Nancy Sensual World
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まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
フェミニズムとは何ぞや?

日曜日の朝日新聞一面に、日本における女性議員の数に関する記事が載っていました。
世界的に見ても極めて少ないようです。まだまだ政治は男の世界という意識が強いのでしょうか? それよりも女性を進出させまいとする目に見えない壁が立ちはだかっているのでしょうか?
そういう女性の生きづらさ、思うに任せないところを小説に仕立てているのがフェミニズム文学だと思いますが、『ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集』は今週刊行になります。週末には本屋さんに並び始めるのではないでしょうか?
同書について、まだ発売前なので詳しいことは書きませんが、あたしは読み終わりました。予想していたものとちょっと違った作品集です。
本書は、韓国の女性作家たちに「フェミニズム小説集を作るのでそれぞれ作品を提供してください」といったリクエストをして編まれたもののようです。そこで集まった7つの作品、作家それぞれが「フェミニズム小説」というものをどういう風に解釈したのかが垣間見られて、そんなところが面白い作品集になっています。
4日遅れの……

「ようやく」なんて書くと、まるであたしが首を長~くして待っていたような印象を与えてしまいますが、別にそんなことはありません。
妹曰く、先週の土日は姪っ子が体調を崩していたとこかでチョコを作れなかったようです。で、この土日で作ってすぐに送ってきたようです。
ご覧のように、左の函入りはどうやら市販品。まだ手作りなどできない下の姪っ子が妹と相談して買ったのではないでしょうか? 右側の三つの袋が上の姪っ子が作ったとおぼしきチョコです。
でも、チョコと書きましたが、チョコではなくて、チョコレートケーキのようなものです。こういうの、正確には何と呼ぶのかわかりませんが、やや甘さが足りないかなという感じ、あえて大人向けにビターに作ってくれたのでしょうか?
短篇なら、ということで……

昨日の「よんとも」が、海外文学初めての人でも短篇なら取っ付きやすいからお勧め、という趣旨でした。おすすめの短篇集の中にはあたしの勤務先の『西欧の東』がありましたので、あたしも何冊かお勧めしたいと思います。
まずは『ヴァレンタインズ
』です。アイスランドの作家オラフ・オラフソンの作品です。
全部で12篇ですが、それぞれのタイトルが「一月」「二月」と始まって、12篇ですので「十二月」まであります。各篇は男女の恋愛を描いているのですが、どれもこれも一筋縄ではいかない結末です。「どうしてその場面でそんなセリフ言っちゃうの?」「どうしてそんな行動を取るのよ?」と言いたくなるような、愛の終わりとまでは言えないまでも二人の危機を描いた作品集です。
続いてはアメリカの作品『神は死んだ
』です。
冒頭の作品で、いきなり神様が野垂れ死にをしてしまいます。「えっ、どういうこと?」と思われた方は是非とも本書を読んでください。そして、神様が死んでしまうという設定、日本人にはピンと来ないかも知れませんが、キリスト教社会のアメリカ人にとってはきわめて深刻な問題のようで、続く各篇は神が死んだことによる人々の不安や社会の不条理が描かれます。「ああ、欧米人っては神様が死んでしまうとこんなふうになっちゃうんだ」と思えてきます。
三つ目はメキシコ系移民のアメリカ作家による『ミニチュアの妻
』です。
どれこれも奇想天外な着想に満ちあふれた作品ばかりですが、代表して表題作「ミニチュアの妻」について紹介しますと、主人公はあらゆるものを小さくする技術を持った男性です。ひょんなことから彼の奥さんが小さくなってしまいました。もちろん彼には小さくした門を元へ戻す技術もあるわけですが、何パターンかある小さくする方法のどれを用いたかがわからないと元へ戻すこともできないのです。彼は自分の妻がどの方法で小さくなってしまったのかがわかるまで、まずはミニチュア化した妻が快適に暮らせるように、シルバニアファミリーよろしく家具などの調度品を作ってやります。実に快適な妻のためのミニチュアの家ができたわけですが、そんな妻が採った行動は……
他にもたくさんありますが、タイトルだけ挙げておきますと『ナイフ投げ師』『モンスターズ 現代アメリカ傑作短篇集
』『キャサリン・マンスフィールド傑作短篇集 不機嫌な女たち
』『歩道橋の魔術師
』といったところが読みやすく、面白くて、海外文学が初めてという人にも取っ付きやすいのではないでしょうか?






