Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

携帯とはいえ

休みの日の恒例行事と呼んでしまっては、あまりにもあたしの日常が哀しいかもしれませんが、とはいえ、寒い日に出かけるのも嫌ですし、自宅でぼんやり映画鑑賞です。

 

「携帯彼氏+(プラス)」と「携帯彼女+(プラス)」の2本です。同じ話の違う立場から見た映画なのかと思っていましたが、それぞれ別の作品でした。ホラーと呼ぶにはあまりにも幼稚なストーリーではありますが、確かにイマドキなテーマであり、シチュエーションだとは覆います。

前者は、女子高生の間で流行っているスマホ・アプリ「家庭教師+(プラス)」に、メーカー純正のアプリとは別のアプリが存在し、それは実は死んだ体罰教師の怨念によって生み出されたものであるという趣向。途中、アドレス帳から友達を選ばせる設問があり、それがこのアプリの伝播の仕方となっていて、そんなところはかつての「着信アリ」的な伝染の仕方に思えますが、「自分が次のターゲットを選んでしまった」という罪悪感を抱かせるところがいっそう罪深い気もしました。

最終的には、合わせ鏡で霊の通り道を作り、それによって邪悪な教師の怨念を追い払い、成功したかに見えてまだダメで、3Dで教師が出現する元となっているARカードを燃やしてしまうことで、その教師を退治するというエンディングです。ARカードを使うなんていうのは、さらにイマドキで、ケータイ(ガラケー)ならできない業、やはりスマホでないと成り立たないアイデアですね。

後者は、同じくスマホ・アプリではありますが、こんどは家庭教師ではなく、バーチャルアイドルの育成です。このアプリのすごいところは、自分のスマホで作り出したアイドルがARカードなしでもスマホ越しに見えるところ、そして、このアプリで他人が作ったアイドルも見えるというところでしょうか。端から見るとアイドルオタクの男子たちがウジャウジャいる場面も、そのスマホ越しに見ると男子一人一人にアイドルが付き添っていうように見えるのは、なんとも不思議というか、気持ちの悪い光景です。

このアプリの場合、主人公のゲームオタクの男子生徒と、中学時代の同級生から突然送りつけられたこのアプリのせいでイライラしているイマドキの女子生徒の、アプリの恐怖を通じて芽生えるほのかな恋模様もストーリーの軸ではあります。この女子生徒役は逢沢りなで、男子生徒のアプリの中野アイドル役は荻野可鈴でした。あくまで映画の中に映るイメージでは現実の女子生徒よりも、バーチャルアイドルの方がかわいかったと感じたのはあたしだけでしょうか?

さて、こちらの映画は、アイドルを育成して点数を稼ぐわけですが、要らなくなったアイドルをスカウトに出す(=捨てる)こともできるというのが、なかなかシュールです。ただし24時間いないに別に人にスカウトされないと、元の主人のところに戻ってきて、さらに点数も減点されるという巧妙さです。点数がゼロになるとプレーヤーは皆自分で首にナイフを突き立てるなどして自殺してしまいます。スマホ越しにはアイドルに殺されるのが見えるのですが、世間からは自殺しているようにしか見えないのです。逆に点数がたまってゲームをクリアすると、バーチャルの世界に行ってしまうようです。この男子生徒と女子生徒も意図したわけではなく、バーチャルの世界に迷い込んでしまいますが、なんとか現実世界との通路を見つけ出し(←これも男子生徒が通常のゲームをやりながらつぶやくセリフにヒントが伏線として隠されています)、無事に戻ってくるのですが、別にそのアプリを壊したとか、バーチャルの世界を潰したというわけではありません。あくまで自分たちだけが逃れてきたというだけのことです。

この両作品、ネット発のさくひんなわけで、非常に底の浅いものです。いかにも中高校生の間で流行りそうな、たわいのない噂話、いわゆる都市伝説的な内容です。いつでも身近に置いておけるという意味では「携帯」というタイトルは正しいのですが、携帯電話という意味で使っているのであれば、既に作品の中でも使われているのはスマホですから、時代はどんどん先へ進んでいることを実感させられます。かといって、「スマホ彼氏」「スマホ彼女」では据わりが悪い気もしますし……

日帰りで

昨日は日帰りで大阪へ行って来ました。なんと、日帰りで大阪におでんを食べに行ったのです。

なんて書いてしまうと、なんと贅沢な、と言われそうですが、そうではありません。大阪で行なわれる取次会社の新年会へ参加したのです。今年も多くの書店さん、そして出版社の人が来ていました。たいへんな混みようでした。

せっかくだから営業してこないの、と言われそうですが、確かに出版社によっては数日前から関西へ行っていたり、あるいは数日居残っていたりと、この機会を使って営業回りをしています。でもあたしはこの数年、日帰りしています。

それには理由が二つありまして、まず一つは、そんな風に営業回りをしている出版社の営業マンがたくさんいるので、十分に営業できない可能性が高いからです。そりゃ、いつ営業出張したって、他の出版社の人はいます。それでもできるだけかち合わない方がお互いにやりやすいというもの。それを避ける意味で前後に泊まって営業回りをするのはやめにしています。

理由の二つ目は、ルーチンの出張が2月末か3月上旬にあるので、どうせ近々また来るという思いがあるからです。ひと月半くらいしたらまた来るわけだから、まあ今回はいいか、という感じです。

もちろん、出版社の中にはこの機会に大阪で書店の人と懇親会(飲み会?)を開き、交流を深めている人もたくさんいます。そういうつきあいも大事だとは思いますが、あたし、苦手なので、どうも打ち解けません。