今日の配本(22/11/28)

真理の語り手
アーレントとウクライナ戦争

重田園江 著

2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻し、戦争が始まった。戦争が始まってから、大量の情報が流れてくる。プーチンの思惑やゼレンスキーの戦略、東西の軍事的分析がその中心にある。戦争を受けて書き下ろされた本書が注目するのは、『全体主義の起源』を書き、ナチスドイツとソ連の体制の〈嘘〉を暴いたハンナ・アーレントである。

今日の配本(22/11/25)

インド外交の流儀
先行き不透明な世界に向けた戦略

S・ジャイシャンカル 著/笠井亮平 訳

本書は、台頭著しいインドがどのような外交を展開していくのか、そして変貌する世界の中でどのような役割を果たしていくのかについての見取図を示したものである。著者は、インドの現職外務大臣(2019年の第二次モディ政権発足時に就任)。もともと外交官としてインド外務省で駐米大使や駐中国大使をはじめ要職を歴任し、事務方トップの外務次官を務めた。

今日の配本(22/11/24)

スペインの家
三つの物語

J.M.クッツェー 著/くぼたのぞみ 訳

幼い頃から馴染んだ土地への“失われない”愛と惜別の思いが滲む短篇と、本邦初訳のノーベル文学賞受賞記念講演「彼とその従者」を収録。

タイ語のかたち[ワイド版]

山田均 著

タイ語の文字が解読できる、とびきり楽しい入門書。街にあふれる看板やメニュー、道ばたの落書きやチケット、路線図や王様の紋章などを素材にタイ文字に慣れてみませんか。タイ文字五十音表をもとに、自分の名前も書けるようになります。

今日の配本(22/11/16)

女子サッカー140年史
闘いはピッチとその外にもあり

スザンヌ・ラック 著/実川元子 訳

本書は、英『ガーディアン』紙の女子サッカー担当記者が、紆余曲折をたどった女子サッカーの、未来への飛躍を提言する比類なき歴史書だ。英欧米の女子サッカーの歴史を中心に、社会における女性の権利獲得と解放に重ね合わせて描く、初の通史となる。数多の史料を駆使し、選手、監督、オーナー、研究者への取材も通じて、女子サッカーがエリートから草の根までどのように発展してきて、これからどう成長していくのかを、希望を込めて論じる。

今日の配本(22/11/14)

ヒトラー爆殺未遂事件1939
「イデオロギーなき」暗殺者ゲオルク・エルザー

ヘルムート・オルトナー 著/須藤正美 訳

「戦争を回避したかった」と供述した男は、質朴な家具職人で、単独犯だった。ナチの犯罪性を見抜き、世界の破局を確信していた暗殺者の生涯、事件の深層に迫り、歴史的評価を示す。

今日の配本(22/11/04)

ウエルベック発言集

ミシェル・ウエルベック 著/西山雄二、八木悠允、関大聡、安達孝信 訳

筆禍に舌禍、テロ事件やコロナ禍まで、作家生活三十年の集大成! フランスきってのベストセラー小説家による、待望のエッセイ集。ヴァレリー・ソラナスの問題作『SCUMマニフェスト』の解説(「人類、第二の段階」)も完全収録! なお巻末には、フランスの政治や文化がわかるように、訳者による「索引註」を付す。

アンダルシア夢うつつ
南に着くと、そこにはフラメンコがあった

野村眞里子 著

著者は、フラメンコ舞踊家として1987年に独立し、フラメンコを日本に広めることに尽力してきた。2002年に「野村眞里子エルスール・フラメンコ舞踊団」を旗揚げし、15年間にわたり、フラメンコ発祥の地であるセビージャのトリアーナと東京の二重生活を送った。スペイン各地の、日本人がまだほとんど足を踏み入れていないようなところまで歩いて現地の人々と交流し、学んだ歴史と文化、フラメンコのすべてが本書に詰まっている。

今日の配本(22/10/31)

日本新劇全史 第三巻
昭和四十一年~昭和六十四年

大笹吉雄 著

演劇評論の第一人者が、生涯のテーマとしてきた日本の現代演劇史を執筆するなかで、とりあえずの目標にした「昭和」最後の日までの演劇活動を記す畢竟の大作。本巻は「新劇全史」として著す全三巻のうちの最終巻で、これにより『日本現代演劇史』(全八巻)、『新日本現代演劇史』(全五巻)に次ぐ、三部作が完結した。