お気に入りは

齋藤飛鳥 ファースト写真集 潮騒』を購入しましたが、別にあたしは観賞用と保存用の二冊も買うほどのめり込んではいません(汗)。ただ、楽天ブックス限定表紙と通常盤をそれぞれ一冊ずつ買ったに過ぎません!

で、お気に入りはどれかと言いますと……

えっ、そんなの別に聞きたくないって?

まあ、そりゃそうでしょうね。興味のない方にはどうでもいい話、聞きたくもない話でしょうから。

ということで、以下は興味のある方だけが読んでくだされば……

どれもかわいいあしゅが写っていますが、どれか一枚と聞かれたら、比較的初めの方に載っている、どこから海外の(?)レストランとおぼしき場所で、蟹の腕を選んでいる飛鳥ちゃんがカワイイです。見開きで同じ場所の写真が載っていて、左ページはトングで腕の一本をつかんで正面を向いている写真、右ページは腕を数本皿に取った後さらにまだ何か物色している写真です。

この二枚のうち、あたしは特に右の写真がお気に入りです。このあしゅの口が特にカワイイです。

さて、いくちゃんの写真集の時にもファンの間で話題になりましたが、今回のあしゅの写真集でも、その水着カットが話題となりました。乃木坂46のメンバーは、基本的に雑誌などでは水着NGなので、こういう機会でもないと水着写真を見ることはできない、ということでファンにとってはかなりレア、貴重な写真となるわけですが、一方で清楚が売りの乃木坂には水着カットは要らないという意見も根強いものです。

あたしも後者のグループです。水着は要りません。今回のあしゅの水着、決して悪いとは言いませんが、やはりあたしが乃木坂のメンバーに求めているものはここではない、と思ってしまいます。それでもやはり「水着だー!」と狂喜乱舞しているファンが多いのでしょうけど……

是非ご一緒に

幻冬舎から出た『東京裁判』が、このところ書店で目立ちます。

何かと議論の絶えない「パール判決書」の翻訳ですね。

 

類書はいくらでもあるでしょうし、様々な立場からの書籍がたくさん刊行されていますが、是非とも『パール判事』もお忘れなく。「新書版」もありますので!

あたしも「4」に感じる!

まもなく乃木坂46は、次のシングルの選抜メンバー発表となるわけで、ファンの間では誰がセンターになるのか、どんなメンバーが選抜メンバーに選ばれるのか、侃々諤々の意見が飛び交っています。ほぼ固定しつつある選抜メンバーに対して、アンダーメンバーのモチベーションをどう維持するのか、三期生が入り、中心メンバーの一人・ななみんがあと一月ほどで卒業、引退という事態を受け、大きく変わるのか、今回は安全策で行くのか注目が集まっています。

一方、妹分の欅坂46も、乃木坂46と前後してシングルをリリースしましたので、次の4枚目シングルの発表、発売もまもなくだと予想されています。特に欅坂46の場合、デビュー以来、3作連続でメンバー最年少の平手友梨奈がセンターを務め、欅坂46と言えば平手友梨奈、最年少センター、というのが世間的にも周知され、この印象、イメージがあまりにも強く、それ以外のセンターに誰がなるのか、否、なれるのか、乃木坂46以上に予想が難しいところです。

ファンの間では、ある程度世間にグループが認知されるまでは平手をセンターにし続けるべき、という声もある反面、そろそろ変えないと、この先ではますます変えづらくなる、という意見も飛び交っていて、こちらも喧々囂々の状態です。そんな中、ここへ来て、あるメンバーのブログが話題になっています。

そのメンバーとは、今泉佑唯、この子も中心メンバーの一人、人気も高いです。その彼女が今年、1月6日に書いたブログがファンの間で次のシングルを暗示しているのではないかと言われています。確かに、諸々考えると、乃木坂も欅坂もそのころには次の選抜が、メンバーに対して発表になっていてもおかしくはない時期ですので、それほど突飛な意見とは言えないと思います。

で、その彼女のブログですが、タイトルが「4に感じるもの。」です。このようなタイトルだからと言って、別に4枚目シングルのことを話題にしているのではありません。

夜の気温は4度。
中学校の頃の出席番号は4番でした。

なにかと『4』に縁を感じてしまいます。

家族でお出掛けをして駐車場が4階だと
『私の出席番号って覚えておけばいいね♩』って言うと

お母さんに『初めて知ったよ。ゆいちゃんにしか分からないね。』って冷たく流されます。笑

ちょっと引用させていただきましたが、上のような内容で始まっています。

実はこれ、まるっきりあたしと同じです。あたしも出席番号は4が多かったです。何か番号がつけられるもの、一方的に割り振られるにせよ、自分で選ぶにせよ、その数字に4が入っていると嬉しくなりますし、4の入っているものを選びます。あたしの誕生日が24日なので、これも4が好きな一因です。

このブログは、彼女が西野カナのライブに行き、その座席の番号に4が付いていたことから、こういう書き出しになったそうですが、あたしもそういう時、4が付いていると「ラッキー!」と感じてしまうタイプです。

「4」は「死」に通じるから縁起が悪いとよく言われます。が、あたしに言わせれば、「し」は「しあわせ」の「し」です。とても縁起がよい、あたしのラッキーナンバーです。上記の理由から、皆で数字を選ぶときも4が残っていることが多いので、選びやすいというのも理由の一つです。

さて話は元に戻って欅坂46の次のシングル。たぶん発表は近日中だと思うのですが、そしてメンバーにはとっくに伝えられていると思うのですが、誰になるのでしょう? あと、ひらがな欅の扱いはどうなるのでしょう? 乃木坂の三期生以上に扱いが不透明な気がします。

装いも新たに!

アラスカを追いかけて』という本を覚えていらっしゃいますでしょうか?

さよならを待つふたりのために』のジョン・グリーンの作品で、同作が映画「きっと、星のせいじゃない。」として公開されたころ、あたしの勤務先に『アラスカを追いかけて』の問い合わせの電話が増えました。映画の公開に合わせてちょっとしたフェアをやろうという書店さんの注文であったり、『さよならを待つ~』を読んで『アラスカを~』も読みたくなった方からの注文であったり、というところが主でしたが、確かに注文や問い合わせが突然目立つようになったのを覚えています。

しかし、その時点で、既にあたしの勤務先ではこの作品は品切れ、重版の予定もないという状況で、問い合わせにはすべてお断わりするしかありませんでした。

 

それがこのたび、こんどは金原瑞人訳でタイトルは同じく『アラスカを追いかけて』のまま、岩波書店から刊行されました。

訳者を変えて再び本が読者の手に取れるようになる。

本来なら、あたしの勤務先が品切れになどせず、出版し続けられればよかったのでしょうが、いろいろ事情がありまして……(汗)。お察しください。

ただ、文庫などでも出版社を渡り歩いて刊行されているものも数多くあります。読者としては、出版社がどこであれ本が手に入る状態になっているということは嬉しいことだと思います。

両刀遣い?

本日配本の新刊『ニーチェをドイツ語で読む』です。

どうでしょう、この装丁? ちょっと語学書には見えないのではないでしょうか? もちろん、あえて、です。「ニーチェでドイツ語を学ぶ」という趣旨の本であれば、もっと語学書っぽい見た目にするのでしょうが、本書はそういう本ではありません。ニーチェ哲学のエッセンスを、その原文を味わいながら学ぼう、というものです。

なので、語学書コーナーだけでなく、人文書コーナーに置かれても恥ずかしくない装丁にしたわけです。

普通なら「本書の使い方」とか、「この一冊で○○ができる!」といった惹句が載っていそうな裏表紙もご覧のように、人文書の目次のような味わいです。

さあ、こういう装丁で狙った効果を上げることができるでしょうか? まずは、どのくらいの書店で「人文書にも置いてみよう」と思ってもらえるか、そこですね。

週末は中華三昧!

この土日はどちらも新宿でイベントでした。土曜日は既に書きましたが、映画「ブラインド・マッサージ」の上映と、その後の飯塚容さん、豊崎由美さんのトークイベントでした。そして昨日の日曜日、こんどは新宿駅の反対側、西口にあるブックファースト新宿店で、甘耀明さんと東山彰良さんのトークイベントでした。

  

甘耀明さんと言えば、日本では『神秘列車』が既に刊行され、先日には長篇の『鬼殺し(上)』『鬼殺し(下)』が刊行されたばかり、その『鬼殺し』のオビに推薦文を寄せてくださったのが東山彰良さんです。そんなお二人のトークですから、『鬼殺し』を読んだ方も、これから読まれる方も、そして東山さんのファンの方、特に台湾に関心をお持ちの方であれば、間違いなく楽しめるトークになったはずです。

というわけで、あたしも三冊、サインをいただきました。

そしてもちろん東山さんにも、『』と『ありきたりの痛み』にサインをしていただきました。

 

さらに打ち上げでは、訳者の白水紀子さんとも、いろいろ面白くて興味深い台湾の話をいたしました。実に愉しかったですし、早く『鬼殺し』を読み終わらないと、と思った次第です。

東山さんの話の中、台湾の作品にもマジックリアリズム的なものがあり『鬼殺し』もその一つではないかとの指摘、あたしは頭の中では昨年来日した閻連科さんの神実主義を思い出していました。閻連科さんは講演の中で注目している作家として台湾では甘耀明さんを挙げていました。閻連科さんの作品と甘耀明さんの作品、どちらも荒唐無稽な面がありつつも、鋭く社会をえぐっているところが共通するのではないか、そんなことを考えていました。

西の方でやってます!

梅田の蔦屋書店でこんなフェアが……

彩流社の『実験する小説たち』を中心としたフェアです。写真を見ていただくとおわかりのように、あたしの勤務先の本もたくさん並べていただいております。

ちなみに同書の著者、木原善彦さんもあたしの勤務先ではお世話になっている方。写真にも出ている『10:04』の翻訳は2月に刊行予定です。お楽しみに。

原作小説と映画の違い

新宿のケイズシネマで「ブラインド・マッサージ」を見てきました。そして上映後の、訳者・飯塚容さんと、書評家・豊崎由美さんのトークイベントも。

トークイベントの模様を、手元のメモを元に少々紹介しますと……

まず飯塚さんはもともと畢飛宇の作品が好きだったそうで、いろいろ読んでいたものの、『ブラインド・マッサージ』を読んだとき、「これは、これまでの作品とは違う」と感じたそうです。特別な作品だという感想を持ちながら、大学院の演習で教材として学生と読み進めていたそうです。

また、ロウ・イエ監督のファンでもあり、「ふたりの人魚」が一番好きだったのが、本作を見てからはどちらも甲乙つけがたい作品だと思うようになったそうです。

ロウ・イエ監督の作品はバッドエンドのものが多いが、「ブラインド・マッサージ」はちょっと違っていて、ある種の清々しさを感じる作品だという感想だそうです。そんな映画と原作小説との違いですが、豊崎さんに言わせると、映画は盲人が生きていくことの大変さを主題にしている、どちらかというとそういう側面に比重が置かれている感じがするけれど、小説では恋とか性とか、もっと人間の普遍性を描いているとのこと。豊崎さんは小説を、科学者が書いたのではないかと思ったそうです。

また映画は登場人物の一人、小馬がほぼ主人公といってよいストーリー展開ですが、小説は群像劇で、個々の登場人物の過去や悩みとか、もっと奥深く描き出されているという違いがあります。

ならば、やはり小説の方がよいのかと言われると、映画は映画で小説のエッセンスをうまく取りだしていると思いますし、なにより小説では描かれていない結末が、あたし的にはグッと来ました。