通信環境とミステリー

このところケータイ各社がスターリンク(Starlink)を盛んに宣伝していますね。衛星を使って通信をするので、絶海の孤島だろうと人跡未踏の山奥だろうと空が見えていればケータイが使えるということだそうです。

そうなると、ミステリーやホラー作品などで「ケータイが通じない」「電波が届かない」という設定は通用しなくなります。空が見えていることが肝心なので、洞窟の中とか地下に入ってしまったらアウトでしょうが、少なくとも「ケータイが使えない」という部分がクリアされると、作品作りにもそれ相応の影響が出て来るのではないかと思います。

さて、話は変わってわが家の藤盆栽ですが、昨日9日の状態です。たぶんこれで満開です。写真から伝わるのかわかりませんが、実物を目にすると、かなり房が重そうに見えます。実際の重さを量ったわけではありませんが、見た目にはそのように見えます。そして歌舞伎の藤娘を思い出します。

また普段は室内に置いていますが、藤の花がこれほど香るものだとは知りませんでした。少し側に寄っただけでかなり強い香りを感じます。藤ってこんな匂いなんだと新鮮な驚きとともに、イメージしていたものとはちょっと異なりました。

満開になった藤の花は既に散り始めています。早いものです。花の命は短くて、とは桜のことを言っているのだと思いますが、藤の花も意外と鑑賞できる時間が短いものだと感じます。

ただ、これだけ花が付いているので、すべてが散ってしまうまでに何日くらいかかるのか、それはそれでちょっと興味深いものです。また花が散った後の手入れをきちんとして、来年もまたきれいな藤の花を咲かせられるよう世話をしていきたいと思います。

話はやや最初に戻って文学作品。文学作品を手掛かりとした謎解きドラマ「月夜行路」を毎週楽しく視聴しています。波瑠ちゃんがかわいくて、美しいです。文学の豆知識ネタは好きな人には肩透かしレベルかもしれませんが、そこまで詳しくない人には十二分に楽しめるものだと思います。

そんなドラマの前回放送で、行方がわからなくなってしまったルナ(波瑠)を心配する涼子(麻生久美子)に対し田村氏が「縁がある人とは必ず再会できる」というようなニュアンスのことを言っていました。あたしもこの考え方、意見には同意します。ただ、あたしの場合はむしろ「この人とはもう会うことはないだろうなあ」という気持ちの方が勝ってしまいますが。

なので、あたしにとって「一期一会」とは「もうこれっきり会うことはないのだから、適当に流しておけばよい」という意味になります。