11月のご案内

12月も4日になってしまいましたが、先月11月にファクス送信した注文書をご案内します。

   

まずは毎月恒例「今月のおすすめ本」です。この月もたくさんの書評をいただきました。続いてはロングセラーになっている『フランス語っぽい日々』、じゃんぽーる西さんの新刊が出て、また勢いが増しました。

次に、12月の真珠湾攻撃を前に『パール・ハーバー』のご案内、そして「今月のおすすめ本・語学書篇」を久々に送信しました。

   

11月は瀬戸内寂聴さんの訃報が飛び込んできましたので、その評伝のご案内も送信しました。そして語学書の新刊が調子よく、重版が続いたので、それらもご案内しました。

12月はマンディアルグの没後30年になりますので、『城の中のイギリス人』『オートバイ』をご案内しました。そして『ゴールデンカムイ』の好影響で絶好調の『ニューエクスプレスプラス アイヌ語』もご案内しました。

   

重版が決まった『福祉国家』は、書店によっては「医療・福祉」のコーナーに置かれているところも多いようなので、「政治・社会」の棚への誘導も兼ねてご案内しました。そして12月の注目の新刊『ノブレス・オブリージュ』の事前のご案内も送信しました。

こちらもロングセラー、『ブックセラーズ・ダイアリー』のご案内、そして壷屋めりさんに帯のイラストを描いていただいた『芸術家列伝』のご案内で11月は終わりました。

無くならないうちに……

過日ご紹介していたのではないかという気もしますが、いや、まだだったかも知れませんが、なにはともあれ、ご紹介足します。

紀伊國屋書店新宿本店の4階、文芸書売り場で白水Uブックスの全点フェアが開催中です。

ご覧のように、在庫のあるUブックスが所狭しと棚に並んでいるさまは壮観です。ふだんから同店はUブックスならほぼ全点を在庫していましたが、こうして大きなスペースをとって展開するとまた格別です。

そして今回のフェアはちょっと特別です。

フェアでUブックスを購入いただくと、ご覧のような特製ブックカバーがプレゼントされます。と言うよりも特製ブックカバーを掛けてくれるのです。

白を基調としたUブックスですが、このカバーはもう少し落ち着いた感じに仕上がっています。あたしの第一印象はルイヴィトンです。紙で出来たブックカバーですが、遠目には革の財布かポーチのように見えなくもないデザインです。

どうです、欲しくなってきませんか?

渋く決まっている表面に対し、カバーの裏面はご覧のとおりです。

「紀伊國屋書店新宿店」と刻印されています。紀伊國屋書店のネットショップでも、紀伊國屋書店の他のお店でも手に入らない、ここでしかもらえないブックカバーです、たぶん。

コロナ禍で人の移動がなかなか思うに任せないところはありますが、もし東京に、新宿にいらっしゃることがありましたら、是非、紀伊國屋書店新宿本店まで足をお運びください。

ちなみに最初にも書きましたが、現在、同店の文芸書売り場は4階です。順次行なわれている耐震補強工事のため、かつての売り場構成とはガラッと変わってしまっているフロアがありますが、現在はこのように文芸書売り場が4階にありますので、お間違えないように!

ちなみに、在僅本も出せるだけ出品していますので、掘り出し物が見るかるかも知れません。また特製ブックカバーはなくなり次第、プレゼント終了となります。

ガイブン手帳2022

 毎年この時季になると本屋の店頭で見かける商品に『歴史手帳 2022年版』があります。これは吉川弘文館の商品ですが、似たようなものに『2022年版 山川歴史手帳』があります。どちらを選ぶかは個人の好みなのでしょう。

そして周囲を見回してみますと、『鉄道手帳』なんていうのもあります。

いわゆる、ただ単なる普通の手帳ではなく、こういうあるジャンルをフィーチャーした手帳もそれなりの需要があるようですね。カレンダー部分のレイアウトの好き嫌いはおくとして、やはりこういう手帳を買う人は、その付録の部分に興味津々なのでしょう。

で、あたしが思ったのは、《ガイブン手帳》《海外文学手帳》といった手帳はないものか、ということです。カレンダーの部分には、有名な文学者、作家などの誕生、死亡が載っていて、手帳を眺めながら「今日は某々の誕生日なのか」と思ったりできるわけです。

付録には、国内外の文学賞の簡単な一覧と紹介、ノーベル文学賞やピュリッツアー賞の受賞者リストなどが載っているようなイメージです。まあ、需要があるのかわかりませんが、本当に発売するのであれば、もっと付録を充実させないといけませんね。

今日の配本(21/11/29)

破綻の戦略
私のアフガニスタン現代史

髙橋博史 著

本書は、大学卒業後、ダリー語修得のためカーブル大学に留学して以降、一貫してアフガニスタンに関わり続けてきた元大使によるメモワール的なドキュメントである。現地にどっぷり浸かり、体験し、長年にわたって蓄積した知見をもとに書き下ろした。ジャーナリストによるルポや研究者による分析とは一線を画す、異色のノンフィクション。

スタートダッシュ!

実は刊行前から話題になっていました『とってもナチュラル ふだんのひとことフランス語』がようやく発売になりました。

で、アマゾンのフランス語学習書の「売れ筋ランキング」を見ましたら、ご覧のように堂々の第一位に輝いていました。この調子で、リアル書店でも売れてくれることを期待しています。

なお第二位も『フランスの小さくて温かな暮らし 365日』で、著者は同じトリコロル・パリさんです。しかし、この本はフランス語の学参でジャンルは合っているのでしょうか?

その下を見ますと、第四位、第六位、第七位、第八位にもあたしの勤務先の書籍がランクインしております。フランス語を売りにしている出版社なので、この結果は当たり前とは言いませんが、これからも維持していけるようにしたいものです。

関連書籍を少々ご紹介します、再び

昨日の朝日新聞の夕刊です。載っていなかった地域の方は、ゴメンナサイ。

「君が代」に関するものです。

かつて「君が代」が現行のものとは異なるものが存在したということは『初代「君が代」』という本のお陰で知っていましたが、それとはまた別のものなのでしょうか? 同書の内容紹介によると

明治2年7月22日。エジンバラ公アルフレッドが横浜港に到着し、新政府にとって初となる、国王接遇に準ずる「外国賓客の儀」の幕が切って落とされた。一行が宿舎となる浜御殿に到着すると、横浜に駐屯するイギリス陸軍第10連隊第1大隊軍楽隊によってイギリス国歌が、終わると続けて別の短い曲が演奏された。国歌として「君が代」が演奏された最初の出来事である。翌明治3年9月8日、薩摩藩軍楽伝習生30余名は、豪雨のなか、越中島の調練場にいた。そしてこの日は、薩摩、長州、土佐3藩の兵に対する天覧調練、いわゆる「観兵式」が行われ、そこで明治天皇の御前で、この「君が代」が演奏された。この曲は、どういういきさつで作られたものだったのか。そもそも「国歌」という概念すらなかった時代、新政府は誰に命じ、誰が形を整えていったのか。横浜、鹿児島、函館、上越……薩摩藩軍楽隊や通史から国歌誕生の謎を探る、力作歴史秘話。この初代「君が代」、現在は東京・京橋の警察博物館で聞くことができる。

とありますので、朝日の記事とはちょっと違うような気もしてきますし、そうなると「君が代」どれだけのバージョンがあったことになるのでしょう?

一日遅れですが……

昨日、11月24日は哲学者、スピノザの誕生日だったそうです。

岩波文庫のツイッターにそうありました。『エチカ』と『知性改善論』の画像と共につぶやかれていました。

というわけで、一日遅れですが、あたしも!

自宅の書架を漁ってみたら、もちろん岩波文庫の『エチカ』は所蔵していましたが、その他に『神学・政治論』、そして光文社古典新訳文庫版の『神学・政治論』なんかもありまして、入門書的なものとしては講談社現代新書『はじめてのスピノザ』も所蔵しておりました。

さらにダメ押し(?)として、文庫クセジュの『スピノザ入門』です。

関連書籍を少々ご紹介します

今朝の朝日新聞に、新宿中村屋の記事が載っていました。もちろん中村屋のボースに関することです。

となると『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』は外すことのできない一冊でしょう。また家族のことであるならば『父ボース 追憶のなかのアジアと日本』も併読されることをお薦めします。

ボースを助けた日本人ということなら、最近刊行された『頭山満 アジア主義者の実像』の中にもボースに関する記述がありました。

そして今朝の朝日新聞にはもう一件、あたしの勤務先に馴染み深い方の名前が載っていました。小倉孝誠さんです。

著書の欄にある『革命と反動の図像学』は、あたしの勤務先の刊行物です。

ちなみに、朝日新聞の記事はフランスの共和政に関する内容ですので、文庫クセジュの『第五共和制』などが参考になるのではないかと思います。

今日の配本(21/11/25)

とってもナチュラル
ふだんのひとことフランス語

トリコロル・パリ 著

「もしフランスに暮らしていたら」きっと耳にすることが多いフレーズばかりを集めました。意外と簡単な単語の組み合わせで、毎日の挨拶はもちろん、返事のバリエーション、「めんどくさい」「ハマってる」などのカジュアル表現、「おつかれさま」のような日本独特の決まり文句、「そろそろ行くね」「ちょっといい?」といった便利な表現、そしてSNSで気軽に使えるひとことを、たっぷり詰め込みました。

モンゴル語のしくみ《新版》

温品廉三 著

モンゴル語には日本語と同じように「てにをは」にあたるパーツがある。でも、違いもいっぱい。語学を楽しもう。音声無料ダウンロード 。

クロアチア語のしくみ《新版》

三谷惠子 著

クロアチア各都市を巡りながら言葉のしくみを解明する旅に出かけませんか? やっかいな変化や活用も、ガイドの二コラ君が楽しく解説!

バスク語のしくみ《新版》

吉田浩美 著

スペインとフランスにまたがりながら、どちらの国の言葉ともまったく異なるバスク語。いまだルーツが謎の言語に触れてみませんか。

ナチ・ドイツの終焉 1944-45

イアン・カーショー 著/宮下嶺夫 訳

本書は、第三帝国の最後の期間、1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件から、1945年5月8日の降伏までの約10カ月間を対象に、ナチ・ドイツは敗戦必至の戦況にもかかわらず、なぜ降伏せずに全面的に破壊されるまで戦い続けたのか、その理由を究明する歴史書だ。無名の人々の行動や発言、そのメンタリティー、埋もれていた小さな出来事にも光をあて、ナチ・ドイツ崩壊の凄絶な日々を、臨場感あふれる筆致で再現している。ナチズム研究の世界的権威による、学術性と物語性が融合した傑作巨編。