すぐに読むのか、いずれ読むのか、それはわかりませんが、備忘録代わりに買った本を登録していきます。なので、感想は聞かないでください(汗)。
最近買った本
最近買った本のリスト
幸福なモスクワ


幸福なモスクワ
アンドレイ・プラトーノフ 著/池田嘉郎 訳
プラトーノフが一九三三年から三六年にかけて執筆した長篇『幸福なモスクワ』。この「モスクワ」とは、当時、スターリン体制下で社会主義国家の首都として変貌を遂げつつあった都市モスクワと、そこから名前をとった主人公モスクワ・チェスノワをあらわす。彼女は、革命とともに育った孤児であり、美しいパラシュート士へと成長していく。来たるべき共産主義=都市モスクワを具現化するような、大胆で華やかな女性として活躍するモスクワ・チェスノワだが、思わぬアクシデントによってその嘱望された前途は絶たれる。だが、彼女の新たな人生と物語とが始まるのはむしろそこからだ。
ルネ・ジラール


ルネ・ジラール
クリスティーヌ・オルスィニ 著/末永絵里子 訳
本書は、ルネ・ジラールが練り上げた思想を辿り、その展開の必然性を説く。セルバンテス、フローベール、スタンダール、プルースト、ドストエフスキーらの作品に、欲望の三角形を見てとる「欲望論」、ギリシア悲劇やシェイクスピアの作品などから、贄のメカニズムや身代わりの犠牲者を解く「供犠論」、そして贄のメカニズムに終止符を打ち、模倣全体のメカニズムを暴きだす「聖書論」。23歳でアメリカに渡り、文学教師として大学を転々としながらも独自の思想を展開した暴力と宗教的なものの人類学者に迫る。
ダライ・ラマ六世恋愛詩集


ダライ・ラマ六世恋愛詩集
今枝由郎、海老原志穂 訳
ダライ・ラマ6世(1683-1706)ツァンヤン・ギャンツォは、ダライ・ラマの化身とされながら、自ら還俗して、恋に明け暮れ詩を詠う若者となった。23歳で数奇な生涯を終える。彼の残した六音節四行のリズム感溢れる詩は、今もチベットの人々に広く愛唱され親しまれている。慕情、逢瀬、再会の誓い…、様々な恋愛詩から100篇を精選した。
終わりのない日々


終わりのない日々
セバスチャン・バリー 著/木原善彦 訳
アイルランドの巨匠によるコスタ賞受賞作品。西部劇を彷彿とさせる銃撃戦、先住民の少女と育む絆、はらはらする脱走劇、胸に迫る埋葬場面などが、勇敢な兵士でありながら女としてのアイデンティティーに目覚めたトマスによって、生き生きと語られる。カズオ・イシグロは、「一言一句にいたるまでこれほど魅力的な一人称の語りには数年来出会ったことがない」と、本書に賛辞を寄せている。個性的な〈声〉の力強さと詩的な響きに満ちた、「西部小説」再興を示す傑作長篇。