Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

新聞記事に絡めていくつか……

朝日新聞の記事から気になったものをピックアップ。

まずは地政学の記事。

参考文献には挙がっていませんが、文庫クセジュにも『100の地点でわかる地政学』という一冊があります。

世界のホットな100の場所を挙げて解説しているものです。クセジュですからフランス目線、それが日本人読者には新鮮なのではないでしょうか?

続いてはガンディーの記事。あたしが子どもの頃は「ガンジー」という表記だったはずですが……(汗)

それはともかく『アジア再興』はジャマールッディーン・アフガーニー、梁啓超、たごーるがメインのノンフィクションですが、実はガンディーも影の主役のように見え隠れしています。ガンディーが主人公ではないからこそ、ガンディーの存在が客観的に見えてくる、そんな本です。

そして最後に震災と書店の記事。

この記事の中の鹿島ブックセンターの鈴木さんには「人文会ニュース」の118号に寄稿していただいたことがあります。

この号には岩手・宮城・福島の書店員の方に震災後3年の現状を書いていただいた特集が掲載されていますので、是非ご覧ください。

風化させないと思いつつ……

うっかりしていましたが、昨日はあの地下鉄サリン事件の日。1995年のことですから、あれから21年になるのですね。確か阪神・淡路大震災と同じ年だったはず。

あたし自身は、その日は『白水社中国語辞典』の校正のため、今は亡き伊地智善継先生のご自宅へ向かう出張でした。場所は大阪の枚方市でしたので、事件が報道されるころには新幹線の中、社内のテロップニュースで東京の地下鉄車内で異臭騒ぎ、というのを見ていた覚えがあります。異臭騒ぎ、その程度の認識しか持たずに伊地智先生のお宅へ到着したのが昼ころでした。

玄関を開けると、まだご健在だった先生の奥様が「あなた、大丈夫だったの?」と血相を変えた様子。「何かありましたか?」という、事情を飲み込めないあたしに「東京が大変なことになっている」と告げると、しばらく三人で、先生のお宅のリビングで、テレビから流れるサリン事件のニュースを魅入ったものでした。まさか、新幹線の中で美大衆騒ぎがこんな大きな事件になっているとは……

いま考えると、東京の地下鉄のうち数路線が狙われたわけですが、あたしの勤務先でも通勤で使っている社員が複数名いる路線でした。幸いにも、あたしの勤務先の同僚で被害に遭った者はいませんでしたが、ちょっと出勤時間がずれていたら、そしてあの車両に乗り合わせていたら、間違いなく被害に遭っていたことでしょう。本当に不幸中の幸いだと思います。

そして、そんな路線。20年以上だった今では、何事もなかったよに日々乗っています。あたしは通勤では地下鉄は使いませんが、書店営業では毎日のように事件のあった路線に乗っています。ここ数年は、「社内で不審物を見かけましたら……」の車内、構内アナウンスは目立たなくなりましたが、事件以降、地下鉄や電車に乗れなくなった人も大勢いると聞きます。

後にも先にも、そして世界を見回しても、いわゆるテロ組織でも犯罪組織でもない(と思われていた)団体が、拳銃や火炎瓶などではなく、神経ガスを使った無差別大量殺人は、この地下鉄サリン事件以外は起きていませんよね? アルカイダやISがテロを起こしても、多くは拳銃や爆弾といった、ある意味古典的な武器ばかり。こういった毒ガス、それも一見したところ、ペットボトルの水がまかれただけのような殺人兵器を使った犯罪。怖いものです。二度と起こされないために、その後日本の警察はどんな対策を立てているのでしょうか?

実は既に持っていました!

岩波書店の新刊『共和の夢 膨張の野望』を購入しました。「日中の120年 文芸・評論作品選」全5巻の第1巻目になります。今後は毎月一冊ずつ刊行されるようです。

ところで購入前に、このシリーズのパンフレットを店頭で手に入れました。主な収録作品が載っています。

眺めていたら、見覚えのある書名がいくつか並んでいます。

ご覧のように、あたしが持っている本です。戴季陶『日本論』、宮崎滔天『支那革命軍談』、内藤湖南『支那論』の三冊です。

もちろん、岩波の新刊も買っています! で、パンフレットに載っている北一輝『支那革命外史』も持っているはずなのに自宅の書架を探しても見つかりません。

仕方なく三冊だけ並べて、パンフレットと一緒に上の写真を撮りましたが、もう一度書架を探していたら出てきました。

2016年3月20日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー