今日の配本(25/08/22)

第七問

リチャード・フラナガン 著/渡辺佐智江 訳

終末的未来を描いた小説家、原爆開発の端緒を開いた物理学者、〈死の鉄路〉から生還した父と家族、流刑地だった国と人々の歴史を描く。

今日の配本(25/08/08)

ゲーテ「若きヴェルターの悩み」をドイツ語で読む[音声DL版]

林久博 監修

『若きヴェルターの悩み』は、ドイツの文豪ヨハン・ヴォルグガング・ゲーテの25歳の時の作品で、1787年に改訂版が刊行されました。青年ヴェルターが婚約者のいる女性シャルロッテに恋をし、その想いを綴った青春小説として現在でも広く読まれつづけています。今回の対訳では原書から58の場面を精選し、ドイツ語原文の語注や読解のポイントを添えてあります。

今日の配本(25/08/07)

ニューエクスプレスプラス エスペラント語[音声DL版]

安達信明 著

1887年にザメンホフ博士が、異なる文化や言語を橋渡しする「希望の言語」として発表した計画言語、エスペラント。名詞は皆-o、形容詞はすべて-aという語尾で表され、動詞の現在形活用語尾は必ず-asとなるなど、その文法規則には例外なし! だから誰にとっても学びやすい。

ニューエクスプレスプラス イタリア語[音声DL版]

入江たまよ 著

ローマ、ミラノ、フィレンツェ…歴史遺産、美術、ファッション、料理と私たちを魅了してやまないイタリアの街角で話してみませんか。

ニューエクスプレスプラス タイ語[音声DL版]

水野潔 著

豊かな文化や観光地に、おいしい料理。近年ますます身近になっているタイに、ことばからさらに近づいてみませんか。魅力的な文字を書くところから、やさしく入門します。

今日の配本(25/08/06)

スペイン語検定5級・6級単語集[音声DL版]

青砥清一 著

スペイン語技能検定によく出る1650の単語と表現を、例文から効率よく覚えましょう。同義語・反意語・派生語・関連語も載っていて、語彙がどんどん広がります。文法のメモや動詞の活用など役立つ情報も掲載。

今日の配本(25/07/31)

子どもがほしい!

セルゲイ・トレチヤコフ 著/伊藤愉 訳

メイエルホリドがリシツキーの舞台装置で演出を企て、盟友ブレヒトもまたドイツで上演を望んだ、共産主義社会にあるべき「家族」像を議論する演劇史上の問題作! 投げ込み附録エッセイ=桑野隆。

今日の配本(25/07/29)

1619年プロジェクト(下)
アメリカの黒人差別の歴史

ニコール・ハナ=ジョーンズ 著/森本奈理 訳

一七七六年のアメリカ建国史を黒人奴隷制と差別の視点から捉え直し、最初のアフリカ系黒人奴隷が到着した「一六一九年がアメリカの真の始まり」と位置づけ、学者・詩人・作家・ジャーナリストによる、多様なテーマ(人種、政治から音楽、正義まで)の十八本の論文・詩・短篇を編んだ歴史書。

今日の配本(25/07/28)

フランス文法集成[新装版]

朝倉季雄 著/木下光一 校閲

〈朝倉文法〉(『新フランス文法事典』)を補完すべく編まれた名著三部作(「文法覚え書」「文法ノート」「文法メモ」)をまとめた、待望の書。

ファシストたちの肖像
社会的〈力〉と近代の危機

マイケル・マン 著/横田正顕 訳

イタリア・ドイツ・オーストリア・ハンガリー・ルーマニア・スペインを網羅した、比較ファシズム論の金字塔の待望の翻訳。

生きることでなぜ、たましいの傷が癒されるのか
紛争地ルワンダに暮らす人びとの民族誌

大竹裕子 著

草の根の人びとにとって紛争による苦しみとは何であり、紛争からの回復とは何を意味するのか。医療人類学から分析したエスノグラフィ。

今日の配本(25/07/25)

初級ロシア語20課[音声DL版]

桑野隆 著

自習書としてだけでなく、全国の大学の教科書としても長年選ばれ続けてきた、ロングセラーロシア語入門書。音声の提供形式が「音声ダウンロード」に一本化されました。「初歩」の枠を絞り込み、実践的な会話、初級において必要十分な文法事項をコンパクトにまとめた一冊。2課ごとの練習問題は理解度を確認するのに最適。20課分の「会話+文法」をこなすことで、ロシア語の文字・発音と文法の特徴を捉え、日常生活の平易なロシア語を理解できるようになりましょう。

リベラリズムの捕食者
AI帝国で自由はどのように貪られるのか

ジュリアーノ・ダ・エンポリ 著/林昌宏 訳

〈捕食者(プレデター)の時代の到来だ。今後、世界各地では、解決すべきことはすべて火と剣によって解決される。〉(本書「はじめに」より)
国連総会から、砂漠のダボス会議、AI帝国の布教セミナーまで……権力闘争の最前線は、「捕食者の時代」に突入した!

孤独と人生
幸福について

ショーペンハウアー 著/金森誠也 訳

生を苦ととらえ、苦からの解脱を説くショーペンハウアー。東洋思想に通底するそのペシミズムより湧出した、幸福論。

今日の配本(25/07/23)

日活向島撮影所

井上秀樹 著

浅草から見て隅田川の対岸の上流、白鬚橋の東詰、巨大な団地沿いに建つ桜堤中学の校庭脇には「近代映画スタジオ発祥の地」なる小さな案内板があり、かつて東洋一のグラス・ステージを誇る撮影所があったと記されている。大正二(一九一三)年、創業翌年の日活が、夢野久作の父である当時の政界の黒幕、杉山茂丸の土地を買い入れて建設したもので、「キネマの天地」で知られる松竹の蒲田撮影所より七年先んじていた。