Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

今日のネクタイ[2015.5]~服装にはTPOっていうものがあって、あたしだってそれなりに理解しているので、今日という日にこういう装束を選んでみたわけなのよ~

今日は月曜日です。だから一般に博物館と美術館は休館日であることが多いです。そういう日を利用して内覧会とかレセプションなんかが行なわれたりするのですが、本日は東京国立博物館で行なわれている鳥獣戯画展の内覧会にご招待いただきましたので、いそいそと出かけて参りました。

 

鳥獣戯画、鳥獣戯画と、そればかりがフィーチャーされていますが、展覧会のタイトルは「京都高山寺の至宝」なんですね。まあ、その至宝というのがつまりは鳥獣戯画なわけですし、なんといって展示品の目玉がこの鳥獣戯画ですから、一般に「鳥獣戯画展」と呼ばれるのも致し方ないところでしょう。

で、平成館の前の池で、既に鳥獣たちがお出迎えしてくれています。気づかずに通り過ぎてしまう人も多そうなさりげなさ。なかなか凝ったディスプレイですね。

展覧ですが、個人的には明恵上人という仏僧でありながら、春日大社や住吉大社とも近しく、日本ならではの神仏習合なのかなと思いながら絵画などを見ていました。そのうちに華厳や密教なども入ってきて、明恵上人って非常に興味深い人だと感じました。

肝心の展示ですが、実は鳥獣戯画って教科書とかいろいろなところで見ますので、もちろん本物を見るのは初めてですが、それでもなんか「既視感」を覚える作品でした。言葉を悪く言ってしまえば新鮮な驚きが足りないという感じです。もちろん「へぇ、こんな場面があるのか」「こんな表情をしていたんだ」という新鮮な驚きだって数多かったのも事実です。見れば見るほど、こんな作品を作り出した当時の日本人の独創力に頭が下がります。

さて、そんな鳥獣戯画を見に行ったあたしのいでたちは上のようなものです。

わかりましたでしょうか? 鳥獣戯画のブラウス、鳥獣戯画のネクタイです!

そんなの売ってるの? と聞かれそうですが、売っているから買ったのであり、買ったから着ているのです。自分で手作りしたわけではなく、正真正銘の既製品です。

さすがに、こういう格好で見に来ている人はいなかったようです。やはりあたしって物事に関して形から入るタイプなんでしょうね(汗)。博物館のスタッフの人、何人かには気づかれてしまったようです。

もう少しアップにするとこんな感じです。そうそう、この絵を見てきたわけです!

好き? 嫌い?

先日、WOWOWで放送されていた「渇き。」を録画しておいたので視ました。

 

一時期、テレビCMも頻繁に流れていて、「衝撃の問題作」的な煽りもあったので、映画館に見に行こうとまでは思いませんでしたが、こういう機会に視聴したというわけです。CMなどの予告では、元刑事・役所広司の娘がある日突然失踪し、娘を探す父親が娘の本当の姿、驚愕の真実を知る、という感じでしたが……

さて、そういった予告から予想されるのは、娘には両親も知らない裏の顔があって犯罪に手を染めているのかな、ということです。ただ、学校一の美少女といった設定だったはずですから、何か事件に巻き込まれて、あくまで被害者側なのかな、という可能性も捨てきれません。

そういった先入観というか予想を持って見始めたのですが、かなり早い段階で「この娘はヤバイ」ということがわかります。わかってしまいます。カワイイ顔をして人を破滅に追い込む悪魔、そんな加奈子・小松菜奈の正体は割れます。ただ、それ以上にヤバイのが父親の役所広司の方で、「これじゃあ娘もおかしくなるよね、納得」という人物で同情も何もあったものではありません。もちろん娘を失った哀しい父親といった感情移入は微塵もできません。

中学時代に自殺した加奈子のボーイフレンドとの淡くてピュアな純情恋物語が底辺にあるのかな、という期待も、結局彼も彼女の毒牙にかかって身を滅ぼしただけだったようで、涼しい顔をして男を滅ぼしていく魔性の女という加奈子の素性が知れてきます。

が、あそこまで人が死ぬことになるような大きな犯罪が背後で起こっていたのか、そこが疑問です。少女買春や覚醒剤といったものが登場していますが、それにしては中高生相手に大の大人があそこまでムキになるのは滑稽で、加奈子の魔性ぶりを描こうとして、かえって卑小な人物に成り下がってしまっているような気がします。

そして過去のシーンでは加奈子は登場しますが、役所広司が暴れまくる現在のシーンでは加奈子は登場しません。「ゴドー」とか「桐島」のように、本人は登場させないパターンでしょうが、これがいまひとつ加奈子ってどんな人なのかを描き切れていない気もします。

まあ、ここまで暴力的なシーン、狂気しか感じられない役所広司、ヤクザと裏ではつるんでいる警察という、ハチャメチャのオンパレードではこの映画の好き嫌いもかなり分かれるのではないでしょうか? だから、たぶん評価もかなり差があるのではないかと思われます。

さて、あたしはこういう映画、好きか嫌いかと問われたら?

この手の暴力ばかりの映画、嫌いということはありません。暴力ばかりだからといって嫌うことはないのですが、ただ、もう少し暴力や狂気に理由が欲しいところです。いや、狂気に理由なんかあるわけないのかも知れませんが、あそこまで理不尽だとついていけなくなるのも事実です。また、あんな父親では誰も娘捜しに協力してあげようなんて気にはなれないと思います。

が、何よりも、主演の小松菜奈が、あたしに言わせると「そこまでの美少女か?」という点が一番引っかかりました。こればっかりはどういう美しさを魔性と呼ぶのかの個人差になるので、いかんともしようがないですね。

こういう子、カワイイわね!

今日の朝日新聞の天声人語にコミック「ひよっこ料理人」のことが載っていました。

あたし、この作品、好きなんです。最初から熱心に読んでいたわけではなく、時々拾い読み程度に読んでいたのですが、好きなコミックでした。それが少し前に連載終了してしまって、ちょっと残念でした。久しぶりに読んだとき、主人公の妃代子(ひよこ)が中年にさしかかっていて、あれよあれよという間におばあちゃんになってエンディングでした。

実は、妃代子がこども料理教室を開き始めたばかりでハム太と結婚する前のころの雰囲気が好きだったんです。別に料理がうまいから胃袋を捕まれた、というわけではなく、こういう感じの女の子、なんかカワイイなあ、と思ってコミックも読んでいたんです。ちなみに、知り合いの書店員さんで、この妃代子に似た感じの子がいて、あたしはとても気に入ってたんですが……(汗)

コミックというのは時々眺めると、自分がこどものころに見ていたマンガとはずいぶんと感じが違いますね。あたしがこどものころは「コミック」という言葉はほとんど使われていなくて、もっぱら「マンガ」でしたから。何が違うって、コマ割りというのでしょうか。あとはセリフやト書きの配置の仕方などもずいぶん違うなあと感じます。

もちろん昔ながらのスタイルの方も多いですが、「こういうコミックが今どきなのか」と思わせる作品も多いものです。コミックってストーリーの前に絵のタッチで読むか読まないかを決めるところがあるので、コマ割りなどでついていけないと思うともうダメですね。