Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

真珠湾を忘れない

朝日新聞に出ていました。

またまたトランプ大統領がいろいろ言っているようです。外務省などは火消しに躍起になっているようですが……

トランプ大統領の言っていることの真偽はともかく、真珠湾攻撃を忘れない、というのは別な意味で日本人にとっても当てはまるのではないでしょうか?

いや、真珠湾攻撃だけではありません。満洲事変だって、盧溝橋事件だって、その他、教科書にも載るような名称で記憶されている事柄以外にも大小さまざまなことがあったわけで、それらトータルで日本人は先の戦争を忘れてはいけないのだと思います。

別に、未来永劫謝罪し続けろと言いたいわけではありません。そんなことは中国や韓国の人だって望んでいないはずです。まだまだ体験した人が存命の現在では感情が先立ってしまいますが、そろそろ冷静な目で、歴史としてのアジア太平洋戦争を見直す時期にさしかかっているのではないかとも思います。

そんなときには、やはり実直な研究成果が貴重です。新刊『パール・ハーバー(上) 恥辱から超大国へ』『パール・ハーバー(下) 恥辱から超大国へ』などは格好の書籍ではないでしょうか? 本書の原書って、トランプ大統領は読んでいるのでしょうか?

そもそも東区なんてないんですが……

視聴率的には芳しくないとのことですが、あたしは毎週欠かさず録画して視ているフジテレビ系の「健康で文化的な最低限度の生活」は、しばしば知っている場所が映ります。多摩センター駅前はこれまでにも何回か映っていますね。

が、そもそも「東京都東区」ってどこよ、というツッコミを入れないとなりません。東京都の23区には北区はありますが、それ以外の東西南の区は存在しません! まあ、ドラマなので架空の地名や団体名にする必要があるので、北区以外を選んだのでしょう。

それにしても、多摩センターは辛うじて東京都内ですが、それ以外のロケ地は東京都外がかなり多いようです。東京都東区役所ですから、担当地域だって東区内のはず、受給者の住所も東区内のはずです。それなのに……

まあ、ドラマのロケ地を云々しても詮無いことですからやめますが、そんな中、今回は本屋が登場していました。住吉書房です。ここは看板も付け替えることなく「住吉書房」として登場していました。が、住吉書房って神奈川県の書店です。都内に店舗はあったでしょうか? ちなみにドラマに登場したのは元住吉店です。

さて、話は戻ってドラマですが、なんで視聴率が振るわないのでしょう? やはり主役の吉岡里帆に人気がないからなのでしょうか? いや、そんなことはないと思うのですけどね。あたしは好きですよ。もちろん、ネットでは女性人気が非常に悪いと書かれていたりしますが、どこが女性の反感を買うのでしょう?

それに元AKB48の川栄も出ていますよね。川栄も、あたしはAKB時代から好きでした。だって、可愛いじゃないですか? 演技も巧いですし、現時点では間違いなくAKB出身で一番の出世頭でしょう。しかし、まあ、出演者自体は、それでも全体的には地味ですかね? 井浦新とか田中圭、遠藤憲一なんて、なかなかシブくて、いい演技してくれるメンツだと思うのですが、視聴率を取りに行こうとした場合には厳しいのでしょうか?

あるいは、そもそも生活保護なんていうドラマのテーマのせいなのでしょうか?

とりあえず首都圏の人間なら、「あっ、知っている場所が映った」といって楽しめますが、首都圏以外の人だとそういう楽しみもないわけで、だから視聴率が振るわないのでしょうか?

台湾人の悲哀

「台湾人の悲哀」、確かそんなセリフを発したのは李登輝氏だったような記憶があります。今は亡き司馬遼太郎さんとの対談の時の話だったと思います。

そんな言葉を思い出したのは平凡社新書の『日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊』を読んだからです。

李登輝が言った「台湾人」というのが具体的にどういう人を指しているのかわかりませんが、一口に台湾人と言ってもさまざまな立場があるのだということが本書を読むとわかります。

一般に台湾人と言った時に、多くの日本人でも知っていそうな知識としては、もともと台湾に住んでいた中国人(福建などからの移住者)と国共内戦に敗れ国民党と共に台湾へ移ってきた中国人の確執ではないでしょうか。いわゆる本省人と外省人の問題であり、李登輝が台湾総統になった時には「本省人の総統」として話題になりました。

確かに、この二つの中国人の問題は台湾の大きな溝でもありますが、言ってしまえば漢民族の中の問題です。本書では、漢民族ではない台湾人、日本人には高砂族として知られる台湾原住民族が主人公となっています。

台湾原住民族がアジア太平洋戦争の時に徴兵され、日本軍として戦ったということは、ごくごく表面的な知識としては知っていました。本書を読むと、亜熱帯の台湾で暮らしていた高砂族が南洋戦線で非常に優秀であり大活躍したことが描かれています。

しかし、彼らが何故それほど頑張ったのかという点については、日本人としては悲しみを覚えます。本書によれば、漢民族から差別されていた原住民たちは日本兵になることで日本人として扱われ、差別的な立場から脱却しようとしていたそうなのです。その気持ちは察するにあまりあるものです。では実際に日本人として遇されたのかといえば、やはりそんなことはなく、厳然たる差別が残っていたようです。

もちろん南洋戦線で一緒に生死の境を彷徨った日本兵との間には個人的な友情や結びつきもあったでしょうが、それは本当にささやかな歴史のひとこまであり、本書を読んだ印象では使い捨てにされたという感じです。

なおかつ、戦後は日本人ではなくなったために戦後補償もなされず、なおかつ日本協力者としてさらなる差別に見舞われたわけです。日本軍と同じように国民党も彼らの戦闘能力を高く買い、対共産党の内戦に送り込みましたが、共産党軍に敗れた後、原住民たちはこんどは共産党軍として戦う羽目になります。しかし、ここでも差別され、どこへ行っても差別される立場に変わりのない彼らの悲哀が憐れです。

2018年8月29日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー