アウシュヴィッツの歴史
シビレ・シュタインバッハー 著/柳原伸洋 監訳/小林百音 訳
この地になぜ、巨大収容所が作られたのか? 110万人以上が犠牲になった大量虐殺(ホロコースト)の実態とは? 前史から戦後まで、第一人者が明かす入門書の決定版! 収容者はどんな仕事をしていたのか? ガス室はいかにして設計されたのか? 収容所親衛隊員はどう裁かれたのか?……などドイツ近現代史の核心が、この一冊で掴める!
シビレ・シュタインバッハー 著/柳原伸洋 監訳/小林百音 訳
この地になぜ、巨大収容所が作られたのか? 110万人以上が犠牲になった大量虐殺(ホロコースト)の実態とは? 前史から戦後まで、第一人者が明かす入門書の決定版! 収容者はどんな仕事をしていたのか? ガス室はいかにして設計されたのか? 収容所親衛隊員はどう裁かれたのか?……などドイツ近現代史の核心が、この一冊で掴める!
塚越俊志 著
江戸幕府の末期を中枢で支えた幕臣、小栗上野介忠順。日米修好通商条約の批准書交換のため渡米し、最新知識を貪欲に吸収した。外国奉行、勘定奉行ほか要職を歴任し、行財政改革に辣腕を振るう。陸海軍の洋式化や横須賀製鉄所創設をはじめとする産業振興により、その後の近代化の礎を築いた。戊辰戦争では薩長への徹底抗戦を唱えたが退けられ、上州の領地に隠退。新政府軍に捕縛され、斬首された。幕府の命運に殉じた四二年の生涯。
永岡崇 著
天理教、大本、如来教、黒住教、金光教、丸山教……。近代日本では、個性的な教祖による民衆宗教が数多く生まれた。それらは、膨張する大日本帝国といかなる関係があり、社会にどのような影響を与えたのか――。19世紀初めから敗戦前後に至る150年のなかで、民衆宗教の信仰、イデオロギー、国内外での布教活動、国家による弾圧、戦争協力などを追う。その複雑な軌跡からは、もう一つの帝国日本の姿が見えてくる。
中村元哉 著
19世紀のイギリス進出と「西洋の衝撃」以降、存亡の機に直面した清帝国。アヘン戦争、日清戦争、辛亥革命で崩壊し、中華民国が誕生する。日中戦争、国共対立を経て、中華人民共和国が成立。文化大革命という惨劇、改革開放、そして21世紀に強国化を目論む中国の歩みは、世界史と密接に結びついていた。西洋や日本にどう反応して社会主義国となり、経済発展を遂げたのか。200年の歴史をグローバルな視座で読みとく。
木下昌規 著
室町時代の研究、なかでも将軍に関わる女性たち--御台所、妾、女房など--の研究が近年、飛躍的に進展している。環境に左右され、選択肢も限定されるなかでも、求められた役割を果たし続けたことがわかってきたのだ。“日本三大悪女”とも称される室町幕府第八代将軍・足利義政御台所・日野富子をはじめ、十五代にわたる足利将軍家に「影」として扱われがちだった女性たちが、どのように働き、貢献してきたのか。本書は、足利将軍の時代を「女性たちの仕事」という視点から通史的に叙述した初の書籍である。
青木健 著
広大なインド亜大陸の一三世紀から一七世紀の思想史は複雑である。インドとパキスタンの分離独立など政治的な影響から、いまの南アジアは、イスラームとヒンドゥーという宗教アイデンティティーに依拠して、解説されることが多い。けれども言語に注目して歴史を概観すると、従来と異なる景色も見えてくる。本書は、西アジア、中央アジア、南アジアの文化的共通言語として一八世紀まで機能した「近世ペルシア語文献」から、ムガル帝国で花開いたスーフィーたちの神秘主義思想と、ペルシア文化を概説する。
中澤克昭 著
日本の城といえば、姫路城のような天守閣のある建築物。だが、このような形の城郭が成立したのは信長・秀吉の時代になってからである。古代の城柵から近世の御城まで、史料に現れる城をたどってみると、日本という国のかたちが見えてくる。国家の平安を乱す野蛮な軍事施設から、地域の秩序を保つ平和の要へ――。城をめぐる日本人の思考様式を探る、文献史学からみた城郭の歴史。現代人の城郭観も変わる!
イーヴリン・ウォー 著/小山太一 訳
先祖代々の屋敷を愛する夫をよそに、田舎暮らしに退屈した妻は年下の愛人に走り、結婚生活の破綻は思いもよらぬ展開へ。英国上流階級の社交喜劇に侵入する一抹の恐怖。
ロジェ・マルタン・デュ・ガール 著/山内義雄 訳/野崎歓 解説
前巻「少年園」からおよそ5年。ジャックは兄アントワーヌと親友ダニエルらとともにエコル・ノルマル(高等師範学校)の合格発表を待っている。ジャックは見事な成績で合格を果たすが、実感がわかず、自らの進路に確信がもてない。オペラ座界隈の酒場で合格祝いの席が設けられ、こうした店に不慣れなジャックは落ち着かず、かたやダニエルは新入りの若い娘リネットに目をつける。