Nancy Sensual World
新着ニュース
まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
今月のおすすめ本[17年9月-2]

色彩のセンス

承前。
本の装丁に関して、しばしば社内の同僚と意見が異なるわけですが、それって子供のころからの育った環境のせいなのでしょうか?
と考えていたら思い出したことがあります。
小学校の何年生だったか忘れましたが、授業参観があったときのことです。たぶん二学期に入ってからのことだと思いますが、先生があたしたち生徒に「夏と言えば何色をイメージしますか?」という質問をしました。最終的にアンケートを取ったのかは覚えていません。あたしの他に何名くらいの生徒が答えたのかも記憶にはありません。
覚えているのはただ一つ、あたしも先生に指名されて答えたのですが、その答えは「茶色」というものでした。
夏と言えば茶色。
これって小学生の答えとして正解なのでしょうか? 今にして思うと、先生は太陽の赤、海の青、ひまわりの黄色、といった色を答えることを期待していたのかも知れません。しかし、あたしの答えは茶色です。
そのことをよく覚えているのは、家に戻ってから授業参観に来ていた母親に「なんだってお前は茶色なんて答えたんだ」と言われたからです。あたしとして、何のおかしなところもない、至極まっとうな答えのつもりだったのですが……
あたしの頭の中では、夏休みに林の中でカブトムシやクワガタムシを捕った思い出が残っていて、その虫の色が、黒光りと言うよりは茶色、焦げ茶だったこと、林の中の地面は土なのでやはり茶色、カブトムシなどを留まらせるための木も茶色、という風にとにかく茶色のオンパレードだったのです。
夏と言えば茶色に何の疑いを挟む余地はありません。
この夏の思い出、色彩センス、やはり他の児童とは異なっていたのでしょうか?
あたしのセンス

とある本の装丁。
あたしはそんなに悪い装丁ではないと思っていたのですが、ある書店で、書店員の人(一応付言しますと女性です)と話していたら、「ダサいよね」と言われました。
ああ、そうか。あの装丁はダサいのか、とちょっと驚き。
ところが、そんな記憶も覚めやらぬうちに、こんどは勤務先の同僚(こちらも女性)と、やはりその本の話をしていたら、装丁がダサいとの意見。
うーん、どうしたことでしょう。
センスというのは十人十色、人それぞれ感じ方があるわけですから、他人に合わせる必要なんてなく、自分が好きなものを好きだと思っていればよいのだと思います。
しかし、あたしの知り合いという共通項はあるものの、全く面識、接点のない女性二人が口を揃えて「ダサい」と評した本の装丁、これはやはり多くの人に聞いても「ダサい」という評価になるのでしょうか?
だとすると、それはつまり、あたしの感覚がおかしいということですか?
考えてみますと、勤務先で新刊の装丁を検討するとき、担当編集者がいくつかラフを持ってきます。数名でああだこうだ言い合うわけですが、多くの場合、あたしの意見はみなの賛同を得られません。ですから、あたしの意見は片っ端から却下されるわけです。
あたしは別にそれほど特殊な生まれでも育ちでもありません。ごくごく普通に育てられたと思うのですが、どうしてこんなにも他の人と感覚が異なるのでしょう?
あたしはフツーだと自分では思っているのですが……





