脇腹へ

喉の不調から来る咳のしすぎで、腹筋が痛かったのは数日前までの話。この三、四日はほとんどぎっくり腰状態で動作も緩慢になっています。寝っ転がっている姿勢から起き上がるのに、ふだんなら一瞬で済むところ、現在はその20倍近い時間がかかっているのではないでしょうか? 起き上がり方を間違えると、腰の痛みでそれ以上動きが取れなくなり、にっちもさっちもいかなくなります。

とまあ、ほとんどろくに動けない状態ですが、その痛みが本日は左ワキに来ています。脇腹よりちょっと上、ちょうど肋骨が湾曲している部分がものすごく痛んでます。肋骨が折れて肺に刺さる、なんて時に聞きますが、そんな痛みです。もちろん、あたしはそんな体験したことないですし、実際に折れて刺さったならこんな痛みでは済まないことは理解しています。それでも、ワキがかなり痛いです。それも左側だけです。右側は何ともありません。たぶん、腰をかばって起き上がる時、やはり利き腕というか、起き上がる向きがあるのでしょうね。そのせいで左のワキに無理がかかっているのではないでしょうか?

とにかく、今日は医者へ行き、これでもかというくらい薬をもらいました。飲んですぐに効くほど強力な薬ではないでしょうから、一両日は咳も治まらないのではないかと思いますが、それでも今回の喉の不調が始まった頃に比べると、喉の痛みはほとんどないですし、喉はだいぶ楽になっています。いまは喉よりも腰です。こちらの方がつらいです。

腰回りから大腿部にかけて痺れるような時もあります。汚いたとえですが、お腹が痛くてトイレに行きたくなる前に、おしりから足にかけて震えが来ることがありますよね、そんな感じです。なんとか、この三連休で治さないと!

軽~くギックリ

先々週から続く喉の不具合。つまりは今週はもう3週目なわけで、それも水曜日ですから半ばも過ぎ、いい加減、自分の咳にもイライラが募ります。ましてや周囲の人にとってはうるさい上に、なにか菌をまき散らされているような不愉快な気分を味わわせているのではないかと危惧しております。

喉の痛みという点ではかなりよくなっているのですが、痰が絡んでいるような喉のいがらっぽさは相変わらずで、喘息患者のようなヒーヒーいう咳がまだ治まりません。先週末からはずっとお腹と、もうちょっと下の下腹部が痛く、それはお腹を壊しているというのではなく、単に咳のしすぎで腹筋が痛むという、いわば筋肉痛の状態です。

それに加えて今週に入った途端、こんどは腰が痛み始めました。これは完全に軽いぎっくり腰の症状です。かつて朝のラッシュの中央線での不自然な姿勢のせいで腰を痛め、そこへ持ってきて当時のバイトの肉体労働でかるいギックリ腰になったことがあります。その時と同じ症状です。咳をするとお腹と腰が痛く、痛いからめいっぱい咳こめず、咳き込めないから喉がすっきりしないという悪循環。もうイヤになります。

でも、明日、休暇を取りました。病院へ行ってみます。近所に耳鼻咽喉科があるので、そこへ行ってみようと思います。やはり遺書に処方してもらう薬が一番ではないでしょうか? さっさと行けばよかったものを、すぐに治るだろうと高を括り、なおかつ会議や何やらで休む時間が取れず、ここまで来てしまいました。それも明日でおさらばしたいところです。

 

波及効果[続]

テレビや新聞で、2020年の東京五輪で活躍しそうな子供たち、小中学生アスリートを取り上げていました。種目によってピークと言える年齢は異なるのでしょうけど、だいたいの競技において、現在の小学生から高校生くらいが7年後のオリンピックの主役になるのは間違いないでしょう。

そんな子供たちを見ていて、ふと思いました。

ああ、そうか。この子たちって、生まれたときからインターネットが当たり前に通じていて、ケータイやスマホなんかも生活必需品のように使っている世代なのよね、と。

ケータイの普及でパソコンのスキルは若干落ちていると言われる今の若い世代ですが、そもそもそういった「機械」には子供の頃から慣れ親しんでいる子たちですから、われわれ大人が言うところの「苦手」とは違うでしょう。きっと、パソコンだってすぐに使いこなせるようになるはずです。

そんな世代ですから、本を買ってくれるのか不安になります。幸いなことに、日本では電子書籍があまり普及していないので、この世代といえども、小さい頃から本はタブレットで読む、ということにはなっていませんが、それでも7年後にはどうなっているかわかりません。つまり、そういう世代が増えてくると言うことですから、オリンピックに向けて、どんな本なら売れるのか、難しいところです。

で、昨日のダイアリーの続きですが、語学書も、たぶん、今もちょっとはサービスが始まっていますが、多言語の同時通訳サービスが7年後までには官民を挙げて、かなりのレベルで出来るようになっているのではないでしょうか? スマホ用のアプリもたくさん出ていそうな気がします。いや、7年後にスマホっていう機器が残っているのか、もっと思いも寄らないデバイスが発明されているのではないか、そんな気さえします。

そうなると実用書としての語学書市場はどうなっているうのでしょう? もちろん本を買ってまじめに勉強する人は7年後も存在するでしょうし、それほど減るとも思えません。ですから、あたしの勤務先みたいに、初級以降の学習者向けの語学書作りに大きな変化が来るとは思えません。しかし、初級者向け、特にオリンピックなどを当て込んだ簡単な会話本は、スマホ的なものに席巻され、まるっきり生き残る余地のない状況になっているのではないかと……

いや、そもそも中級向け以上の語学書だって、もっとスマホを使った効果的な学習方法が開発されて虫の息になっているかもしれないですし。

 

波及効果

2020年のオリンピックとパラリンピックが東京に決まり、テレビは完全に浮かれモードです。経済アナリストたちも五輪開催による経済効果を何兆円とかって試算していますね。

オリンピックに限らず、あの波及効果何兆円、あるいは何億円って、いったいどうやって検証するのでしょう? あるいは、ああいった経済学者の予想って、これまで本当に当たっているのでしょうか? 例えば、阪神が日本一になったら京阪神地区への波及効果はウン億円なんて言われたりしますが、こんなのってどうやって試算しているのか、いや、資産よりもどうやって結果を検証しているのか、そちらの方が不思議です。

翻って出版界。オリンピックとかサッカーのW杯などの時は景気が悪くなります。いや、既にこの二十年近く、これ以上落ちようのないところまで落ちているので、少しは上がって欲しいところですが、過去の例を見ますと、こういったスポーツイベントの時はみんなテレビにかじりついていて本屋に来なくなるので、本は売れません。もちろん選手名鑑とか、決まったアイテムは順当に売れるのでしょうけど、一般的には売上は間違いなく落ちます。

あたしの勤務先の場合、「海外からたくさんお客さんが来る」→「少しくらいは外国語がしゃべれるようになりたい」→「よし、外国語を勉強しよう」→「外国語の参考書を買わなければ」という、風が吹けば桶屋が儲かる的な、極めて薄い経済波及効果が果たして見られるのか……

うーん、難しそうですね。

だって、その頃になればきっと他の出版社が、もっと手軽でわかりやすそうな、いかにもその場限りの使用に適した、カラフルで安い本を、ものすごい勢いで出してくるでしょうから!

ケーキ入刀?

Facebookにも何枚か盛岡旅行の写真をアップしていますが、それ以外の写真を改めて。

初めて行った小岩井農場。ここがかつては不毛の大地だったとは驚きです。今年は122周年という実に中途半端な垂れ幕が迎えてくれました。

そして、この農園で採れた、こだわりの卵で作ったオムライスがこちら。農園内のレストランで食べられます。

テーブルに運ばれてきた時は、ライスの上にはんぺんが載っているのかと思いました。

本当にふわふわです。ナイフで、結婚披露宴のケーキ入刀よろしく、卵に切れ目を入れて開くと上のような感じのふわふわ、半熟どころか、ほとんどナマに近い、クリーム状の卵でした。あたしには披露宴でのケーキ入刀の体験がないので、あまりうまく執刀できたとは思いませんが、一人哀しく予行演習、いや、これが最初で最後の入刀を行なったわけです。

農場内には羊とか馬とかもいました。

 

馬は乗ろうと思えば乗れます、有料ですが。でも、見ているだけでも楽しいです。馬って、やはりきれいですね。

こんな小さな馬もいました。これはウマではないのかな? ポニー? ラバ? ロバ? やっぱりウマの一種?

あいにくの天気でしたが、意外と降られずに、最後にお土産を買って帰る時に傘が必要なくらいの降りになりました。天気予報からすれば十分に晴れた、天気がもったと言ってよい状態ではなかったでしょうか? むしろ肌寒いくらいでした。

それにしても、これまでは単なる農場でしょ、マザー牧場と変わらないよ、と思っていました。そのマザー牧場も小学校の遠足に行って以来ですから、まるっきり記憶もなく、行きのバスで酔ってしまい、何の良い思いでも残っていないのですが、ここは来てみて良かったと思いました。

 

こまちです

一泊二日の盛岡旅行も、いまや帰りの新幹線の中。こまち号のシートでこのダイアリーを書いています。

えっ、こまち号? と思われた方も多いかしら? ふつう東北新幹線といったらはやてですよね。あたしもそれはわかっています。現にこのこまち号もはやてとドッキングして走っているわけですから。

なんであえてこまちなの、と聞かれれば、こまちの方が空いているから、でしょうか? こまちは車体が小さくて狭いよね、という意見も聞きますが、それはあまり気になりません。むしろ新幹線特有の三人席がないので、他人に挟まれるということがなく快適です(こまちは二人ずつのシートです)。空いているとはいえ曜日と時間帯によっては混んでいるときもあり、そんなとき三人席の真ん中はできることなら避けたいものです。なので、こまちです。

あと、あたしが以前東北担当だったころ、秋田から盛岡へ何度もこまちで移動していたという経験が自然とこまちに対する愛着を生んでいるのかもしれません。それにしてもジャパン・レッドでしたっけ、こまちの新型車両にはまだ乗る機会がないですね(×_×)。

荒蕪地

仕事では何回も来ている盛岡。

とはいえ、さわや書店、東三堂、ジュンク堂書店くらいに来るのが関の山、市内外の観光地には全く来たことがありません。

ようやくに会社の旅行で、全くの観光としてやってきました。本日は若干天気には恵まれませんでしたが、小岩井農場を見学しました。あたしはもともと牧畜の盛んな土地柄だと思っていたのですが、明治期のここは全くの荒れ地、石灰土で湿地という土壌の悪さで、とても作物など作れるような土地ではなかったとのこと。荒蕪地なんて単語、書物では目にしていましたが、初めて耳にしました。

で、まずは冷害を防ぐための植林、そしていまも続けられている土壌改良。そんな血のにじむような努力の結果が今の小岩井農場なんだそうです。恥ずかしながら、小岩井が創業者三名の姓を取ったものだと初めて知りました。

そしてこの農場は、いわゆる農場の産品を販売して営利を追求すると言うよりは、日本全国の牧畜、酪農業の基礎を築き発展をリードし、様々な支援を行なうことを目的とした場所なんですね。明治期以来の建物も多く残っていて、現役で使われているものもあります。できる限り牧場の中の産品で事業を営もうとしていました。自給自足というのではなく、持続型というのでしょうか、そんな実験的なところでもあります。

でも、そんな理屈は置いておいて、やはり広大な緑の中でのんびり過ごすというのが一番ですね!

生まれる前のことですが……

いよいよというところまできた、オリンピック開催地決定の瞬間。もう東京五輪を覚えている人も少なくなり、特に今の若い人たちにあの感動を味わわせてあげたい、という年配者の声も聞かれますが……

それにしても、冷静に考えて、しっかりとアンケートなどを取ったとしたら、いったいどれくらいの日本人が東京五輪に賛成しているのでしょう? 東京以外の人にとっては「っふーん、関係ないよ」という意見が大多数なのではないでしょうか? もちろん、若干は五輪直前のキャンプ地としてにわか景気に盛り上がれそうな地方もあるでしょうけど、日本のほとんどの場所では無関係でしょう。

テレビはどの局も、オリンピックは稼ぎ時になるのでバカ騒ぎをして招致を応援している感じですが、あれを見ていると却って冷めてしまいます。あたしなど、東京五輪の数年後に生まれたわけですから、辛うじて東京五輪を知らない「若い」世代に入るわけですが、それでも、改めて東京で五輪を見たいとは思いませんし、そんなお金があるなら、もっと他のことに使って欲しいと思うのですが……