今日の配本[26/01/28]

戦後文化外交の歴史
特殊法人国際交流基金一九七二-二〇〇三

小川忠、坂戸勝、嶋根智章 編著

トランプ政権の秩序破壊がすさまじい。国際法秩序の軽視、国連機関からの離脱、USAID廃止等、国境を越える連携から顔を背け、自ら戦後国際秩序のリーダー役を退こうとしている。危機の時代の処方箋は歴史にある。戦後初めて米国が国際秩序に背を向け「もはや世界の警察官ではない」と語ったのはニクソン政権だった。その危機のさなか日本政府によって創設されたのが特殊法人国際交流基金だった。

100語でわかるフロイト

ジャック・アンドレ 著/堀川聡司、河野一紀 訳

精神分析が最も発展した国の一つであるフランスでは、フロイト思想は英米圏とは異なる視座から独自の解釈と議論が積み重ねられてきた。本書は、そうしたフランス精神分析の立場から、フロイトを理解するための重要な概念を100語に厳選し、それぞれを手がかりに思想の全体像を描き出している点が大きな特徴である。

今日の配本[25/01/19]

クワイエットルームにようこそ The Musical

松尾スズキ 著

目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。女子専用の閉鎖病棟のなか、ショーアップするしかない悲惨を歌い上げる! 異色ミュージカル台本。

「ふらんす」100年の回想
1925-2025

倉方健作 編著

当初は『ラ・スムーズ』(種まく女)の誌名で1925年に誕生した『ふらんす』は2025年に創刊100周年を迎えた。本書は、創刊号から近年までの記事を精選し、この雑誌の足跡をたどろうと試みたものである。日本とフランスとの関わりを知るうえで貴重な資料であり、また読み物としての魅力にもあふれている。

今日の配本[26/01/08]

ニューエクスプレスプラス オランダ語[音声DL版]

川村三喜男、佐藤弘幸 著

街を流れる運河と水車が美しい国のことば。オランダとベルギー北部(フランドル)の公用語。芸術やスポーツ、ビール、食べ物など魅力あふれる街角で、Dag!「こんにちは!」。

ニューエクスプレスプラス 現代ヘブライ語[音声DL版]

山田恵子 著

現代ヘブライ語は、古典ヘブライ語から復活を遂げ、19世紀にユダヤ人の国作り運動「シオニズム」の台頭とともに日常語として再生された言語です。イスラエルの公用語で、アラビア語と同じセム語族。イスラエル文化とユダヤの古典への入り口であると同時に、広い中東地域の言語文化の世界に連なっているとも言えます。

ニューエクスプレスプラス ペルシア語[音声DL版]

浜畑祐子 著

古くから豊かな詩の文化を育んできたペルシア語は、現在イラン、アフガニスタン、タジキスタンを中心に広く話されています。7世紀半ばからのイスラーム帝国支配によりアラビア文字が採用され、借用語も多く見られますが、アラビア語とはまったく異なる系統の言語です。

今日の配本(25/12/25)

スパイたちの百年戦争(下)
東西の熾烈な諜報活動

カルダー・ウォルトン 著/松島芳彦 訳

ロシア革命から第二次大戦、冷戦、ソ連崩壊、新冷戦、ウクライナ戦争、ロシア・中国の策謀まで逸話満載、「陰の戦争」の攻防を追う。

アジア・トイレ紀行

山田七絵、内藤寛子 編

トイレが社会を映し出す! トイレから文化を理解する! トイレをめぐるカルチャー・ショックを綴るユニークなエッセイ。図版多数。

異邦人

クラウディア・ドゥラスタンティ 著/栗原俊秀 訳

聾者の母に捧げられた、「ある家族の会話」の軌跡。米・伊・英と移住する異才による、従来の「移民文学」とは一線を画す長篇。

今日の配本(25/12/22)

兵士の帰還

レベッカ・ウェスト 著/鈴木孫和、小山太一 訳

戦場で記憶を失った男をめぐる三人の女性の心理劇。ケアの視点からも再評価される英国モダニズム小説。併録「終わらない結婚生活」。

方法叙説

デカルト 著/三宅徳嘉、小池健男 訳

「私は考えている、だから私は有る」――すべての近代思想はここから始まった。解説=養老孟司

今日の配本(25/12/18)

フィリピノ語練習問題集

下平英輝 著

フィリピンでは街のそこかしこで、とても魅力的なフィリピノ語が話されています。この本では、その文法を順序立てて学ぶことができます。見開きの解説と練習問題をゆっくり解きながら、フィリピノ語の世界を堪能してください。本書掲載の例文や会話文はどれもすぐに使える、いきいきとした表現ばかりです。途中途中の「まとめ」ではそれまでの学習事項の確認が可能です。最後の66課は味わい深い読み物を用意。巻末単語リスト掲載。フィリピンのことをもっと知りたくなる一冊。

マテニ10号(上)

黄晳暎 著/姜信子、趙倫子 訳

韓国現代文学の重鎮であり、毎年ノーベル文学賞候補にあがるほど世界的評価の高い著者が、構想から執筆まで 30 年をかけた集大成となる長篇小説。2024年国際ブッカー賞最終候補作となり、世界中から注目を集めた。世界22か国語で刊行が決まっている 。

マテニ10号(下)

黄晳暎 著/姜信子、趙倫子 訳

本書の構想は、著者が1989年に北朝鮮を訪れた際、かつて鉄道機関士として大陸を行き来していた老人に出会い、話を聞いたことから始まった。近代の到来、そして日本による植民地支配の象徴であった鉄道。本書は、闘う産業労働者たちと鉄道員一家四代の、朝鮮半島における百年の物語である。

今日の配本(25/12/15)

オスマン帝国の崩壊
中東における第一次世界大戦

ユージン・ローガン 著/白須英子 訳

欧州側の史料のみならずトルコ語、アラビア語の文献を渉猟し、斯界の権威が中東混迷の遠因となった大戦と戦後処理の過程を描いた大作。