無花果(今日のネクタイ)

タイトルを見て、「さてはナンシー、便秘になって浣腸でもしたのかしら?」と思った方も少なからずいたのではないでしょうか?

残念でした、ハズレです。

正解は、このブラウスです。

なんと、おフランス製のブラウスです。少々お値段も張ります(汗)。

おっと、その前に、いまだにタイトルが読めないという方、いらっしゃいます? 大丈夫ですよね? 最初にヒントを出しておきましたから。それに写真を見れば一目瞭然です。

でも念のため正解を発表しますと「イチジク」です。

おフランスのイチジクなので、日本のものとはちょっと種類が異なるようですが、まあ見る限り、日本人のよく知っているイチジクに見えますよね。ちなみに、あたしの母は無花果好きです。

で、そんなおフランスのブラウスに合わせたネクタイは「Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)」です。どうせならネクタイもおフランスで揃えるべきだったのでしょうか?

日経書評で爆上げ!

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夢をそのまま物語にしたような作品

営業回りをしていると、当然のことながら本のないようについて問われることがあります。

歴史などの専門書に近い商品の場合は、タイトルや目次で書店の方も理解しやすいので、それほど突っ込んで聞かれることは多くないのですが、文芸書、特に海外文学の場合ですと「どんな話?」と聞かれることがしばしばあります。

ここで簡単なストーリーを喋ってしまえばよいのですが、こちらも全部の自社刊行物を読んでいるわけではありませんので、答えに窮することもあります。あとがきを読んだり、企画書を思い出したりして答えることもありますので、時に勘違いして別の本の紹介をしてしまったこともあります(汗)。

さて、最近は、自社の海外文学は比較的読んでいる方なのです、だいたいどの作品も内容を説明することができます。謎解きのような作品がほぼないので「ネタばらし」になる可能性が低いのが幸いです。

で、Uブックスの新刊『カッコウが鳴くあの一瞬』です。

この作品については、どんな作品なのか説明に苦労します。『黄泥街』の残雪の短篇集ですと、まずは最初に説明できますが、その後が続きません。

『黄泥街』もものすごい作品でしたが、一応はストーリーがあったと思います。しかし『カッコウが鳴くあの一瞬』の方が、あたしの力不足なのか、巧く説明できるようなストーリーが見つけられません。

いえ、部分的にはちゃんとした世界があり、ストーリーもあるのです。ただ、全体を俯瞰したときに一貫したストーリーが見えにくいのです。だからといって、まとまりのない、脈絡のない文章の寄せ集めというのではありません。

あたしなりに解釈しますと、この作品は夢を文章化したものではないかと感じます。

ふだん、あたしたちが寝ているときに見る夢は、夢の中では笑ったり泣いたり、喜んだり苦しんだりといろいろなことが起こりますが、起きてからそれを他人に説明しようとすると、いろいろなところで矛盾とか辻褄の合わないところが出てくるものです。だからといって一貫した話にしようとすると、こんどは自分が見た夢からどんどん遠ざかってしまうことになります。

本書は、そんな夢の世界をそのまま、矛盾しているところも、辻褄が合わないところも、前後がうまく繋がらないところも、すべてそのまま文章に書き留めて提示してある、そんな印象を受けました。これをやってのける著者・残雪ってすごいなあとただただ感心するばかりです。

この振り幅!

今日の書店営業回りはやや遠いところへ。

移動時間の友(供?)、カバンにしのばせていたのは『腐敗と格差の中国史』です。ただし、3分の2くらいまで読み進んでいました。今日は移動時間が長くなるのが予想されたので、もう一冊カバンに入れていたのが『キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影』です。

結局、移動の途中で前者を読み終わってしまい、後者も持っていてよかった、という結果になったのですが、同じ中国を扱った新書とはいえ、この両者を続けざまに読むと、果たしてこれが同じ国について書かれた本なのかと思うくらいです。

かたや二千年以上にわたって基本的な社会構造が変わっていないと解いたかと思いきや、一方は日本をはるかに追い越した近未来的な社会に至った現在の姿。本当に中国というのは、いろいろな意味で広い国だと思います。

2019年5月14日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

タイムシフトとチャンネル録画

録画予約しておいた番組が録れていませんでした。

なぜか理由はわかりません。たぶん、録画をしたつもりで実際にはしていなかったのだと思います。

さあ、どうしましょうか、と言うところですが慌てる必要はありません。

わが家のテレビは東芝のタイムシフトマシンです。HDDの容量や録画形式などの環境によって左右されるところはありますが、わが家の環境では地デジはほぼ一週間は録画されています。だから、慌てなくてもよいのです。一週間以内であればタイムシフトで録画されているのを見ればよいだけのことです。

ただテレビの録画機能は、基本的には地デジに対応しているだけでBSはダメなようです。時にBSでも見逃し、録り逃してしまう番組ってあるものです。こういう時は困ります。

が、わが家には東芝のブルーレイレコーダーもありまして、これもタイムシフトマシンで、こちらはBSもタイムシフト録画が可能です。

ところで、東芝はタイムシフトと呼んでいますが、パナソニックのレコーダーにはチャンネル録画という機能があります。録画方式など東芝のタイムマシンと全く同じというわけではないようですが、放っておいても勝手に全部のチャンネルを録っておいてくれるという点は同じです。

で、わが家にはパナソニックのレコーダーもありまして、以上の都合3台を使って、地デジとBSは全チャンネルを録画できるようになっています。書きし出しますと如下:

テレビ:地デジ1、4、5、6、7、8[計6チャンネル]
レコーダー(東芝):地デジ2、BS101、BS103、WOWOW191/192/193[計6チャンネル]
レコーダー(パナ):BS141、151、161、171、181[計5チャンネル]

WOWOWも加入しているので、タイムシフトで録画できるのですね。

とりあえず、これで後から見たくなった番組が出て来ても、ある程度はカバーできます。

帯を換えると雰囲気も変わる?

重版したと思ったら、あれよあれよという間に再びの重版となった『ジーザス・サン』が10年前に刊行されたときは、こんな帯が掛かっていました。

古川日出男さんにコメントをいただいていたのですね。懐かしいです。本書が、今年創刊10周年を迎えた海外文学のシリーズ《エクス・リブリス》の最初の一冊でした。

あれから、あっという間に10年、というのが正直な感想です。売れない売れないと言われる海外文学の中、なんとか10年続けてきて、それなりに読者も獲得でき、なによりも書店の方や海外文学ファンの中に確固たる地位を築けたのではないかと、ささやかに自負しております。

ただ、何度か書きましたが、この『ジーザス・サン』はこの数年品切れになっていまして、二年前に著者のデニス・ジョンソンが亡くなったこともあり、ジワジワと需要が高まっていたのも感じていました。

しかし、なかなか重版に踏み切るタイミングをつ邦訳刊行、そしてシリーズの10周年というタイミングを捉えて重版をしたのです。そしてオビも新しくしたのが2枚目の写真です。こんどは柴崎友香さんにコメントをいただきました。

ブームなの?

今朝の朝日新聞で『郝景芳短篇集』が紹介されていました。

本書のタイトルを聞いて、すぐに『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』を思い出し方は、かなり中国SFに詳しい方なのでしょう。

そうです。郝景芳は『折りたたみ北京』の作者です。ただ、『折りたたみ北京』はケン・リュウが英訳したものの邦訳ですが、『郝景芳短篇集』は中国語原文からの邦訳になりますので、翻訳にも多少の違いがございます(タイトルも「北京 折りたたみの都市」です)。

それにしても、日本でこのように中国SFの翻訳出版が続くというのは確かにちょっとしたブームと呼んでよいかと思いますが、中国大陸でもSF作品の出版が目立つのでしょうか? それとも、たまたま日本で翻訳されるものにSFが多いだけなのでしょうか?

断髪

午前中に髪を切りに行きました。

タイミングとしてはゴールデンウィーク中に行くのがよかったのでしょうが、ほぼ引き籠もっていた連休はどこへ行くのも面倒だったので、ついついスルーしてしまいました。

しかし、硬くて太くて多いあたしの頭髪は、そんな悠長なことを言っているとあっという間にボリューミーになってしまうので、もうこのタイミングでいくしかないと意を決し、本日出かけた次第。

髪を切ると、あたしはどうしてもこの曲を思い出してしまいます。

香港の女優、歌手、ジジ・リョン(梁詠琪)の「短髪」です。彼女を知ったのはもう十年以上前、会社の旅行で台湾へ行ったときに、台北の街中のCDショップで見つけたときです。台湾で香港の歌手、というのもなんですが、折角中華圏へ来たのだから一枚くらいCDを買って帰ろうと思っていて、ジャケットの写真がとても可愛かったので手に取ったのです。

帰国後に聞いてみると、ジャケット写真の容姿とはずいぶん異なる声で驚いたのもよい思い出です。その後、アルバムを5、6枚買ったでしょうか。映画でも活躍しているジジちゃんも現在は女の子の母親。確かスペインだったかイタリアの男性と結婚していたはずです。

彼女のFacebookを見ていると、つい最近、家族で日本の奈良へ来ていたようなのですが、相変わらず素敵です。