Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

諡号

平成もあと一日。

といったテレビのカウントダウンが五月蠅くて閉口しています。

明日は、平成の大晦日って、いったい誰が言い出したのでしょう? だったら、明後日の朝は「令和の元旦」になるのでしょうか?

それはともかく、現在の天皇陛下が明日で退位すると上皇になると言います。昭和の時は崩御でしたので、上皇などという名称はなく、現陛下が即位して、昭和天皇はその時点でなのか、数日たってからなのかはわかりませんが、昭和天皇と呼ばれるようになりました。

これって、歴史用語で言う諡号でよいのでしょうか? ただ、あくまで漢風の諡号ですが。

で、恐らく、今上天皇も退位でなく崩御であれば十中八九「平成天皇」と呼ばれることになったと思いますが、今回のように上皇の場合はどうなるのでしょう?

「平成上皇」と呼ばれるのか、それとも単に「上皇陛下」と呼ばれるのか? いや、上皇に対しても「陛下」でよいのでしょうか? 皇太子だと殿下と呼びますよね。結構そのあたりは呼び分けが五月蠅そうですが、上皇の場合はどうなのでしょう?

個人的には、「上皇」の存在を体験できるという歴史的瞬間は、日本史ファンとしてワクワクしますが、できることなら「上皇」ではなく「院」と呼びたいところです。

ところで、上に「漢風諡号」のことを書きましたが、歴代天皇って漢風の諡号だけでなく和風の諡号も付けられていなかったでしょうか? それって現在もあるのでしょうか? だとしたら昭和天皇の和風諡号って何なのでしょう? 「……すめらみこと」という諡号は現在は付けていないのでしょうか?

もしもの話ですが……

新宿の紀伊國屋書店でこんなフェアが始まっているようです。

LGBTという言葉も、いまや完全に市民権を得たようですね。最近ではLGBTQなどとも言うようですが、言葉が広く知られるほどに、我々個人の意識が追いついているのかというと、まだまだ道半ば、あたしなども古いタイプの人間なので、頭ではわかっているつもりでも実のところ何も理解していないのではないかと思います。

ところで、そんなフェアについて考えていたときに思ったのですが、体は男性だけれど心は女性という人が乃木坂46やAKB48のような女性アイドルグループのオーディションを受けたとして、果たして受かるのでしょうか? 逆に、体は女性だけれど心は男性という人がジャニーズやEXILEなどに応募したとして受かるのでしょうか? もちろんアイドル稼業ですから見た目が肝心なのは言うまでもありません。しかし、世の中には言われなければ「どう見たってカワイイ女の子でしょ?」という男性もいますし、その逆の方もいます。水着審査がなければ、バレないで加入してしまう可能性ってあるのでしょうか。

いや、もしかしてこの手の多人数のアイドルグループの中には、公表されていないだけで既にそういうメンバーが存在しているのかもしれません。それが不思議でも何でもない社会が、どんな人でも生きやすい社会というものなのでしょうか?

今回はパウル・クレー

まだ公式サイトに画像がアップされていないようなので、フライングでご紹介します。

GW明けの配本予定、残雪の『カッコウが鳴くあの一瞬』です。お隣はベストセラー、既刊の『黄泥街』です。

『黄泥街』の装画はエゴン・シーレの「死せる街Ⅲ」でしたが、『カッコウが鳴くあの一瞬』はパウル・クレーの「黄色い鳥のいる風景」です。『黄泥街』とは異なり、『カッコウが…』は短篇集になりますので、残雪の別の一面が見られると思います。巻末には訳者・近藤直子さんの「残雪-夜の語り手」を特別収録しております。

ちなみに、残雪は『蒼老たる浮雲』もこの夏には刊行予定です。どうぞお楽しみに!