陸続と台湾?

あたしの勤務先の海外文学シリーズ〈エクス・リブリス〉が続けて台湾文学を刊行します。『歩道橋の魔術師』と『神秘列車』です。

 

別に「台湾文学が来てる!」とか「台湾文学が熱い!」といった確かな自信があるわけではありません。でも、面白い作品が日本で紹介されるようになった、とは言えると思います。アジアの文学というと「苦難の歴史を乗り越えて」的なちょっと暗いイメージがこれまでは強かったかも知れません。でも、最近はそういう暗さを離れた作品が増えているようです。

そんななか、河出書房新社からこんな本が出ました。

セデック・バレ』です。これは「苦難の歴史」系の作品ですが、こういう作品も、否、こういう時代・歴史も知らないといけない、知っていてもらいたい、そう思わせます。こういう作品や時代があってこその「いま」なわけですから。

ウリポ

水声社の新刊『ぼくは思い出す』が店頭で目に入ります。

なんか、どっかで見たことあるタイトルです。

あたしの勤務先の『ぼくは覚えている』ですね。いや、思い出すもなにも、『思い出す』のオビには「ジョー・ブレイナード『ぼくは覚えている』に想を得て」とありますから、似ているもなにもドンピシャなんですよね。

とういうことは、ジョルジュ・ペレックもウリポのメンバーということですよね。ウリポと聞いて反応できるの人は、かなりの海外文学通なのでしょうか? かくいうあたしも『覚えている』が刊行されたころ、海外文学に詳しい書店員さんに教えてもらった程度なんですけど……

国が異なるので、この両書を並べている書店は少ないかも知れませんし、そもそもオビの惹句に書店員さんが気づいてくれているのかもわかりません。でも、ウリポのメンバーなんだし、タイトルもこれだけ似ているわけですから、隣に並べてみてもいいのではないかと、そう思うのです。

泣きそう……

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台と丘と山

最近業界で評判のKaBoS宮前平店へ行ってきました。

業界の人でないと「それ、何?」って感じでしょうか? 本屋さんです。KaBoS(カボス)というのがチェーンの名前で、その宮前平にあるお店が宮前平店です。KaBoSは福井に本部のある勝木書店が展開している郊外型大型店舗の名称です。宮前平店は、少し前にカフェや文具コーナーを新たに設け、その結果書籍売り場の面積が減ってしまったのに売り上げは落ちていないということで評判らしいのです。

と、あたしはここで別に宮前平店のことを縷々書きたいわけではありません。書きたいのはその立地です。店舗の名前からどこにあるのかすぐにわかる人は、首都圏の方でも少数ではないかと思います。宮前平は田園都市線の駅の名前です。行政区画的にいえば神奈川県川崎市宮前区となります。宮前平の駅を降り、宮前区役所に向かって割と急な坂道を10分ほど登り、登り切ったらこんどはその半分くらい降りてちょっと行ったところにあります。駅から徒歩10分から15分といったところでしょうか? ものすごく遠いわけではありませんが、いま書いたような坂道、かなり急峻なので、暑い夏の日や雨の降る日には積極的に行きたいとは思わない立地です。ただし、区役所が目の前だからでしょうか、お店の隣にはちょっとしたショッピングセンターがあって、駅からはちょっと距離があるものの、この付近の商業的な中心地域ではあるようです。

さて駅から上ってくる坂道のほぼてっぺんに小学校がありました。川崎市立富士見台小学校と書いてありました。駅からの坂も富士見坂とありましたので、この学校からも富士山がきれいに見えるのでしょうね。しかし、ここで一つ疑問が。

あたしが小学生のころ住んでいた杉並区の高井戸。京王線の下高井戸ではなく、井の頭線の高井戸ですが、その隣には富士見ヶ丘という駅があり、駅からは遠いですが富士見ヶ丘小学校というのもありました。あのあたりのどの辺を富士見ヶ丘と呼んだのか知りませんが、たぶん富士山が見える高台があったのでしょうね。

で、丘と台です。どっちの方が高いのでしょう? 丘というと山の小さいもの、低いものをイメージしてしまいますが、台というともう少し面積の広いところがイメージされるのですが、正確な違いってわかりません。

そんなことを懐かしみながら、駅からの坂を歩いていました。そして宮前平、宮前区という名前、あたしの中学は杉並区立宮前中学でしたので、「宮前」という響きにはちょっとした郷愁を覚えます。あっ、念のために書いておきますと、小学校は富士見ヶ丘小学校ではなく、区立高井戸小学校でした。なんと今年で創立140周年。あたしが在校時に100周年の式典があったのですが、もうそんな月日が流れたのですね。

上の写真は、そんな高井戸小学校の百周年記念の時に全校生徒がもらった文鎮です。平成の今だったら「なんで文鎮なの?」って声が聞こえてきそうですが、当時としてもなぜ文鎮だったのか、一生徒であったあたしにはわかりません(爆)。PTAって書いてありますから、お父さん、お母さんたちの考えだったのでしょうか? でも、いまだにあたしのデスクで、こうしてペーパーウェイトとして活躍していますから、実は先見の明があったのかもしれません。当時の文部大臣は永井道雄だったのですね。

類は友を呼ぶ?

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7月4日に生まれて?

既にテレビの芸能ニュースでもやっていますが、乃木坂46とセブンイレブンがコラボするようです。で、近所のセブンイレブンへ買い物に行ったらレジのところにこんなチラシが置いてありました。表紙は十福神の高山、若月、桜井、秋元、深川、橋本、生田、生駒、西野、白石(左上から時計回りに)がポーズをとっています。

チラシを開いてみると、12枚目シングルの案内。セブンイレブンのみの予約特典があるようです。限定ライブの参加券のようですね。あたしはライブにまで行こうとは思いませんので、あえてセブンイレブン限定盤を買おうという気は起きませんが、超特大ポスターは欲しいかも。でも、まなったんや若月のポスターではないみたいなので、これもビミョー(汗)。いや、みんな好きですけどね。

さらには真夏の全国ツアーの応援グッズ付きチケットも販売されるようです。上にも書いたようにライブに行こうと考えているわけではないのですが、グッズはちょっと欲しいかなと思います。予習DVDってどんな内容なんでしょう? 過去のライブ映像? あるいはこれまでのビデオクリップのダイジェスト? セブンイレブンのサイトの情報では

誰もが聴いた事がある乃木坂46の代表曲から、カップリング曲までを、いまだ映像化されていない“真夏の全国ツアー2014”ライブ映像まじえてのガイド。また、昨年の全国ツアー舞台裏や、“真夏の全国ツアー2015”で訪れる各地のメンバーのお勧めスポットのインタビュー収録など、盛りだくさんの60分。

とあります。これはちょっと欲しいかも。しかし、2万円超では……

でもって、結局のところ、こういうコラボ商品を買うのが関の山なんでしょうね、あたしなんかは。かっぱえびせんとポテトチップスのパッケージに乃木坂が登場! しかし、やはり上掲のポスターと同じでフロントの五人のパッケージしかないのか……(涙) それでも買い揃えたくなってしまいます。いや、中身は食べますよ、もちろん。食べ終わった空き袋を取っておくか否か、悩みどころですね(爆)。

それならこっちがよいでしょうか? クリアファイルやブロマイドがもらえるみたいです。こっちにはまなったんも若様もあります、否、います! クリアファイルやブロマイドは選べるのでしょうか? それとも中身がわからない状態でランダムに配布されるのでしょうか?

このクリアファイルは十福神以外のメンバーも登場していますから、ファンへの訴求力は高いのではないでしょうか? まずは乃木坂原理主義者には嬉しいだろう「生生星」3人のファイル、「白石・橋本・松村」の元祖御三家などなど。

そんな中、一番注目したのは「西野・若月・桜井」の「無口なライオン」トリオのクリアファイル! これはあのMVを知っている人にはなかなか興味深い三人ではないでしょうか?

ちょっとした短編映画を見ているようなこのMV。なかなかの秀作です。このMVを見た上でこのクリアファイルを眺める。オタの妄想が膨らみそうです(爆)。

ちなみに、これらのグッズの販売は7月4日からだそうで、「7月4日に生まれて」という作品を見てもいないのに思い出しました(汗)。

トム・クルーズが出ていたのでしたよね。

ライバルはどれ?

週明けに見本出し予定の新刊『マルクス()』です。

本格的なマルクスの評伝は他社も含め久々なのですが、それでも見落とすことのできない書籍もあります。まずはこちら、ジャック・アタリの『世界精神マルクス』です。

これもかなり厚い本で、言うまでもなくマルクスの評伝です。藤原書店の惹句にも

“グローバリゼーション”とその問題性を予見していたのは、マルクスだけだった。そして今こそ、マルクスを冷静に、真剣に、有効に語ることが可能になった。その比類なき精神は、どのように生まれ、今も持続しているのか。マルクスの実像を描きえた、唯一の伝記。

とあります。あたしは読んでいませんが、それでもまずはアタリの著作という印象を受けてしまうのですが、どうでしょう? ほぼ一年間に刊行された本で、書店でもしっかり並んでいた印象があります。まずはこれが最大のライバルになるかな、と思いますが……

いや、もっと手ごろ、手軽なものが刊行されました。『高校生からのマルクス漫画講座』です。こちらも翻訳物です。

 

さすがに「高校生」とタイトルに入っていますから読者層がまるで異なると思いますが、しかし、この手の<高校生でもわかる>的な入門書ってバカにしてはいけないものが多かったりします。

個人的には、ライバルではあるものの、一緒になって書店店頭が盛り上がれば、それが一番だと思います。ですから、マルクスだけでなく、アダム・スミスやケインズなど経済思想の大物の伝記や作品、入門書も併せて並べてみるのもありではないかと、そう思います。もちろん『21世紀の資本』も忘れずに!