太陽が死んだ日

太陽が死んだ日

閻連科 著/泉京鹿、谷川毅 訳

ある日突然、村人に夢遊病が流行する。欲望をさらけだし、略奪や殺人を犯す人々。14歳の少年が見た白日夢の世界。紅楼夢賞受賞。

2022年9月26日

韓非子 全現代語訳

韓非子 全現代語訳

本田済 訳

人間は利のために動く。君臣の間に愛はない。徹底した現実主義的人間観に基づく実践的君主論にして、春秋戦国の乱世下に法家が磨き上げた統治思想の極致。「矛盾」「守株」など秀逸な譬えを交える軽妙さ、
理想的統治を語る峻厳さ、儒家への鋭い批判、そして不合理な現実政治への悲憤。抑揚に富んだ語り口を生き生きと伝える碩学の名訳で、全文を読む。

2022年9月23日

司馬遷

司馬遷

武田泰淳 著

激しい戦地生活を送るうちに、長い年月生きのびた古典の強さが、しみじみと身にしみてきたーー過酷な生活の中で、現実よりも確かなものとして立ち上がってきた司馬遷の生き方と歴史に対する態度。読むこと、書くことによって、独創的な個としてのありよう、自らの立ち位置を定めた著者による不朽の名著。長く収録されなかった結語を収め、オリジナルに近い形で刊行する。

2022年9月21日

日中百年戦争

日中百年戦争

城山英巳 著

戦中は拡大派と不拡大派が、戦後は北京派と台湾派が、現在は対中強硬派と経済優先派が激突。日本は「中国」とどう向き合ってきたか。

2022年9月20日

カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流

カラー版 キリスト教美術史
東方正教会とカトリックの二大潮流

瀧口美香 著

ローマ帝国下、信仰表示や葬礼を目的としたキリスト教美術が成立。やがて4世紀にローマ帝国が東西に分割されたことによって、二大潮流が形成される。一方は、1000年にわたり不変の様式美を誇ったビザンティン美術、もう一方は、カロリング朝、オットー朝、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマン・カトリック美術である。本書は、絢爛たるキリスト教美術の歴史を一望。100点以上の図版をフルカラーで解説する。

2022年9月17日

カラー版 絵画で読む『失われた時を求めて』

カラー版 絵画で読む『失われた時を求めて』

吉川一義 著

二〇世紀を代表する作家・プルースト(一八七一~一九二二)。彼がその生涯をかけて執筆した『失われた時を求めて』は有名だが、長大さや難解さから挫折する人も多い。本書は絵画を手がかりにそのエッセンスを紹介していく。彼が小説を通して描いた恋愛、死、ユダヤ人、スノビズム、同性愛、時間、芸術論などの主題を絵画の鑑賞を通してわかりやすく案内する。プルースト研究の第一人者による最適の入門書。

2022年9月17日

動物農園

動物農園

ジョージ・オーウェル 著/吉田健一 訳/ヒグチユウコ イラスト

最低限の食料しか与えず、幼い命を死に追いやり、自分たちだけ温かく安全な家に住む人間を追い出すため動物たちは謀反を起こした。動物たちは文字を覚え、「動物農園」を営んで、自らのために働く喜びを手に入れる。しかし一部の豚が君臨し始めると、動物たちが掲げた普遍の戒律は改竄され、恐怖と残酷な死が支配する世界に変わっていく――。非人間的な政治圧力を寓話的に批判したジョージ・オーウェルの世紀を超えた衝撃。発掘された名訳を描き下ろし装画とともに。

2022年9月17日

エバ・ルーナ

エバ・ルーナ

イサベル・アジェンデ 著/木村榮一、新谷美紀子 訳

わたしの名はエバ。生命を意味している―南アメリカの或る独裁制国家、密林の捨て子だった母親と先住民の庭師との間に生まれた娘エバは、人間の剝製法を研究する博士の屋敷を振り出しに様々な家を転々としながら大きくなる。天から与えられた彼女の才能はお話を語ること。世話好きな黒人の料理女、街の不良少年、娼婦の元締めの女将、夜ごと羽飾りに身を包み絶世の美女と化す語学教師、辺境の町で商店を営むアラブ人、ゲリラの指導者、高級将校、オーストリア移民の若き報道カメラマンなど、流浪のなかでエバは多くの人々と出会い、やがて愛を知り、物語の語り手としての人生を切り開いていく。20世紀の歴史を背景に展開する波瀾万丈、奇想天外な挿話と、エバの語る物語の数々。『精霊たちの家』で世界中を虜にした〈現代のシェヘラザード〉アジェンデが、驚異のストーリーテリングで読者を魅了する傑作長篇。

2022年9月17日

家の本

家の本

アンドレア・バイヤーニ 著/栗原俊秀 訳

家はいつだって見守っている。「私」が過ごしてきた家々が語る、「私」の人生の光と影。アントニオ・タブッキ、ジュンパ・ラヒリ激賞の偉才が紡ぐ、愛おしくて哀切な言葉の旅。

2022年9月17日

民主化する中国 習近平がいま本当に考えていること

民主化する中国
習近平がいま本当に考えていること

丹羽宇一郎 著

習近平は本当に独裁主義、覇権主義なのか。民間から初めての中国特命全権大使となった著者が、ゼロコロナ政策から最新の台湾情勢まで含めて読み解く、中国の未来。日中国交正常化50周年。巨大化した中国と、われわれはどう向き合うべきなのか。

2022年9月15日