最近買った本

すぐに読むのか、いずれ読むのか、それはわかりませんが、備忘録代わりに買った本を登録していきます。なので、感想は聞かないでください(汗)。

最近買った本のリスト

運命論者ジャックとその主人[新装版]

運命論者ジャックとその主人[新装版]

ドニ・ディドロ 著/王寺賢太、田口卓臣 訳

ラブレー、セルバンテス、スターンといったヨーロッパ文学の異形の系譜につらなり、シュレーゲルらドイツ・ロマン派の思考を刺激した後、現代においても『ブーローニュの森の貴婦人たち』のブレッソン、『ジャックとその主人』のクンデラといった芸術家たちを魅了しつづけてきた、ディドロ最晩年の傑作。フランス十八世紀小説の白眉が、新たな訳でよみがえる。

2022年4月20日

ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか

ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略
世界はどう変わるのか

遠藤誉 著

習近平はプーチンのウクライナ軍事侵攻には反対だ。なぜなら攻撃の口実がウクライナにいる少数民族(ロシア人)の虐待で、その独立を認めたからだ。これは中国のウイグルなどの少数民族の独立を認めることに相当し賛同できない。しかしアメリカから制裁を受けている国同士として経済的には協力していく。これを筆者は【軍冷経熱】という言葉で表している。ロシアが豊富なエネルギー資源を持っていることも【経熱】の理由だ。ロシアがSWIFT制裁を受けていることをチャンスと捉え、習近平は人民元による脱ドル経済圏を形成しようとしている。中国はEUともウクライナとも仲良くしていたい。一方、ウクライナは本来、中立を目指していた。それを崩したのは2009年当時のバイデン副大統領だ。「ウクライナがNATOに加盟すれば、アメリカは強くウクライナを支持する」と甘い罠をしかけ、一方では狂気のプーチンに「ウクライナが戦争になっても米軍は介入しない」と告げて、軍事攻撃に誘い込んだ。第二次世界大戦以降のアメリカの戦争ビジネスの正体を正視しない限り、人類は永遠に戦争から逃れることはできない。

2022年4月19日

郊外のフェアリーテール キャサリン・マンスフィールド短篇集

郊外のフェアリーテール
キャサリン・マンスフィールド短篇集

キャサリン・マンスフィールド 著/西崎憲 編訳

ニュージーランドに生まれたマンスフィールドは、ヨーロッパに暮らす人々の優雅な幸福を活写する。同時に日常の翳に見え隠れする、死、階級差、裏切り、別離なども、彼女の眼は射抜いていく。小さなお菓子のような短篇には、毒や皮肉も混ざっていて、人間社会の普遍を描く。

2022年4月15日

編集者とタブレット

編集者とタブレット

ポール・フルネル 著/高橋啓 訳

原稿の束をかかえて帰る週末はもう終わった。タブレットにはいった原稿をもって家に帰るのだ。美味しいビストロで著者とランチをとりながらの打ち合わせももう終わりだ。ワインよりビールかコーラの若者中心で、店で打ち合わせをするとしてもスシ・レストランといった選択。古きよき時代の編集者ロベール・デュボワの進む道は ? 変わりゆく出版界をひょうひょうと描いた、シニカルで軽やかな傑作。

2022年4月13日