倉敷の誘拐事件とあたし

倉敷の女児誘拐監禁事件。

無事解決してよかったですね。このところ、誘拐された直後に殺されているというケースが多かったので、無事で保護されたというのはなによりです。

それにしてもこの犯人、父親はおらず、母親は施設に入っている独り身ということですが、うちも母が施設にでも入るようなことになれば、まるっきり一緒です。いえ、うちの母親は今のところピンピンしていますが、いつ、そういう施設のお世話になるかはわかりません。ですから、決して他人事とは思えません。あえて犯人とあたしの違いを言えば、犯人はかつて結婚したことがあるということです。その点では、犯人はあたしをはるかに上回っていると言えます。

犯人の部屋の中がアニメの美少女ポスターだらけだったという話が、ネットのアニメファンを怒らせているようですが、近所づきあいもしていない、定職にも就いていない、友達もいない、そういう文脈の中でアニメにのめり込んでいるということですから、「アニメ=悪」というのではなく、こういう犯罪を起こしそうな人の傾向として考えればよいのではないでしょうか。あたしだって、アニメの美少女にはほとんど興味はありませんが、乃木坂などのアイドルにはかなり入れ込んでいますので、この犯人とさほど変わりありません。あたしは、仕事こそしていて社会人を演じていますが、近所づきあいもなく、友達もいないというところは犯人と全く同じです。

また警察に対して、少女と「ずっと一緒にいたかった」と述べているそうですが、自分の好きな子とずっと一緒にいたいと思うのは当たり前の感覚でしょう。「自分の好みの女性に育てたかった」というのも、まさしく光源氏と若紫のエピソードを彷彿とさせますが、決して異常な考えだとは思えません。

しかし、警察に問われて、一緒に部屋にいた少女を「奥さんです」と言ったのはおかしいでしょう? ふつうなら「妻です」と答えるところではないでしょうか? それにしても、たぶんこの犯人は少女の父親よりも年上でしょう。それなのに、いけしゃあしゃあと「奥さん」だと答える図太さ。なかなかのものです。

それにしても、少女の心に傷が残らないことを祈るのみです。

女二人がトレンド?

映画だけでなく、ブルーレイ、DVDも売り上げが絶好調だという「アナと雪の女王」。

 

そもそも映画がまだ公開中だというのにブルーレイやDVDが発売になったりレンタルが開始されたりするというのは異常ですし、それがまた大人気だというのもこれまでになかったことです。

あたし自身は映画は観ていませんし、ブルーレイやDVDを買おうとも思いません。今後も観ることはないと思います。どうもディズニー映画って好きじゃないんですよね。あたしが天の邪鬼なせいもありますが。

ところで、この映画がこれほどヒットしたのは、ディズニー映画としては珍しく、いや初めてヒロインが二人というこの作品の特徴があると聞いたことがあります。これまでの作品がヒロインは一人だったのか否か、全く観ていないあたしにはわかりませんが、白雪姫とか眠れる森の美女とか、考えてみればヒロインは一人ですよね。ヒロインの敵役的な女性は登場すると思いますが、ダブル・ヒロインというのはなかったのかなと思います。

そういう意味では、やはりヒットしているドラマ「花子とアン」も、ストーリーがダブル・ヒロインではありませんが、タイトルはそれをイメージさせるものになっていますよね。やはり意識しているのでしょうか?

これが時代の流れなのかわかりませんが、三谷幸喜演出の舞台「紫式部ダイアリー」も紫式部と清少納言というダブル・ヒロインものでしょう。三谷幸喜がこのような時代の流れを敏感に感じ取って創り上げるのでしょう。

となると、宮木あや子さんの『砂子のなかより青き草』は清少納言がヒロインですが、続編としてこんどは紫式部をヒロインにして作品を作れば、併せてダブル・ヒロインの作品となり、大ヒットするのではないでしょうか?