Rockfield's Diary
染井吉野ナンシーの官能ダイアリー
併売している書店はあるのかしら?

現在売れに売れている『龍彦親王航海記 澁澤龍彦伝』ですが、毎日新聞に先日掲載された川本三郎さんの評で、澁澤龍彦と砂澤ビッキに関係があるということを初めて知りました。不勉強で情けないです。
で、その砂澤ビッキと言いますと、新刊『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』です。全くの偶然ですが、こんな続けざまに関係する二人の本が刊行されるなんてちょっと驚きです。
ただ、どの書店を覗いても、この二冊を並べて展開しているところは見当たらないですね。それは仕方ないのかも知れませんが、そういう並べ方、売り方があっても面白いのではないでしょうか?
間接的に紹介されている?

今年の演劇会を回顧する記事が載っていました。そう言えば、今年の漢字も発表されましたが、もうそんな季節、年の暮れが迫っているのですね。
さてこの中で三人中二人が「プラータナー」を挙げています。これってタイと岡田利規さんのコラボのような作品だったと記憶していますが、書籍はあたしの勤務先から刊行されています。それが『憑依のバンコク オレンジブック』です。
これは単純な戯曲の本ではなく、「国際共同制作プロジェクトの公式ガイドブック」でもありますので、バンコク観光案内や対談、論考なども含んだ、一見すると旅行ガイドのような作りになっています。ご興味のある方は是非どうぞ!
続いては、小泉環境大臣のスピーチも日本ではニュースになりますが、世界的には化石賞を受賞したという点の方が取り上げられる環境問題の話題。ブラジルの大統領がグレタさんを揶揄したと取られかねない発言をしたとか……
その問題の発言に登場するポルトガル語が「ピラリャ」です。ポルトガル語に不案内なあたしにはどんな綴りなのかもわかりませんが、たぶん、これではないかと思われる単語を辞典で調べてみました。
朝日新聞の記事には「日本で出版されているポルトガル語辞典では「ピラリャ」は「子ども、小柄の人」と説明されている」とありますが、あたしの勤務先から出ている辞典にも同様の説明がありました。
いや、「子供」と「子ども」という表記の違いはありますが、朝日新聞の説明そのまんまの記述です。
ということは、朝日新聞が言う「日本で出版されているポルトガル語辞典」とは、あたしの勤務先から刊行されている『現代ポルトガル語辞典[3訂版]』のことではないでしょうか?
ちなみに問題の「ピラリャ」は、日本のサイトでは綴りを載せているところがほぼ皆無だったので、英語のサイトなどを調べに調べて「pirralha」ではないかと当たりを付けてみたのですが、あっているのでしょうか?
こうして見てみますと、ポルトガル語って綴りも難しいですし、発音記号も英語とはまたちょっと違うものがあったりして素人には手強いです。
で、ポルトガル語に興味を持たれた方、これを機に勉強してみようと思った方、辞書を選ぶなら『現代ポルトガル語辞典』ですよ!
今日の配本(19/12/13)

製作並びに頒布中止のお知らせ

これまで5年以上にわたり、この時季の風物詩として製作してきました「Nancy Calendar」ですが、2020年版は製作を取りやめます。
理由は至極単純で、このところ新しいブラウスもネクタイも購入していないので、皆さまにご披露するようなカレンダーの水準が維持できないと判断したからです。別に飽きてしまったわけではありません。
ブラウスもネクタイも(特にネクタイなんですが)、市場やネットを見てもこれと思うものがありません。こんなネクタイがあったらいいなあと、いろいろ思いは致しますが、そういったネクタイが見当たらないのが現状です。
もちろん、なかなか給料が上がらず、資金繰りが潤沢でないというのも理由の一角を占めますが、主たる理由はそんなところなのです。
というわけで、この時季、カレンダーが届くのを愉しみに待っていらっしゃる方には申し訳ありませんが、ナンカレ、2020年はいったんお休みとさせてください。2021年版で復活するか、あるいは急遽4月始まりの2020年度版を製作するか、なんとも言えませんが、ひとまずお詫び申し上げると共に、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
さらなる拡販を狙って!

同じく書店店頭で見つけた小冊子、なんと32ページに及ぶ立派なもの。これを無料で配布してしまっていいのですか、という出来映え、水準です。
これをいただいた書店の方が、まだ読んでいなかったけど、この冊子を読んだら読みたくなった、と言っていましたので、小冊子のこう語るや恐るべしです。
ここまで売れると、雪だるま式に読者も増えるでしょうし、売り上げも伸びるのでしょうね。ここへ来ての小冊子作成は「年末年始に何か本でも読もうかな」と考えている読者に、「そうだ、今年話題になっていたあの本を」とてを伸ばさせるためのツールなのだと思います。
先手先手を打った営業に同業者として頭が下がります、もっと見倣わなければ!
そしてもう一つ、こちらは二つ折りのチラシといった感じのものですが、早川書房のものです。
自社の書籍からフェミニズムなどをキーワードに書籍を選び、〈彼女はあなたかもしれない-勇気をくれる女性たちのブックガイド〉としてフェアを展開中のようです。
こういうテーマのフェアが企画されたのも、このチラシによりますと筑摩書房の『キム・ジヨン』が影響しているそうです。やはり、キム・ジヨンの影響力、スゴいですね。

