

とはいえ、結局マンションにしろ家にしろ、帰るのは一部の人でしょう。アベノミクスで本当に潤ってきたのがどれくらいの割合なのか、庶民には実感としてほど遠い感じです。ですから、例年のような「安近短」ではなく、今年のゴールデン・ウイークは「高近短」だと言われても、「本当ですか?」と聞きたくなります。

かくいうあたしは、景気とは無関係に連休には出かけないと言うスタイルがこの数十年定着してしまっているので、今年のゴールデン・ウイークもどこへも出かけません。家からほとんど一歩も外へ出ないで終わる可能性が大です。ゴールデン・ウイークだけでなく、年末年始や夏休みも同様です。世間が休みの時はどこもかしこも混んでいることが予想されるので出かけたいとは思いません。

と言うわけで録りだめた映画鑑賞でしょう。

 

「貞子3D」です。「リング」シリーズを見てきた者にとって、この映画はどうなんでしょうね? ネットでもかなり評判悪いみたいですが、逆に言えば、全く別の作品と考えた方がよかったのではないかという気がします。少なくとも「リング」の後、「リング 2」「リング 0 ~バースデイ~」にはあった貞子の悲しみ、悔しさ、そしてゾクゾクするような日本独特の怨念、そういったものが一切なくなってしまっていると感じます。

造型にしても、これはホラーではなくコメディとしか言いようがないものですし、ストーリーも荒唐無稽というのではなく、意味不明な感じばかりが印象的です。石原さとみが好きな人なら、とりあえずは彼女目当てで楽しめるのかもしれませんが、その石原さとみが貞子と同じような能力を持っているという設定なのだから、そこに悲しみとかの共感、怨念の輪廻のようなストーリー展開があってもよさそうなのに、そういったものは一切描かれず、石原さとみはなんのためにあんな能力を持っていたのかさっぱりわかりません。ドラマ版で矢田亜希子が演じた高野舞的な孤独感、寂しさも感じられませんし。

うーん、これってこの夏にはパート2が公開されるんですよね。こんどは瀧本美織が主演ですよね。悲しみを抱えつつも怖がらせるようなシリアスな演技が彼女に出来るのでしょうか? 乞うご期待です。ちなみに、今回の作品では橋本愛の貞子は美しかったです。