Rockfield's Diary
染井吉野ナンシーの官能ダイアリー
お店ごとに異なります

関西ツアー中です。金曜までです。昨日は初日、京都を回っていました。
その京都、現在、大垣書店イオンモール京都店、ふたば書房御池ゼスト店、丸善京都本店の三店舗で「京都〈読者謝恩〉ブックフェア」が開催中です。今年は毎年恒例の東京国際ブックフェアが開かれないので、その代替措置というわけではありませんが、せっかくなら東京以外の場所で、ということで京都開催になったようです。
で、あたしの勤務先も参加していまして、昨日は丸善の様子を拝見しました。
【イベント:丸善京都本店】6月25日(日)まで、地下2階特設会場にて、梓会会員出版社による、京都〈読者謝恩〉ブックフェアを開催致します。会員社が選りすぐった1,000点を超える話題書、ロングセラーを会期中に限り特価にて販売致します。 https://t.co/GI3I8RpuZl pic.twitter.com/e47FeKllLW
— 丸善京都本店 (@maruzenkyoto) 2017年6月10日
お店の方の話では、やはり割引販売が大きいのか好調な売り上げになっているそうです。京都はもとより、大阪あたりの本好きな方もいらしているのでしょうか? このイベント会期が決まっているので、どの程度周知しているのかもよくわかりませんが、一人でも本屋に来てくれる方が増えるといいなあ、と思います。
さて、出品した本は決して品切れ本などの古書的なものではなく新刊なんですが、選書は各社が行なっています。三店舗とも同じようなラインナップなのか、そこまではわかりませんが、少なくともあたしの勤務先は三店舗ごとに出品している商品は異なります。
一応は、三店舗の立地や客層を意識して選書したつもりです。他社もそのような出品をしているのか、もしそうだとしたら、フェアが終了した時点でお店ごとに売れ方に違いが出たのか、興味深いところです。
今日の配本(17/06/12)

昼の話は鳥が聞き、夜の話はネズミが聞く

昨晩の、八重洲ブックセンターでの齋藤真理子さん、岸本佐知子さんのトークイベント。手元のメモを元に少々ご紹介。念のため断わっておきますと、新刊『ピンポン』の刊行記念トークイベントでした。
同じ翻訳家として、今回は岸本さんが聞き役、齋藤さんがそれに答えつつ話が膨らんで脱線し……という感じでした。
まず齋藤さんとパク・ミンギュ作品との出会いについてですが、『カステラ』はクレインの社長が齋藤さんに持ちかけたもので、齋藤さんはそれまでパク・ミンギュについてはほとんど知らなかったそうです。
岸本さんは、『ピンポン』の中の作中小説であるジョン・メイスンの作品について、自分が訳したニコルソン・ベイカーに通じるものがあるので大好きだとのこと。また齋藤さんからは、後にパク・ミンギュ自身から「自分が好きな日本の作品は宮澤賢治の銀河鉄道の夜だ」と聞いて、『ピンポン』の主人公釘とモアイはジョバンニとカムパネルラに相当するのではないか、街と学校と原っぱを巡っている二人の世界、そこをグルグル回った遠心力で卓球界に飛ぶストーリーなど、銀河鉄道の夜をモチーフにしているのところがあるのではないかと思うようになったという非常に興味深い意見が出て来ました。
話は中二病に及び、日本の中二病と韓国の中二病との違いについて。そもそも中二病という言葉自体も日本から入ってきた言葉であり、概念ですが、日本ではやや自嘲気味に使われる言葉だと思われるのに対し、韓国ではもっとシビアな、罵倒語として使われているそうです。それは日本よりも更に受験戦争が厳しい韓国社会を反映しているのではないかとのことです。
また韓国文学については、純文学の比率が高く、ミステリーやSFなどは一段低く見られていて、だから日本の作家、作品が若い人を中心によく読まれているそうです。しかし社会がどんどん変わっていっているのに文学が(純文学偏重のまま)変わらないのはおかしいという声も上がっており、パク・ミンギュ氏などは「純文学という監獄から出るべきだ」と発言されているそうです。
中二病に限らず、近代以降の歴史において日本に支配されていたこともあり、近代的な語彙や概念は日本語から入ったものが多く、日本語を通じて近代化したのが韓国の近代史であり、翻訳に当たってはそういったものを完全に払拭してツルツルの文体にしてしまってはよくないのではないか、もっとゴツゴツしたものを残すようにしている、という齋藤さんの発言もありました。このあたり、翻訳の文体はどうあるべきか、岸本さんとの話もかなり盛り上がっていました。
ところで、あたしは『銀河鉄道の夜』は読んだことがありません(汗)。打ち上げでそんな話をしたら、齋藤さん、岸本さんから、「それは貴重だから、この先も一生読まないままでいるように」と釘を刺されてしまいました(笑)。
最後に、下の写真は昨日のいでたち。どうしてこういうブラウスとネクタイなのか、わかりますか?
『ピンポン』の章名にもなっている韓国のことわざ「昼の話は鳥が聞き、夜の話はネズミが聞く」を意識しています、と言えばわかっていただけるでしょうか?
乃木弁、第二弾

先日のオムライスに引き続き、本日のランチはこちらの乃木坂46弁当です。
西野七瀬シェフのチャーハン、秋元真夏&若月佑美シェフの中華丼です。もちろん今回もエプロン姿の写真付。休日なので、母とあたしと一食ずつです。
上は、母が食したチャーハン。なかなかボリューミー。女性だとかなりお腹がいっぱいになると思われる分量です、とは母の弁。チャーハンの横にはニンジンとモヤし、それにつくねの様な肉団子(?)が添えられていました。「なあちゃん」の「チャーハン」って語呂合わせでしょうか?
続いては、あたしが食した中華丼。こちらは黒酢が利いています。ありがちな惣菜の中華丼に比べると味は薄めで、確かに具が盛りだくさん、特に野菜がぎっしり載っていました。
ところで前回の、まいやんのオムライスはわが家のすぐ近所のセブンイレブンで予約・購入ができたのですが、今回の弁当は近所のセブンイレブンでは予約ができませんでした。店舗によって扱うメニューに違いあるのですね。近所のセブンイレブンをいくつか検索してみたのですが、やはり取り扱いなしという店舗がありました。
今回は、少し遠いところにあるセブンイレブンで予約し、昼前にクルマで買いに行って来ました。弁当二つでこんなに苦労するとは……。でも美味しかったからよしとしますか。
二者二様なんて表現はないか?




