今日の配本(25/05/14)

ニューエクスプレスプラス ジョージア語[音声DL版]

児島康宏 著

コーカサス山脈のふもと、黒海に臨む古来からの交通の要衝ジョージア。独特な文字も発音も、能格を持つ文法も、この一冊で学べます。

ニューエクスプレスプラス フィンランド語[音声DL版]

山川亜古 著

サウナ、オーロラ、北欧デザイン……魅力あふれる森と湖の国は、実は日本から一番近いヨーロッパ。サンタクロースに会いに行こう!

ニューエクスプレスプラス イギリス英語[音声DL版]

古家聡、アン・C・イハタ 著

豊かな自然と格調高い伝統文化――アメリカ英語とはひと味違う英国の香りと響きを楽しもう!

壮観ですね

またまた、勤務先の創業110周年フェアのご紹介です。本日は、三省堂書店成城店です。

同店は、先日の紀伊國屋書店横浜店とは異なり、こちらであらかじめ用意していたセットでのフェア展開です。多くのお店では、こういうラインナップでフェアが展開されているはずです。商品としおり、それにリーフレットも並んでいる、オーソドックスなフェアの様子です。

実はフェアのリーフレットで紹介している書籍はセットの書目なので、独自選書の書店の場合は、リーフレットで紹介されている書籍が並んでいないこともあります。そこだけご注意いただければと思います。

さて、三省堂書店成城店は文芸棚のエンド台でフェア開催中です。語学書から人文、文芸、芸術とあたしの勤務先のベスト&ロングセラーが勢揃い、こんな本を出してきた出版社なんだということが俯瞰できるラインナップになっています。

フェア、やってます

全国各地の書店で、と言えるほどの店舗数ではありませんが、この連休あたりから創業110周年フェアが始まっています。今月後半や来月開催の書店もあれば、具体的に日取りは未定ですが、夏や秋に開催予定の書店もあります。

そして写真は5月からスタートした紀伊國屋書店横浜店です。多少のスペースが確保できたので、こちらで作ったセットではなく、30数点を選書しました。隣が魔女と魔女狩りのフェアというのが、あたし的にはポイント高めです。

それにしても、今回のフェアは読者プレゼントがあり、その問い合せもいくつかありました。果たしてどの書店のフェアから当選者が出るのでしょうか。宝くじ売り場のように「この売り場から読者プレゼントの当選者が出ました」といったことをお店の方は語れたら面白いなあ、と思っています。

今日の配本(25/05/07)

はなと毎日パンダの 中国パンダ旅
~雅安・西安篇~

はな 文/高氏貴博 写真

日本を代表するパンダファンによるパンダ時々世界遺産のパンダマニア旅。シャンシャン・リーリー・シンシンと、飼育下で唯一の茶色いパンダに会いに行く。撮りおろしパンダ写真100点超収録!

今回は併売は無理です

角川新書で『天才作戦家マンシュタイン』がまもなく刊行されるそうです。マンシュタインに化する本というのはいくつか出ていると思いますが、また刊行されるということはそれだけ人気のある人物なのでしょう。

あるいは、マンシュタインにはそれだけ謎が多いということなのでしょうか。それほど昔の人ではありませんから、記録なども十分に残っていると思うのですが、ナチ崩壊の時に資料が破却されたのでしょうか。

そしてこの本は新書サイズのコンパクトなもので、日本人が書いたものですが、もちろん翻訳書もあります。まずは作品社『マンシュタイン元帥自伝』です。自伝ですから、それはそれで貴重な記録ではありますが、客観性に疑問が生じることもままあります。語られていることの真偽はきちんと見分けていかなければならないと思います。

さて、こんな新刊が出るわけですから、当然併売してもらいたい書籍がありまして、それが『ヒトラーの元帥 マンシュタイン』です。こちらは評伝になります。なんと全二巻、上下本です。

しかし残念ながら『ヒトラーの元帥 マンシュタイン』は現在品切れなのです。並べて欲しくても並べていただけません。残念ですが、こればかりは致し方ありませんね。この機会に復刊するということもありませんし……

ちなみにマンシュタインは1887年生まれ、1973年没ですので、今年が特にアニバーサリーというわけでもありません。復刊というのは何かしらきっかけがないと難しいですし、アニバーサリーだとしても日本でどれほども盛り上がるのか、予想も期待もできませんから。

2025年4月のご案内

2025年4月に送信した注文書をご案内いたします。

   

まずはいつもどおり「今月のおすすめ本」です。『新訳ベケット戯曲全集』が完結することなどもお伝えしています。続いては上演に向けてのオーデイションが始まったというだけで注文が伸び始めた『エンドゲーム』と『新しいエクスプロージョン』の二点。『エンドゲーム』は来年5月の上演だというのに既にオーディションが始まっているのですね。そして春の定番、語学辞典のご案内です。

  

続きましては映画「トワイライト・ウォリアーズ」の大ヒットを受けて『ニューエクスプレスプラス 広東語』に注文が殺到しています。映画の力、恐るべしです。そして本屋大賞が発表になり、ハン・ガン『別れを告げない』が翻訳小説部門の第二位となりましたので、改めてのご案内をしました。また新刊『ポピュリズムの仕掛人』の動きがよく、早々に重版が決まりましたので、こちらもご案内を送りました。

  

月の後半に入りまして、「今月のおすすめ本」の語学書篇です。春は重版も多いですね。そして、こちらも書評や紹介が続いて売行きが伸びている『厨房から見たロシア』、そしてこちらは5刷まで行っている『陽だまりの昭和』のご案内でした。

書店を回っていて見かけたものたち

ここ最近の書店回りで見かけたものを少々ご紹介します。

まずはアカデミア港北店。この書店は入ってすぐのところから何本か、新刊や注目書籍を並べた棚が並んでいます。文芸や人文、社会というジャンルごとに棚が並んでいます。

そんな棚の一つ、社会、政治ジャンルの書籍が並んでいる棚に、あたしの勤務先の刊行物を見つけましたので写真に収めました。こうして見ますと、多謝からも似たようなテーマ、近しいテーマの書籍がたくさん出ているものですね。とても参考になります。

続いては啓文堂書店仙川店。

ここでは創業110周年フェアが開催中です。今回のフェアのセットはそれほど大きなものではありませんので、これくらいのスペースでも開催可能です。と言うよりも、カなりゆったりと並べていただいております。ぎゅっとコンパクトにまとめてしまえば、更に小さなスペースでも開催可能ですが、あまり小さくしてしまうと、フェアをやっている感がなくなってしまうかも知れませんね。難しいところです。

他にも独自の選書だったり、もっとアイテム数を多くしたりした、オリジナルのフェアを開催している書店もあります。勤務先の公式SNSで随時発信していますので、是非ご覧ください。

今日の配本(25/04/30)

対訳 フランス語で読む「星の王子さま」

渋谷豊 編

心に残る名句の宝庫である『星の王子さま』は、子供から大人まで世界中で広く愛されています。20以上の邦訳が存在するほど多様な解釈が可能なこの作品から、特に印象的な53 の名場面を選りすぐりました。編者による丁寧な注、「読解のポイント」、また日本語訳を参考にしながら、原文の一語一語をじっくり味わいましょう。付属の音声は、53の名場面(約62分)に加え、さらに全文読破にチャレンジしたい学習者のために、作品全文(約105分)も収録。8ページのカラー挿絵付。