2008年12月11日

見本が続く......

今週は、実は月曜日から今日まで毎日見本出しでした。

さすがに4日も続くと、いい加減、刊行予定日をまとめてくださいよ、と思います。あんまり集中しても、書店ですぐ返品になりそうなので、多少はばらける方がよいのはわかりますが、しかし4日連続というのは、まとめて出る(出す)のとほとんど変わりないような気もします。

ここまで4日続いたと言うことは、来週4日続きで本が書店に回るということですが、まあ、いろいろバラエティに富んだ本たちなので、是非とも売れて欲しいものです。

ここへ来て、書評が続いたりして、やや高額な本の割には注文があがっているので、あたし的には(会社的にも?)嬉しいところなんですが......


ところで、「見本出し」と言っても、出版業界の人でないと何のことかわかりませんよね?

本というのは、印刷・製本されて見本が作られます。見本と言っても製品と全く同じもので特に違いがあるわけではなく、実際の発売よりも数日早く出来上がってくる分を慣習的に「見本」と読んでいるのです。

この見本を取次会社へ持って行きます。取次会社とはいわゆる問屋さんのことで、いろいろな出版社から出された本を集めて、それを全国の本屋さんへ配達する役割を担っています。(これくらいは誰でも知っていることか?)

取次へ持って行くのは、出版社によって異なるのかもしれませんが、あたしの勤務先の場合は刊行予定の4日前です。見本を持って行ったら、窓口でどの本を何冊その取次会社へ納めるかの交渉をします。それが見本出しです。

翌々日に、納品する本の冊数が正式に決まり、その翌々日に(つまり見本出しから4日後に)製本会社から取次会社へ実際に本が納品されます。

あたしの勤務先では、本は「発売日」とは言わず「取次搬入日」という言い方をします。取次へ納品されて、都内の書店であれば翌日か翌々日、地方になると2、3日のうちには届くのではないかと思います。それが実際に店頭に本が並ぶ日で、同じ本でも本屋さんによって並ぶ日(読者から見れば発売日ってことになるのでしょうか?)が数日ずれますが、上記のような事情です。

読んだ感想を書く