時計回り

この数日、ずーっと気になっていることがあります。

なんで時計って時計回りなのでしょう?

逆回りの時計、わざと作ったものはあるでしょうが、一般に時計の針はすべて同じ方向、いわゆる時計回りに回ります。ストップウォッチとか車のスピードメーターとか、針のあるものはほぼすべて時計回りですよね?

これってなんでなのでしょう? 最初に作られた時計は時計回りだったのでしょうか? 逆回りの時計ってのも、当初は作られたのでしょうか?

と考えていて、やはり地球の自転と関係するのかな、と思いました。

北半球では、排水溝に流れていく水の渦は時計回りのはず。これは地球の自転と関係があると聞いたことがあります。だから、時計など、北半球で作られたものは時計回りに作られるようになったのではないでしょうか? もし時計が南半球で生まれたとしたら逆回りが主流になっていたのではないかと思います。

というところで、正しいのでしょうか?

大々的にやんごとなきフェアです!

下の写真、どこの書店かわかりますか?

町田のルミネにあるブックファーストのフェアコーナーです。エスカレーターで上ってきた横、ご覧のようにゆったりとしたスペースを使っているので、この書店の一等地と呼べる場所です。ご覧のように、いろいろな本を並べるというよりは、ある本を集中的に多面展開しているのがおわかりになると思います。

そんな書籍の一つに、あるんです。あたしの勤務先の本が!

上の写真です。『やんごとなき読者』が大々的に積まれています。

数年前の刊行物ですから、現在は至って地味な動きの本ではありますが、刊行当時はよく売れました。さる高貴なお方が、ある日突然読書の楽しみに開眼し、それからというもの周囲を巻き込んでの大騒動……というストーリー。それほど厚くはないので、楽しみながらあっという間に読み終わってしまうと思いますし、なにより本を読むことの素晴らしさがひしひしと伝わってきます。

ちなみに、装丁からもわかるように、さる高貴なお方、つまり「やんごとなき読者」とは現イギリス女王のことです。もちろん、この本は小説ですので、フィクションです。実際の女王がどうなのか、あたしは知りません(汗)。

友達になりたかっただけ……

NHKのドラマ「初恋芸人」が終了しました。主人公に初めて訪れた恋だったのに、その子は師匠と結婚するという急展開。最終回を迎え、あたしは「師匠との結婚はドッキリで、主人公に愛の告白をする勇気を出させるための芝居だった」というオチが来るのかな、と内心では思っていました。

が、ストーリーとしては何のドンデン返しもなく、そのままヒロイン・松井玲奈は師匠。小堺一機と結婚するという結末でした。「えーっ」というのが偽らざる感想です。これで主人公は救われたのでしょうか? 新たなトラウマにならなかったのでしょうか?

松井玲奈は高校時代にクラスで嫌われていた、いわゆるいじめられっ子で、友達が一人もいない、閉じこもった性格だったようです。それがたまたま訪れたお笑いライブで主人公を知り、自分と同じだと感じ、友達になりたいと思ったのです。

ここまではいいとして、しかし、その後の行動を見ると、どう見たって主人公に勘違いさせるには十分な言動です。それなのに「主人公があたしを女として見ている」ことに気づいて距離をおいてしまうなんて、あまりにも残酷です。女の子と付き合ったことのない主人公に、そんな女性の心の機微が理解できるわけがありません。あれだけの好意を示されたら、誰だって「自分に気があるんだ」「自分のことが好きなんだ」と思い込んでしまうのは無理ないところでしょう。

で、そこで主人公から離れようとするのはよいとしても、そのまま師匠である小堺一機と付き合って結婚に至るって、ちょっと松井玲奈の思考回路が理解できません。もしかしたら、主人公が早い段階で松井玲奈に告白をし、恋人として付き合う形に持って行けていればよかったのでしょうか? しかし、自分に自信のない主人公が、世慣れした師匠のように振る舞うのは無理です。100パーセントどころか、200パーセント、1000パーセントの確信が持てなければ告白なんてできないでしょう。

「ただ友達になりたかっただけ」という松井玲奈の気持ち、残酷です。

そういえば、新ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の中でも主人公の中谷美紀が、学生時代に好きだった徳井義実に告白するも「友達として」とやんわりフラれてしまうシーンがありました。

「友達っていうルールはとても難しいゲームね」という「サイレント・イヴ」の歌詞がしみます。

「北」関連の新刊案内

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四六判が恋しい?

前回、「いよいよ」と書きましたが、こんどは「ようやく」「待ちに待った」といったところでしょうか?

何がかって? 『ピカソⅡ キュビストの叛乱 1907-1916』の刊行が、です。

上の写真のように、ようやく『ピカソⅠ』と揃いました。Ⅰの刊行が2015年2月の刊行でしたから、ほぼ一年二か月ぶりとなりました。お待ちいただいていたお客様も多いことでしょう。

とはいえ、この『ピカソ』は全4巻。なんと原書の第4巻は未刊。原書既刊の第3巻邦訳はともかく、果たして第4巻はいつになるのでしょうか?

そして、この『ピカソ』も含め、このところ大型、高価格の本が続いております。ご覧ください。

よくもまあ、これだけ出すものです。わが勤務先ながら感心してしまいます。こうして並べますと、一番左側に置いてある『中国 消し去られた記録』は四六判、いわゆるふつうの単行本のサイズなのですが、非常に可愛らしく見えます。

が、これも実は540ページもある分厚い本なのです。500ページ超の本が小さく見えるって、ちょっとバランス感覚を失ってしまいそうです(汗)。

いよいよ!

とうとう出ます。

何がって?

ヒトラー(下)』のことです。本日が見本出しで、配本は来週。書店に並ぶのは来週の後半、いや、連休が入るので、店舗によってはGW明けになってしまうかもしれません。

並べると上の写真のような感じです。厚いです。相当厚いと店頭でも評判だった『上巻』よりさらに厚くなっています(汗)。

面陳すると上の写真のような感じです。なかなか威圧的ですね。そもそもが四六判ではなく、A5判という、一般的な単行本よりも大きなサイズの本ですから、なおさらデカく見えます。そして、中は二段組み!

そう言えば、上の写真の一番右、『洋菓子百科事典』は本日配本。これも大きな本ですね!

まもなく展覧会!

国立新美術館で「ルノワール展」が始まります。ルノワールと言っても喫茶店ではありません、というつまらない話は東京の人にしか通じないでしょうか? ちなみに、喫茶店はルノワールではなく、ルノアールです(汗)。って、ますますわからないですよね。

で、上の写真です。『印象派のミューズ』ですが、オビにご注目!

 

はい、展覧会仕様のオビになっています。このカバーに使われている絵、「ピアノの前のイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」というらしいですが、この絵が、この展覧会に出品されるのです。この絵、ルロル姉妹を描いたものですが、本のタイトルのミューズとはこの姉妹のことを指しています。サブタイトルも「ルロル姉妹と芸術家たちの光と影」と言います。

そして、もう一冊、『印象派はこうして世界を征服した』です。この本のオビに使われている右側の「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」という絵、これも出品される予定です。

ということで、フェアをやろうとお考え中の書店員さん、是非、この二冊もお忘れなきよう、よろしくお願いいたします。

こういうところでも紹介が!

まずは下の写真。

一般には目に触れることがあまりないと思いますが、UCカードの会員誌「てんとう虫」、その最新号の書籍紹介コーナーです。毎月、数冊の本が紹介されていまして、あたしの勤務先の書籍の登場率は比較的高いのではないか、などと勝手に思っているのですが、今号も青山南さんが『台湾生まれ 日本語育ち』を紹介してくださいました。3冊の読者プレゼントもあるようです。

  

次の写真は、本日の朝日新聞夕刊です。

注目して欲しいのは真ん中の記事。岩波書店から刊行され始めた「日中の120年 文芸・評論作品選」の記事です。既に2巻が刊行されていて、ご覧のように、あたしはちゃんと購入しております。

シリーズものが、こういうタイミングで紹介してもらえるのは、それも書評欄ではなく文化欄で紹介してもらえるのは、出版社としては非常にありがたいことだと思います。さすが、岩波書店の刊行物ですね!