今日の配本[26/04/23]

ベルリン 20世紀を象徴する都市の物語

シンクレア・マッケイ 著/清水雅大 監修/鈴木健雄、小野竜史 訳

ヴァイマル時代から第二次世界大戦と敗戦、占領と冷戦、壁の崩壊まで、ベルリン市民の生活の息づかいが聞こえるように綴る、傑作ノンフィクション!

ラストアイランド 北センチネル島
なぜ外界との接触を拒み続けるのか

アダム・グッドハート 著/笠井亮平 訳

インド洋東部、インド領アンダマン諸島の孤島・北センチネル島。世田谷区ほどの広さのこの小島に暮らす人びとは長年、外界との接触を拒み続けてきた。しかし2018年、若いアメリカ人宣教師が上陸を試みて島民に殺害される事件が発生。国際的に報道されたことで、現代にも「未知」が存在することに世界は驚愕したのだった。

廊下に植えた林檎の木

残雪 著/近藤直子、鷲巣益美 訳

異形の家族の奇妙な日々と、鳴りわたるような孤独を超現実的手法で描き、作者が「難解ではあるが、とりわけ好きな作品」と語る表題中篇。夜、草地の外れに建つ家にたどりついた〝わたし〟が陥るカフカ的な不条理状況を綴った「帰り道」。ある日、母親がたらいの水に溶けてしまう「汚水の上の石鹼の泡」ほか全五篇。付録として「残雪との対談」、近藤直子「夜の涯の家――「帰り道」を読む」を併録。

ドイツ語各駅停車
ゆっくり学ぶはじめての外国語

大山浩太 著

この言語とじっくり向き合いたい。しかも自分のペースで。あせらず、ゆっくりと、途中経過と疲労をも楽しむ入門書をお届けします。特急列車ではなく、各駅停車の旅です。

グローバリゼーション・パラドクス
世界経済の未来を決める3つの道

ダニ・ロドリック 著/柴山桂太、大川良文 訳

本書は、ノーベル賞受賞者を多数輩出してきた世界的研究機関、プリンストン高等研究所の教授による異色のグローバリズム論で、ブレトンウッズ体制に始まる戦後経済史を下敷きに、現代の危機とその処方箋を極めて穏当な形で提示したものだ。とりわけ近年、経済論壇でも広く受け入れられた「政治的トリレンマ」を用いた分析はユニークである。

今日の配本[26/04/21]

ケインズ
不確実性に挑んだ知の巨人

ロバート・スキデルスキー 著/小谷野俊夫 訳

没後80年――。ますます注目される経済学の「巨人」の思想と行動を世界的権威がコンパクトに読み解く。

今日の配本[26/04/17]

魔法の石板
ジョルジュ・ペロスの方へ

堀江敏幸 著

パリを離れ、ブルターニュの漁師町に移住した孤高の詩人ジョルジュ・ぺロス(1923-78)。名声を嫌い、「私」を消し、孤独を渇望した彼は、敬愛するジャン・グルニエに接近しながらも離れていく生き方を選んだ。近年、再評価が進むぺロスの新資料をもとに全面的に加筆し、20年の時を経て鮮明によみがえるぺロスの声に呼吸をあわせ、73頁分の追記を加えた決定版。

今日の配本[26/04/15]

ビザンツ皇妃列伝[増補版]
憧れの都に咲いた花

井上浩一 著

ビザンツ帝国1000年の歴史を、政治の転換点に皇帝の妃となった、庶民から王女までの女性たちの人生を通して読む。旧版の8人にこのたび2人加え、4世紀末の古代ローマ帝国東西分裂から15世紀のコンスタンティノープル陥落、帝国滅亡まで、基本的におおよそ100年ごと合計10人で帝国の歴史を描き出すかたちとなった。

今日の配本[26/04/13]

傷ついた身体と都市
「大祖国戦争」の経験と記憶

松本祐生子 著

戦中に870日以上の「包囲」を経験したレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)を主たる舞台とし、この街の労働者の身体、レニングラード防衛博物館、そして都市の祝典をとりあげながら、国家の公的な「歴史」からは取りこぼされてしまう人々の「大祖国戦争」に対する「応答」の痕跡を掬いとる試みである。

今日の配本[26/04/06]

ニューエクスプレスプラス ウクライナ語[音声DL版]

中澤英彦 著

ルーシ、コサックなど豊かな歴史を背景に持つヨーロッパの穀倉地帯の誇りある言語を、キリル文字と発音からていねいに学べる1冊。

ニューエクスプレスプラス ラテン語[音声DL版]

岩崎務 著

人類史上初の国際語であり、現代においても西洋の文化の礎となっているラテン語。フランス語・イタリア語・スペイン語などはここから派生し、英語にも多大な影響を与えています。少し難しそうな印象もある言語ですが、日常的な会話文からラテン語の文法を学べる本書は、最初の一歩を踏み出すのに最適です。市場で買い物をしたり、公衆浴場に誘ったり、凱旋式や闘技場のイベントに行ったり、古代ローマの情景が音声付で蘇ります。キケローやウェルギリウスなどのラテン名言集も収録。

今日の配本[26/04/01]

中級タイ語総合読本[音声DL版]
タイの社会と文化を読む

斉藤スワニー、三上直光 著

25のテーマごとに長文テキストを読解。重要表現を把握し、会話テキストや練習問題により読解力・表現力を確実に身につけていきます。

アラビア語の入門[音声DL版]

本田孝一 著

アラビア語の会話と文法を交互にバランスよく学べる、ロングセラー入門書。音声の提供形式が変わり、「ダウンロード版」になりました。様々な場面を想定したスキットを通して会話表現に親しみましょう。また、アラビア文字の読み方・書き方から丁寧に始めて、基礎的なものにしぼった文法事項を豊富な例文で学んでいきます。さらに、アラブに関する文化的な情報も多数盛り込んでいるため、オールラウンドなアラビア語の知識を身につけられます。全スキット・全例文にカナルビ付き。

今日の配本[26/03/25]

税 起源・歴史・現在
なぜ払うのか? 誰の負担が重いのか?

スティーヴン・スミス 著/若林茂樹 訳

私たちの身の回りには、さまざまな税があり、生活費の支出のかなりの部分が税金だ。しかし、税がいつからはじまり、どのような試行錯誤と歴史的経緯を踏まえて、今日に至っているのかは知られていない。環境問題や貿易不均衡が大きな課題になるなか、税の未来には果たして何が待っているのか? 世界的権威が語り切った一冊!

今日の配本[26/03/24]

フラ語入門、わかりやすいにもホドがある![決定版](音声DL付)

清岡智比古 著

2003年の刊行以来、フラ語のムズカシさに心折れそうな多くの学習者たちの支持を集め、「伝説の参考書」とささやかれる『フラ語入門』も、気づけば累計19万部。その間も、悩める学習者たちの疑問や嘆きを教室で受けとめ続けた著者は、その経験すべてを注ぎ込んでさらなる「わかりやすさ」に果敢に挑んだ。その成果がこの「決定版」である。「ムズカシイこと抜きに」「楽しくなければフラ語じゃない」を合言葉に、さあ、あなたも、フラ語ワールドの最良の見取り図を手に入れよう。

小説の技巧

デイヴィッド・ロッジ 著/柴田元幸、斎藤兆史 訳

小説愛好家・作家志望者必読! ユリシーズをはじめ、サリンジャー、オースター、カズオ・イシグロ……古今の傑作を分析し、使える技法を伝授。

今日の配本[26/03/19]

シシィの肖像
皇妃エリーザベトをめぐる神話と実像

カール・ヴォツェルカ、ミヒャエラ・ヴォツェルカ 著/上村敏郎 訳

皇妃は率直に政治的見解を述べ、ハプスブルク家の過ちや弱点を容赦なく抉り出す詩を書き残していたのだ。そうした事実は、見る人が見たいものを見いだすスクリーンのような存在と化した「シシィ」を現実のほうへと引き戻し、鋭さと痛みを抱え、言葉で世界に抵抗しようとした生身の人間として立ち現われさせる。