今日の配本(24/05/22)

わからない

岸本佐知子 著

リディア・デイヴィス、ルシア・ベルリンなど数々の名翻訳で知られる著者は、エッセイストとしても絶大な人気を誇る。本書はデビューエッセイ集『気になる部分』(白水社刊、2000年)以降に様々なメディアに寄稿した、単行本未収録の文章を集大成したものだ。

年表で読む哲学・思想小事典[新装版]

ドミニク・フォルシェー 著/菊地伸二 訳

インド哲学・中国哲学にも配慮しつつ、西洋哲学を、ビザンツ哲学およびイスラーム哲学とのダイナミックな影響関係の中で見直す試み。

今日の配本(24/05/08)

中級フランス語 時制の謎を解く[新装版]

井元秀剛 著

これほど複雑多岐にわたる時制をフランス語話者はどう使い分けているのか。英語や日本語と比較しつつ、時制のしくみを解き明かす。

中級フランス語 冠詞の謎を解く[新装版]

小田涼 著

冠詞は何のためにあるのか、フランス語話者はどう使い分けているのか。最初に習うのに最後まで難しい、冠詞の正体を解き明かす。

今日の配本(24/04/30)

小さくも重要ないくつもの場面

シルヴィー・ジェルマン 著/岩坂悦子 訳

父の再婚で新たに兄姉ができたリリ。一人が命を落とし家族を次々と悲劇が襲う。関係を模索する再構成家族の姿と秘密を詩的に描く。

スターリングラード(中)

ワシーリー・グロスマン 著/ロバート・チャンドラー、エリザベスチャンドラー 校訂/園部哲 訳

『人生と運命』の前編となる全3巻。チェーホフを思わせる詩情、人物と心理、情景の描写、戦争の現実が胸を打つ。文学史上の金字塔。

ほら話とほんとうの話、ほんの十ほど[新装版]

アラスター・グレイ 著/高橋和久 訳

静かな怒りと哀しみ、リアリズムとファンタジーが混淆した作風で現代スコットランド文学を代表する鬼才の短篇集。

今日の配本(24/04/19)

沈黙の山嶺(上)
第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト

ウェイド・デイヴィス 著/秋元由紀 訳

第一次大戦の余燼をまとい、エヴェレスト初登頂に賭けた若者たちの姿を描いた歴史大作。マロリー没後100年を記念して復刊。

沈黙の山嶺(下)
第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト

ウェイド・デイヴィス 著/秋元由紀 訳

第一次大戦の余燼をまとい、エヴェレスト初登頂に賭けた若者たちの姿を描いた歴史大作。マロリー没後100年を記念して復刊。

レーニンの墓(上)
ソ連帝国最期の日々

デイヴィッド・レムニック 著/三浦元博 訳

ソ連崩壊20年後、ゴルバチョフら当時の政治指導者、反体制派の人物多数に取材を重ね、帝国落日に至るまでの知られざる真実に迫る。

レーニンの墓(下)
ソ連帝国最期の日々

デイヴィッド・レムニック 著/三浦元博 訳

ソ連崩壊20年後、ゴルバチョフら当時の政治指導者、反体制派の人物多数に取材を重ね、帝国落日に至るまでの知られざる真実に迫る。

今日の配本(24/04/16)

1日5題文法ドリル つぶやきのドイツ語[増補新版]

筒井友弥 著

「先生! なんか単純で、ドイツ語の文法が全部わかるような問題集ないですか?」こんな学生の声から生まれた愉快なドイツ語問題集。ふと頭に浮かぶこと、目に映る景色や状況を、できる限り即興でドイツ語にするとどうなるか。キャンパスやカフェ、電車のなかや路上など、場所はどこでも構わない。大切なのは日々ドイツ語で考え続けること。ひとつのテーマは5日間で完成。天使のヒントや文法のおさらい付き。コンマの位置など、魅力的な設問をさらに増補。全54課。巻末付録作文あり。