今日の配本(25/01/14)

フラ語フレーズ集、こんなの言ってみたかった! (音声DL付)

清岡智比古、レナ・ジュンタ 著

累計17万部突破の『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』は、フラ語学習者のアナタなら、もうきっとごぞんじのはず。まもなく30万部に届く勢いの〈フラ語〉シリーズに、待望の会話編が加わりました。フラ語業界〈最強のふたり〉が厳選した「決めセリフ」105&使える表現400余りが、オール読みがな付きで! 付属の音声は、フラ語のみをコンパクトにまとめたショートver.と、日本語解説も含めて聞き流せるロングver.(たっぷり300分! 長っ!)の2種類。もうこれで決まり! 2色刷。

今日の配本(24/12/27)

サーミランドの宮沢賢治

管啓次郎、小島敬太 著

『銀河鉄道の夜』起筆100年となる今年2月、朗読劇『銀河鉄道の夜』の活動を東日本大震災後から続けてきた著者は、「北」へ憧れていた賢治の魂と言葉を、最北の地であるサーミランドに連れて行く旅を決行した。真冬には零下30度にもなる北極圏だ。本書は賢治の詩想を追い求めてきた二人が、北の果てで賢治と向き合った旅の記録である。

おだまり、ローズ
子爵夫人付きメイドの回想

ロジーナ・ハリソン 著/新井潤美 監修/新井雅代 訳

アスター子爵夫人は社交界の花形で英国初の女性下院議員、おまけにエキセントリック! 型破りな貴婦人に仕えた型破りなメイドの回想録。

今日の配本(24/12/26)

ドイツ=ロシアの世紀 1900-2022(上)

シュテファン・クロイツベルガー 著/伊豆田俊輔 訳

本書は二十~二十一世紀の世界史を、百年以上にわたる独露(ソ連)の関係を中心に論じた歴史書。一般的に二十世紀は「アメリカの世紀」として評価される。しかし、二十世紀の国際政治は独露(ソ連)の関係からも大きな影響を受けてきた。本書は、二十世紀を規定した革命や戦争やテロル、独裁と民主主義の経験、社会変動や国際協調の進展(ないしその失敗)を、独露(ソ連)を舞台に論じ、二十世紀を「ドイツ=ロシアの世紀」として描き出す。

今日の配本(24/12/19)

美しいをさがす旅にでよう[増補新版]

田中真知 著

かつて、エジプトの扇風機の羽は金色が主流だったという。黄金色に輝く羽から送られる風はどんな心地だったのだろうか。慣れない目にはやや刺激的に映るその家電の色合いは現地で長く生活する人にとっては当たりまえで、扇風機の羽はそうじゃなきゃと思われていたのかもしれない。この本は、こんな世界中の「ちがい」をさがしもとめ、私たちがなじんでいるものとは異なるカタチを楽しむための一冊。人はどんなときに美しいと感じ、なにを美しいと捉えてきたのか。また、時代や地域によってその基準は変わるものなのか。

平和の遺伝子
日本を衰退させる「空気」の正体

池田信夫 著

著者の「空気」をめぐる研究はコロナ禍を受けてさらに大きく展開していく。本書『平和の遺伝子』では、進化心理学や歴史学の最新動向を思い切って取り入れ、定住社会への移行に焦点を当てている。とりわけ縄文時代に注目し、そこに「国家に抗する社会」、日本型デモクラシーの原型を見出す。グローバル化の進展で定住社会に楔が打たれ、ユーラシア大陸を中心に勢力図が一変しつつある昨今、日本社会はどこに向かうのか? 『「空気」の構造』以来、十数年の思索の結論! 渾身の書き下ろし。

今日の配本(24/12/16)

中国語の入門[音声DL版]

山下輝彦 著

1984年に刊行、2016年に改訂された本書は、刊行以来40年、多くの方に使用されてきました。巷のやさしい入門書に比べ、だいぶ硬派な印象ですが、基本に忠実に、文法項目を一つずつ解説し、徐々に複雑な表現が身につくよう工夫されています。【厳選された例文+コンパクトな解説】というシンプルな構成は、文法を一通り学んだあとで知識を整理したい人にもおすすめ。各課のQRコードから音声を再生できるようになり、さらに使いやすくなりました。

今日の配本(24/11/28)

メアリ・シェリー
『フランケンシュタイン』から〈共感の共同体〉へ

シャーロット・ゴードン 著/小川公代 訳

女性作家として、あるいはシングルマザーとして直面した問題意識がいかに形成され、作品として結実したか、余すことなく論じた記念碑的名著。