ヨーロッパ史 拡大と統合の力学

ヨーロッパ史
拡大と統合の力学

大月康弘 著

世界暦と黙示的文学が終末意識を突き動かすとき、ヨーロッパの歴史は大きく躍動した。古代末期に源流をもつ地中海=ヨーロッパの歴史を、人びとを駆動し「近代」をも産み落とした〈力〉の真相とともに探究する。「世界」を拡大し、統合した〈力〉とは何か。ナショナリズムと国民国家を超えた、汎ヨーロッパ世界展望の旅。

2024年2月25日

「差別」のしくみ

「差別」のしくみ

木村草太 著

「差別は許されない」ことには、ほとんどの人が賛同し、法律家の間でも、差別は禁止すべきものとされる。しかし一方で、その定義は難しく、法学界でも「差別」の語が「区別」と同義に使われることもしばしば。差別なき平等な社会を構築するために、「差別」をどのように正しく定義すればいいのか。

2024年2月25日

独裁者の学校

独裁者の学校

エーリヒ・ケストナー 著/酒寄進一 訳

「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」 暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は…。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。

2024年2月24日

パラサイト難婚社会

パラサイト難婚社会

山田昌弘 著

結婚した3組に1組が離婚し、60歳の3分の1がパートナーを持たず、男性の生涯未婚率が3割に届こうとする日本。経済停滞、非正規雇用社会の闇が描く、「難婚社会」の正体と課題を徹底的に問う!

2024年2月24日

台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ

台湾有事と日本の危機
習近平の「新型統一戦争」シナリオ

峯村健司 著

台湾有事の焦点は、アメリカ大統領選挙にある。「第2次トランプ政権」が中国に対して強硬になっても緊張緩和に向かっても、台湾をめぐる現状は崩れ、日本は厳しい情勢に追い込まれる。2024年の「選挙イヤー」は、国際秩序を激変させるだろう。中でも第二次世界大戦後、80年近くにわたり奇跡的に平和を享受してきた日本が、最大の被害国になりかねない。その最大の引き金が、台湾有事なのだ。一切の楽観を排し、軍事マニアの戦争ゲームとも一線を画した、徹頭徹尾「習近平の目線」による驚異のシミュレーション。

2024年2月24日

日本語の秘密

日本語の秘密

川原繁人 著

気鋭の言語学者が「ことばの達人」に出会ったら――。思わず誰かに話したくなる、日本語の魅力とことばの楽しみ方が満載の対談集!

2024年2月24日

ジェンダー史10講

ジェンダー史10講

姫岡とし子 著

暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は、女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって、根本的に見直されている。史学史を振り返りつつ、家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを論じる、総合的入門書。

2024年2月23日

図解 諸子百家の思想

図解 諸子百家の思想

浅野裕一 著

中国思想が黄金期をむかえた春秋・戦国時代。すぐれた思想家たちが思索を重ね、学派をつくり、互いに論争して理論を磨き上げた。人はいかに生きるべきか。社会や国家はどのようにあるべきか。人間とは、世界とは、論理とはいったい何であるのか――。 儒家、墨家、道家、兵家、法家から、名家、陰陽家まで。絶え間ない戦乱と侵略の時代が生んだ百花繚乱の思想を、第一人者が明快な図解とともに読み解く。現代日本人のための中国思想入門。

2024年2月23日

西遊記 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

西遊記
ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

武田雅哉 編

映画やドラマでおなじみの『西遊記』。天竺へ経典を取りに行く玄奘三蔵の旅を題材に、お供の孫悟空・猪八戒・沙悟浄と、それを邪魔する妖怪たちを描く摩訶不思議な物語は、今も老若男女に愛されている。児童文学の印象も強いが、不老不死の食物、女妖怪による罠、聖者への皮肉など、登場人物の欲望や規範にとらわれない痛快さが、その見所でもある。全百回のあらすじと、詩のリズムまで味わえる現代語訳、解説とコラムを収録。

2024年2月23日