香港世界

香港世界

山口文憲 著

今は失われた、自由都市の姿――市場や庶民の食、娯楽から死生観まで。街と人を描き旅行者のバイブルとなった旅エッセイの名著。

2021年9月4日

自転車泥棒

自転車泥棒

呉明益 著/天野健太郎 訳

失踪した父と同時に消えた自転車の行方を追う「ぼく」。台湾から戦時下の東南アジアへ、時空を超えて展開する壮大なスケールの物語。

2021年9月1日

ユーゴスラヴィア現代史 新版

ユーゴスラヴィア現代史 新版

柴宜弘 著

民族、国家、宗教、言語……。独自の社会主義連邦の道を歩んできたユーゴの解体から三〇年。暴力と憎悪の連鎖が引き起こしたあの紛争は、いまだ過ぎ去らぬ重い歴史として、私たちの前に立ちはだかっている。内戦終結から現在にいたる各国の動向や、新たな秩序構築のための模索などについて大幅に加筆。ロングセラーの全面改訂版。

2021年8月31日

女たちの壬申の乱

女たちの壬申の乱

水谷千秋 著

古代最大の内乱を舞台に「日本」という国家の基礎を作った持統天皇、万葉集を生んだ額田王など、謎多き人々の真の姿を鮮やかに描く。

2021年8月27日

ブラックノイズ 荒聞

ブラックノイズ 荒聞

張渝歌 著/倉本知明 訳

タクシー運転手の呉士盛(ウ―・シーシェン)は人身事故を起こして借金に追われて、娘は家出し妻とも言い争いが絶えない。ある日、タクシーの溜まり場に放置されていた車の中で古いカセットテープレコーダーを見つけ、何気なく再生ボタンを押すと男のかすれた声が漏れてきた。

2021年8月26日

眠りの航路

眠りの航路

呉明益 著/倉本知明 訳

睡眠に異常を来した「ぼく」の意識は、太平洋戦争末期に少年工として神奈川県の海軍工廠で日本軍の戦闘機製造に従事した父・三郎の記憶へ漕ぎ出す——。鮮烈な長篇デビュー作。

2021年8月21日

やんごとなき読者

やんごとなき読者

アラン・ベネット 著/市川恵里 訳

英国女王、読書にハマる。おかげで公務はうわの空、側近たちは大あわて。人生を変え視野を広げる読書の力についての、楽しくも深い物語。

2021年8月21日

物語 パリの歴史 「芸術と文化の都」の2000年

物語 パリの歴史
「芸術と文化の都」の2000年

福井憲彦 著

古代ローマのカエサルのガリア遠征に始まり、百年戦争、ルネサンス、絶対王政、フランス革命など、常に世界史の主要な舞台として繁栄してきたパリ。「芸術文化の都」として、一億人にものぼるという、世界で最も多くの旅行者を惹きつける魅力はどのように形成されたのか。歴史を彩る王たち、たび重なる戦争と疫病の危機、そして文学や思想、芸術、建築……。フランス史の碩学とともに訪ねる二〇〇〇年の歴史の旅。

2021年8月19日

中国「見えない侵略」を可視化する

中国「見えない侵略」を可視化する

読売新聞取材班 著

研究費は五年で二億円——―「千人計画」に参加する日本人研究者は破格の待遇をこう明かす。激しさを増す米中対立を背景に、中国がいま狙うのが、「軍事アレルギー」が根強い日本が持つ重要技術の数々だ。中国人留学生による知的財産の収集、殺戮ドローンやゲノム編集攻撃といった新たな軍事技術の開発など、経済安全保障を揺るがす専制主義国家の脅威を総力取材で明らかにする。

2021年8月18日

店長がバカすぎて

店長がバカすぎて

早見和真 著

谷原京子、28歳。独身。とにかく本が好き。現在、〈武蔵野書店〉吉祥寺本店の契約社員。山本猛(たける)という名前ばかり勇ましい、「非」敏腕店長の元、文芸書の担当として、次から次へとトラブルに遭いながらも、日々忙しく働いている。あこがれの先輩書店員小柳真理さんの存在が心の支えだ。そんなある日、小柳さんに、店を辞めることになったと言われ……。

2021年8月13日