Rockfield's Diary
染井吉野ナンシーの官能ダイアリー
眠いのです

昨晩は、勤務先の飲み会。
今月で定年退職される同僚の送別会でした。
それ自体は、とても愉しいひとときでしたし、お料理もお酒も美味しくいただいたのですが、とにかく眠いです。
送別会は仕事が終わった午後6時スタート。終わったのが8時半過ぎ、もうじき9時になろうという時間でしたから、それほど遅くまで、というわけではありません。
しかし、あたしのように普段から8時すぎには床に入り、本を読んでいても8時半くらいには寝入ってしまう人間には、9時近くまで外にいる、帰宅していないというのは、かなりの苦痛です。送別会の後半は、もうとにかく睡魔との戦いでした。
そして今朝もいつもどおり3時すぎには目が覚めてしまいます。さすがに床を出るのは3時半を回ってからにしていますが、でも4時まで寝ているなんて平日ではまずありえません。
そんなわけで、いま、とにかくあたしは眠いのです。
声と姿勢が大事!

ロングセラー商品『発声と身体のレッスン』の拡販中です。
同書がこれだけ売れるのは、もちろん演劇関係者が買ってくださっているからではありますが、それだけではこれほどの売り上げに結びつくとは思えません。他にも何か理由があるはずなのです。
で、アンテナを張り巡らしてみますと、カラオケ好きな人たちが発声法、ボイストレーニングのために買っているという噂を聞きました。
さらには、これから面接に臨む就活生、営業回りのビジネスマンが、相手に好印象を持ってもらうために、声の出し方や話す姿勢について学ぶために本書を参考にしているという情報も入ってきました。
というわけで、上の写真は新宿の紀伊國屋書店です。本籍地である4階・演劇書コーナーではなく、3階・ビジネス書コーナーで展開中です。どこに置いてあるかわかりますか?
周囲を見回すと、確かに「声の出し方」とか「好印象を与える話し方」といった本が、よくもまあこんなにあるものだ、というくらい並んでいます。
そう考えると、プロ中のプロである鴻上尚史さんが書かれた本書は、まさにうってつけ、ここに置くしかない、という本なのかも知れません。
これまでも、本書の噂を聞いて演劇書コーナーへ買いに行っていた人も多かったと思いますが、こうしてビジネス書コーナーに置いてもらえば、本書の噂など聞いたことがない人の目にも触れますので、売れ行きに更に加速がつくのではないかと期待しているところです。
まずはこちらから

角川選書の新刊、『マルクス 資本論』です。
著者は佐々木隆治さん。
どこかで見覚えのある名前、と思ったら、前号の『人文会ニュース』128号でマルクスについて書いていただきました。
角川選書は少々ボリュームもありますので、まずは『人文会ニュース』から読んでみるのはいかがでしょうか?
今日の配本(18/07/23)

翻訳の最前線?

昨日は四ッ谷にある韓国文化院で翻訳フェスティバルでした。かなり大きなホールでしたが事前予約で満席という盛況ぶりでした。
第一部は「本が生まれる現場から」と題して、晶文社、新潮社、白水社、クオンの編集者が翻訳作品を作る、出版するにあたって考えなどを披瀝、第二部は「翻訳の仕事最前線」として5名の翻訳家の方が実際の翻訳作業について、翻訳という仕事について語りました。そして最後の第三部は「翻訳コンクール」の授賞式でした。どれも興味深く、楽しいひとときでした。
個人的には、やはり出版社の営業として、第一部の編集サイドの意見というのは面白く聞けるものの、営業としてはまた異なった立場、考え方もあるだろうなあと感じました。もし機会があるのであれば、同じ出版社の営業部の人に登壇してもらって、翻訳作品について語ってもらうのも面白いかも知れません。
さて会場は、場所や主催者の関係もあり、韓国語や韓国文学に興味のある方が多かったのでしょうか? 業界関係者も少なからずいたようですが、多くのは翻訳家の卵のような方が多かったのではないか、という印象を受けました。翻訳コンクールに応募したけど選には漏れてしまった方もいたのだと思います。
あたしのこの印象が正しかったとして、今回のイベントがそういう方々にとって「これからも翻訳を続けていこう」という励みになったのか否か。いきなり出版社に自身で翻訳したものを持ち込んでもほぼ採用されることはないということでショックを受けた方も多かったのではないでしょうか? ただし、出版社としてもいつまでも同じ翻訳家にだけ頼っていることはできません。こういっては失礼ですが、翻訳家の方だって年をとりますし、いずれはお亡くなりになります。死んでしまっては翻訳を頼むことはできませんから、新たな翻訳家の発掘は出版社としても死活問題です。
もちろん生前においても、若い作家の作品を年老いた翻訳家が翻訳するというのはどうなのか、登壇されていた金原瑞人さんも多少ニュアンスは異なりますが、そんなようなことを語っていました。感覚にしろ言葉遣いにしろ語彙の選択にしろ、若いからこそ出てくるものってあるはずですので、そういう意味でも出版社は多くの翻訳家の方を、キープという言い方は失礼かも知れませんが、知り合っておきたいと考えているはずです。
まあ、独りでコツコツと作業をしている人がどれだけいるのか知りませんが、たいていの方は翻訳家の方がやっている翻訳教室や翻訳講座のようなものに通っているはずですので、その翻訳家の方を通じて出版社の人間を紹介してもらうのが一番の近道ではないでしょうか。出版社としても、ふだん仕事をしている翻訳家からの紹介であれば無視もできないでしょうし。
個人的には、第二部の座談、五名の方はアメリカ、ドイツ、台湾、イタリア、韓国の翻訳を主に手がけている方々でしたが、アメリカを除けばやはり翻訳の世界では少数派です。このあたりの、同じ翻訳家と言っても立場の違い、市場の違いに対する意識のずれやギャップが面白かったですし、興味深かったです。必ずしも英米が恵まれているわけでもないんだなあと感じました。