Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

› 続きを読む

最近のRockfield's Diary

傑作か駄作か?

少し前にWOWOWで放送されていた「リング0~バースデイ~」を視ました。ずいぶん前にテレビ放映されたのを視たのか、あるいはレンタルで視たのか、それともスカパー!かWOWOWで視たのか、まるっきり覚えていませんが、視たことがあるのは確かです。

 

2000年の作品ですか、懐かしいですね。仲間由紀恵も若いし、スーちゃん、田中好子が生きていましたから。順番としては「リング」があり、「リング2」が公開され、この作品ですから、ある程度ジャパニーズ・ホラーとしての「リング・ワールド」は世間に出来上がっていたわけで、怪物・貞子がどうして生まれたのかという謎解き的な物語としてこの作品は出来たようです。それにしてもネットなどを見る限り、鈴木光司の原作では、一連の「リング」作品はホラーではなかったはず(原作小説を読んでいないのでスミマセン)。それが映画「リング」の大ヒットで一躍ホラーの代名詞のような作品になってしまったわけですから、このようなスピンオフというか、外伝的な作品、いったいどこまで原作者の意志が働いているのか、そして原作者の意志に忠実なのか、こちらとしては全くわかりません。

ストーリーとしては、貞子の母親の超能力実験に立ち会った新聞記者たちはその後次々と死んでいき、そんな死んだ記者の一人を夫に持つ、やはり新聞記者の田中好子が、夫の死の真相究明と敵討ちのために貞子を追いかけるというストーリーと、自分でも制御できない力に恐れおののき、劇団に入団するも異物として怖がられながら、効果音担当の田辺誠一との淡い恋に心をときめかす青春時代の貞子の物語がもう一つあります。

結局、伊熊平八郎の説明によれば、自分は貞子の本当の父親ではなく、化け物(映画の中では何であるか結局は明かされていないと思いますが、爬虫類、両生類的な生き物のような……、それで人間との交尾が可能なのか?)と志津子との間に産まれた子供で、最初は一人だったけれど、幼い頃に二つに分かれ、一方が可憐で美しい仲間由紀恵、もう一方が邪悪な化け物として貞子であるとされています。伊熊博士も化け物・貞子には手の打ちようもなく、薬で成長を止める(遅らせる?)くらいしか出来ないと言っていました。ですので、映画の中では子供の姿で登場します。

それにしても、化け物・貞子と暮らしてきた伊熊本人が貞子に殺されなかったのは不思議です。やはり親子の情なのでしょうか? そして伊熊博士みずからも恐怖におびえていたのであれば、またふつうの人間として成長しつつある仲間由紀恵の幸せを願うのであれば、早いうちに化け物の方を殺してしまってもよかったのではないかという気もします。たぶん、親子の情として殺すのは忍びなかったのでしょうし、たぶん殺意を抱いた途端、自分が殺される危険もあったのでしょう。

映画を見る限り、仲間由紀恵の方の貞子に特殊な能力があったのか、化け物・貞子の能力が仲間・貞子を通して発現していたのか、今一つわかりません。化け物を仕留めれば、仲間・貞子は幸せに暮らせたのか。

それにしても、貞子の力を怖がって、逆に貞子(仲間由紀恵)をボコボコにして殺してしまう高畑淳子を初めとした劇団員、ある意味で、彼らの方がよほど怖い存在ではないでしょうか? 人間手集団ヒステリーになると平気で人を殺してしまうのかと思わされます。原作者の意図は、案外こんなところにあったのかもしれません。

そして、いまや大人気の麻生久美子が出ていましたし、あたしの大好きな奥貫薫ちゃんも、貞子に最初に殺されてしまう劇団の女優役で出ていて、やっぱりかわいいなあと思いました。結局、この作品は「リング」とは別ものとして鑑賞すべき作品なのでしょうね。ネットの映画評もそういう意見が多く、傑作・駄作の評価が分かれている気がします。

 

リフレッシュ休暇

昨今は、金属0年、15年20年といった節目の年にリフレッシュ休暇制度なるものを設けている企業があると聞きます。実際のところ、あたしの身近でそういう制度がある会社に勤めている人を知りませんし、この制度がジワジワと広がっているのかどうかも知りません。ただ、ある企業にはある、ということだけは確かなようです。

そんな話題が先週の勤務先でかわされました。さて、リフレッシュ休暇と称してまとまった休みを会社からもらえたらどうするか? 基本的には、休暇がもらえたらどこへ行きたい、という質問になるのでしょうが、果たしてそんなに出かけたがるものでしょうか?

いや、若い世代ならすぐに海外旅行という話になるのかもしれませんね。でも、この数年来の年収低下を考えると、経済的な裏付けがないのに、休みが取れたからといって旅行に行くなんて選択肢がありえるでしょうか? 確かにまとまった休みでないといけないようなところもあるでしょう。地球の裏側、ヨーロッパとか南米とか、行って帰ってくるだけで数日を要する観光地も少なくありません。三連休や四連休ではとても無理、ゴールデンウィークなど一週間の休みでもかなり厳しいというところは多いはずです。そういうところに行ってみたいと考えている人にとってはありがたいのかもしれません。

また、中国や韓国を初めとしたアジア地域だって、それこそ二泊三日や一泊二日、中には日帰りでもそこそこ楽しめる場所もありますが、そういうところへ逆にゆっくりと長期滞在するというのも楽しいと思います。あたしだった北京や上海に一週間滞在したって十分楽しめます。

それでも、なかなか行けない遠い場所に行く旅費、近場でも長期滞在するなら滞在費はそれなりの金額になるはずです。やはり経済的な裏付けが必要であり、それがないうちは夢見ることも封印している人が少なくないのではないでしょうか? 若い頃と違って机上だけで旅行を楽しむなんて芸当は、もうできなくなっています。

ですから仮にいま、二週間程度のリフレッシュ休暇を会社からもらえるとしても、たぶんずーっと家に引き籠もって過ごすのが関の山だと思います。保険がきくなら泊まりがけの人間ドックにでも入りますかね? 少なくとも、あたしの場合、たぶんどこかへ出かけるという発想は生まれないと思います。

で、勤務先での雑談の話ですが、ああしたい、こうしたい、あそこへ行こうか、ここへ行こうか、みんなが語る中、あたしの結論は、「一週間は家でのんびり、残りの一週間は出社するから現金で支給して欲しい」でした。

あまりに寂しい? それとも現実的?