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Rockfield's Diary
Rockfield's Diary
近刊情報[26/10/26]

今日の配本[26/10/26]

いま自然をどうみるか
高木仁三郎 著
本書は、反原発運動を率いた「市民科学者」高木仁三郎が1986年に世に問うた自然哲学の名著。ギリシア神話の自然征服志向から、コペルニクス的転換、近代科学の「機械としての自然」像、民衆の自然観の蘇生、労働論まで、人間が自然を支配・操作の対象とみなしてきた歩みをたどり、科学の眼と感性の眼とに引き裂かれた現代人に、自由と解放の自然観への転換を促す。
波うららかに、天才肌

芦田愛菜主演のドラマ「南田南弁護士は天才肌」の第一回、録画してあったのを視聴しました。その前からNetflixでオリジナルである「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を視聴していたので、半分愉しみに、半分冷ややかに視てみました。
日本版リメイク放送前は、あの主人公を演じるのが芦田愛菜と聞いて、「ちょっとイメージが違うのではないか?」と世間一般の人が抱いていたような懸念をあたしも持っていました。しかし、第一回を視る限り、実に韓国版を忠実になぞっていることがわかりました。
あたしは韓国版を吹き替えで視聴していたので、韓国の役者さんのセリフ回しなどはわかりません。聴いたところで韓国語がわからないので、間合いとかきちんと理解できないでしょう。ですから吹き替え版との比較になりますが、あえて言えば、芦田愛菜は元気だな、ということです。オリジナルの方は主人公がもっとオドオドしているように感じます。
そしてリメイクだから仕方ないのか、そういう契約になっているのかわかりませんが、周囲の登場人物の人物造型にしろ、毎回の訴訟・裁判のエピソードにしろ、ほぼそのまんま韓国版どおりです。もう少し日本らしい設定やエピソードを加えることはできないのでしょうか。まだ放送一回ですが、次の予告でも韓国版で扱われたエピソードですよね。今後は日本版オリジナルの訴訟案件が描かれるのでしょうか。
さてさて同じくフジテレビ系のドラマ「波うららかに、めおと日和」です。第二回が放送されましたが、乃木坂46の小川彩演じるふゆ子が一騒動起こす回でした。そして同じ乃木坂46の先輩、生田絵梨花の結婚と初夜エピソードが描かれました。
いくちゃんは演技の経験も豊富なのでよいとして、あーやは演技をしているのでしょうか。視ていると、乃木坂46グループ内での役回りと同じようなことをドラマの中でもやっているように見えます。つまり年上の人からカワイイ、カワイイ、とただただ愛でられる役です。小川彩らしいと言えばらしいのですが、これから愛する人を戦地に送り出し、悲しみや苦しみを乗り越え、人間として強くなるふゆ子が描かれるのでしょうか。それが楽しみです。
最後に、本日のダイアリーに挿入している画像は日向坂46の二期生、金村美玖の写真集『機微』です。漢字二文字でやや硬めのタイトルですね。それにオビ文に「秋元康」と入っていませんが、これはいったい誰の推薦文なのでしょう。
画像の一枚目は楽天ブックス限定カバー、二枚目は通常版カバーです。この二種類をそれぞれ一冊購入しました。
雨が降ろうが、槍が降ろうが……

今日は神保町ブックフェスティバルでした。いわゆる神田古本祭りに合わせて、出版社がワゴンで各社の出版物を売るというイベントです。神田すずらん通りを会場にして行なわれるのです。
しかし、これが問題なのです。すずらん通りはご存じのとおり、アーケードなどありません、露天です。雨が降ったらどうしようもありません。そしてこのところ毎年のように、古本祭りの時は雨に祟られるのです
今日もそうでした。雨から降ったりやんだりの小雨模様、なんとかワゴンに書籍をスタンバイしましたが、始まるのを待ちかねたように雨の降りが強くなってきました。そこで、一時間も経たないうちに撤収です。
そしてすずらん通りから歩いて数分の自社の一階を会場としてワゴンセールを継続したのです。もちろん、すずらん通りでは会場を変えてワゴンセールをやっています、というチラシを配りまくりました。その甲斐もあって、勤務先の一階で行なったセールは大盛況でした。
多くのワゴンが、その後の雨で撤収を余儀なくされる中、近場で継続できたのはラッキーでした。さて、明日の天気はどうなのでしょう。今日と同じような感じなのでしょうか。
いまとなってはビギナーです

各社いろいろな文庫を出していまして、それをさらに売り伸ばそうと必死にアイデアを出しているようです。一発大ヒット作が出れば、文庫レーベルの知名度も上がり、書店の棚の占有率も上がるのでしょうが、そんなうまいこと狙って出来るものでもありません。
何かを仕掛けるとするならば、(文庫ではありませんが)《エクスプレス》が累計で150万部を突破したとか、《エクス・リブリス》が通巻100冊目になった、といったような節目を利用するというのが効果的ではないでしょうか。そんな節目の一つに創刊何周年というものがあります。
そこで文庫の話題に戻って角川文庫です。角川文庫は超有名、ヒット作もたくさんある、押しも押されぬ文庫界の雄です。その角川文庫とは別に「角川ソフィア文庫」というレーベルがあります。角川文庫に比べると「ソフィア」と名乗るとおり、ちょっと学芸色が強いラインナップです。
そんな角川ソフィア文庫の中の「ビギナーズクラシックス」が創刊20周年を迎えたそうです。それを記念して書店店頭にパンフレットが置いてありました。用意されているパンフレットは「ビギナーズ古典MAP」で中国編と日本編の二種類です。あたしは、一応は中国学で大学院修士を出ていますのでビギナーと言うことはないと思うのですが、この中国編をいただいてきました。
自宅の書架を眺めますと、ソフィア文庫はこのくらい架蔵していまして、その中でビギナーズクラシックスも数冊混じっています。すぐ上でビギナーではないと書きましたが、ここ数年感じるのは、出土文物の研究が進み、あたしが大学院で学んでいた時代とは学問・研究の前提がガラリと変わってしまっている、ということです。中国古典や中国史に関する文庫や新書を読んでいると、そのことを非常に強く感じます。
電子文献も整備され、古典の用例を検索するなどという作業はあっという間に終わります。どの文献が初見だといったことは何の研究成果にはならない時代です。あたしはそんな時代が訪れるギリギリのタイミングで就職し、学問の世界から離れました。ですので、時間的なブランクもそうですが、内容に関しても、既にあたしは中国学の専門家を名乗れるような資格はなく(元からなかったわけですが……汗)、全くのビギナーなのだと思い知らされています。