後漢書 列伝[六]
范曄 著/李賢 注/渡邉義浩 訳
大好評「後漢書」シリーズ第10巻は「列伝」の6巻目。後漢末期の臣下には、曹操を評価し、共に乱世を駆け抜け、抵抗して殺された人物も多く含まれる。
落合淳思 著
中国文明は、現代まで存続する唯一の一次文明である。秦の始皇帝によって統一され、2000年以上の歴史を紡いだ中華帝国の前史には、人口数百万の国を支えるために、古代人たちが生み出した様々な「発明」があった。
長くのびた盆地ジョン・スタインベック 著/青山南 訳
作家が生まれ育ったカリフォルニア州のサリーナス盆地を主に舞台とした短篇集。名品と名高い「マム(西洋菊)」「朝めし」「殺人」や、牧場で馬とともに暮らす少年の成長を描く「赤いポニー」など、全一三篇、刊行時の完全な形で蘇る。
おがたちえ 著
50歳を迎え、ひとり息子も成人。仕事・家事・育児のお母さん業で大忙しだった日々が少し落ち着いた頃、ふと思い出した長年の夢。それは、大好きな台湾でひとり暮らしをしてみること! 25年通い続ける台湾は魅力がいっぱい。安くておいしいごはんに、居心地のいい素敵なカフェ、自由で明るい現地の人々との交流。憧れの台湾で暮らすとしたら、どんな生活になるのだろう? 未来の居場所を見つけるべく、台湾4都市を巡って、ひとり暮らしを体験してみた!
馬伯庸 著/池田智恵 訳/立原透耶 監訳
長安の下級官吏・李善徳に大出世のチャンスが舞い込んだ。近々おこなわれる楊貴妃の誕生を祝う宴に合わせて、妃の大好物であるライチの蜜漬(荔枝煎)を調達し、長安の王宮に届ければよいだけ。簡単なプロジェクトだ。だが命令を受託した李は、おそるべき事実に気づく。
ミケーネ文明周藤芳幸 著
紀元前17-前12世紀にギリシアの地で栄え、数々の個性的な土器や巨大な建造物を残して消え去った、謎多きミケーネ文明。ギリシア語の文字体系を持ちながら、なぜ一人の王の名も記さなかったのか。最新の考古学的知見にもとづき、周辺地域との関係、後世の記憶の伝承も含め、失われた地中海世界の姿を鮮やかに描きだす。
彼女たちの「戦後」山本昭宏 著
戦後日本を女性たちはどのように生きたのか。黒柳徹子、土井たか子、田辺聖子、吉永小百合など、男性優位の社会に多くの女性たちの声を媒介し、支配的な価値観に風穴をあけてきた一二人の女性たち。日々紡がれた〈文化としての民主主義〉の諸相を描き、男性中心の戦後史の語りを読みかえる。雑誌『世界』の連載に大幅加筆。