魔法の石板
ジョルジュ・ペロスの方へ
堀江敏幸 著
パリを離れ、ブルターニュの漁師町に移住した孤高の詩人ジョルジュ・ぺロス(1923-78)。名声を嫌い、「私」を消し、孤独を渇望した彼は、敬愛するジャン・グルニエに接近しながらも離れていく生き方を選んだ。近年、再評価が進むぺロスの新資料をもとに全面的に加筆し、20年の時を経て鮮明によみがえるぺロスの声に呼吸をあわせ、73頁分の追記を加えた決定版。
堀江敏幸 著
パリを離れ、ブルターニュの漁師町に移住した孤高の詩人ジョルジュ・ぺロス(1923-78)。名声を嫌い、「私」を消し、孤独を渇望した彼は、敬愛するジャン・グルニエに接近しながらも離れていく生き方を選んだ。近年、再評価が進むぺロスの新資料をもとに全面的に加筆し、20年の時を経て鮮明によみがえるぺロスの声に呼吸をあわせ、73頁分の追記を加えた決定版。
井上浩一 著
ビザンツ帝国1000年の歴史を、政治の転換点に皇帝の妃となった、庶民から王女までの女性たちの人生を通して読む。旧版の8人にこのたび2人加え、4世紀末の古代ローマ帝国東西分裂から15世紀のコンスタンティノープル陥落、帝国滅亡まで、基本的におおよそ100年ごと合計10人で帝国の歴史を描き出すかたちとなった。
松本祐生子 著
戦中に870日以上の「包囲」を経験したレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)を主たる舞台とし、この街の労働者の身体、レニングラード防衛博物館、そして都市の祝典をとりあげながら、国家の公的な「歴史」からは取りこぼされてしまう人々の「大祖国戦争」に対する「応答」の痕跡を掬いとる試みである。
中澤英彦 著
ルーシ、コサックなど豊かな歴史を背景に持つヨーロッパの穀倉地帯の誇りある言語を、キリル文字と発音からていねいに学べる1冊。
岩崎務 著
人類史上初の国際語であり、現代においても西洋の文化の礎となっているラテン語。フランス語・イタリア語・スペイン語などはここから派生し、英語にも多大な影響を与えています。少し難しそうな印象もある言語ですが、日常的な会話文からラテン語の文法を学べる本書は、最初の一歩を踏み出すのに最適です。市場で買い物をしたり、公衆浴場に誘ったり、凱旋式や闘技場のイベントに行ったり、古代ローマの情景が音声付で蘇ります。キケローやウェルギリウスなどのラテン名言集も収録。
いま、あたしの勤務先ではX(旧Twitter)を使ったキャンペーンを行なっています。「思い出の1冊を教えてください」というキャンペーンで、「投稿してくれた方の中から抽選で、弊社HPで使えるギフト券をプレゼント」が贈られるというものです。
というわけで、あたしも想い出の一冊を挙げてみようかなと思いました。さて、何を挙げるべきか。いろいろ考えてみたのですが、やはりこれかな、と思った一冊は語学書です。
それが一枚目の画像、『中国語の入門』です。大学に入学し、第一外国語に選択したのが中国語でした。高校まで外国語は英語にしか触れてこなかったので、右も左もわからず、発音にしろ文法にしろ、日本語とも英語ともまるで異なるので、なかなか苦戦しました。
そこで何か参考書を買わないと、教科書と授業だけでは理解できないと思い、本屋へ探しに行ったのです。そこで見つけたのが本書です。
本屋には多くの参考書が並んでいました。とはいえ、当時は中国語のブームが始まったばかりで、現在ほどの種類はなく、選択肢も限られていました。そんな中、目に留まったのが本書です。
当時のあたしは、つい最近出たばかりの新刊だと思って購入したのですが、いまだに架蔵している本書の奥付を見ますと、刊行から二年もたっていたのですね。それでも、中国語参考書がまだ少なかった当時では新刊の初々しさを感じたものです。
本書は、中国語文法の基礎的なことが非常によくまとまっていて、コンパクトでもあり、当時のあたしには中国語学習の大切な助っ人でした。その後も学習が進むにつれ、参考書を何冊も買いましたが、初級者用に関して言えば、本書を超えるものはなかなか現われませんでした。あまりのお気に入りだったので、裏見返しに載っていた中国白地図を色塗りするくらいでした。それが三枚目の画像です。